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授業情報/Class Information

2025/02/19 現在

詳細情報へ    授業計画へ << 最終更新日: 2024年12月26日  >>

基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
【R4カリキュラム】 授業コード
/Course Code
22313019
授業科目名
/Course Name
急性期看護論 時間数
/Time
45時間
単位数
/Credits
2 必修・選択
/Subject Choice Type
必修
履修年次
/Year
3年 科目区分
/Course Group
専門科目
対象学生
/Target
看護学科
科目責任者
/Responsible Person
大江 佳織 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
講義・演習:林諒子、近藤智恵、角友起、★山本圭一、★住本岳人、★大槻勝明、
      ★田邉かおり
OSCE:看護学科全教員 
開講学期および日時について
の備考
/Notes

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period
前期 火曜日 1
前期 火曜日 2

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詳細情報/Detailed Information

授業の概要 急性期にある人とその家族に対する看護を理解するために、総論では急性期にある人の特徴、疾病や治療、クリティカルケア、周手術期看護について学習する。各論では、急性期にある人とその家族に対する看護の展開と看護実践をするために必要な専門的知識と技術を修得する。さらに急性期医療にかかわる医療チームメンバーそれぞれの役割と連携について学習する。
授業のキーワード 下記授業計画の【 】を参照
授業の目的 急性期および急性期看護の概念とその特徴について学習できる。
授業の到達目標 1  急性期および急性期看護の概念とその特徴を説明できる。
2  急性期にある人の身体的特徴、検査、治療を説明できる。
3  急性期にある人と家族の心理的社会的特徴を説明できる。
4  周手術期における人の特徴と看護の役割について説明できる。
5  術後のリハビリテーションと継続看護について説明できる。
6  手術・麻酔による生体反応・合併症の発症と予防について説明できる。
7  周手術期にある人の特徴をふまえ、手術を受ける人の看護過程を展開できる。
8  上記事例の看護実践の一部をロ-ルプレイにより実施できる。
9  クリティカルケア看護を展開する場(集中治療室を中心として)と看護の役割を説明できる。
10 クリティカルな状態にある人の生理的反応を理解し、全身管理に必要なアセスメントの視点を説明できる。
11 救命救急処置を展開する基本的技術を実践できる。
12 急性期の医療チームメンバーのそれぞれの役割について説明できる。
13 急性期におけるターミナルステージと家族の心理状況を理解し、グリーフケアについて説明できる。
14 急性期看護における倫理的課題について説明できる。
15 ライフサイクルに応じた急性期看護の特徴を理解できる。
16 実習で用いる看護技術を、対象者の個別性や施設環境の特徴を反映したかたちで、模擬患者等に対して実施できる。
授業時間外の学習に関する事項 個人およびグループワークにより取り組む課題を提示します。
「急性期看護論 」演習書参照。
教科書 1)茨城県立医療大学「急性期看護論」演習書
2)林直子・佐藤まゆみ編:成人看護学 急性期看護Ⅰ 概論・周手術期看護改定第4版、南江堂、2023.
参考文献・その他資料 1)北島 政樹・江川 幸二編. 臨床外科看護学各論.第10版、医学書院、2023
2)竹内登美子監修:周手術期看護1(第3版、2019)、周手術期看護2(第3版、2019)、周手術期看護3(第3版、2019)、周手術期看護4(第2版、2015)、周手術期看護5(第2版、2014)、医歯薬出版
3)佐藤まゆみ・林直子編:成人看護学 急性期看護Ⅱ 救急看護・クリティカルケア改定第4版、南江堂、2023.
4)山勢博彰・山勢善江ほか:救急看護学(系統看護学講座)第7版、医学書院、2024
5)中村美知子監修:周手術期看護 安全・安楽な看護の実践改定第2版、インターメディカ、2022
成績評価方法 筆記試験、課題レポート、演習・技術や授業への参加度、OSCE等により総合的に評価する。
【再受験の取扱:講義部分のみ有、出席時間数要件:4/5以上】
担当教員から 急性期看護を理解するために、成人期や老年期に特徴的に見られる健康障害と治療について既習内容を復習してから授業に臨んで下さい。また、授業中に提示する事例は、臨床実習に関連した内容を多く盛り込み、看護過程の展開のみならず、実習室で看護技術の演習も行いますので、フィジカルアセスメントや基礎看護技術の復習も行ってください。
★山本圭一(筑波メディカルセンター病院消化器外科医師)
★住本岳人(筑波メディカルセンター病院手術室看護師)
★大槻勝明(水戸協同病院集中ケア認定看護師)
★田邉かおり(元筑波大学附属病院臨床実習指導者)
受講条件
実務経験を有する担当教員 大江佳織、林諒子、近藤智恵、角友起 
各教員の急性期における実務経験を活かしながら、根拠に基づく急性期看護の実践につながる授業を展開する。

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授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1 2 急性期看護の概念と特徴
【クリティカルケア、周手術期、救命救急、対象の場の特徴(集中治療室(ICU)、準集中治療室(HCU)、手術室、プレホスピタル)】
1・2・3 大江 講義
2 2 周手術期にある人の看護
【術前看護、術中看護、術後看護、継続看護、術後のリハビリテーション】
4・5 大江 講義
3 2 周手術期と麻酔
【麻酔方法、術前評価、術中管理、合併症】
6 中村 講義
4〜5 4 周手術期における検査・治療
【術前、術中、術後の検査・治療】
2 ★山本 講義
6 2 手術室看護
【術前看護、術中看護(手術室看護・間接介助と直接介助)】
4・6 ★住本 講義
7〜9 6 手術を受ける対象の看護
‐消化器系の手術を受ける患者の看護
【事例検討、看護過程の展開】
7 大江・林・近藤 講義・演習
10〜15 12 周手術期にある患者に対する看護援助
【術前オリエンテーション、フィジカルアセスメント、退院支援、急変時の対応】
7・8 大江・林・近藤・★田邉 講義・演習
16 2 急性期にある人の特殊な治療環境と特徴的治療
【呼吸管理、循環管理、意識障害、ショック状態】
10 中村 講義
17 2 クリティカルケア看護:実践の場と看護の特徴
【クリティカルケア、ICUの環境、重症集中ケア看護師の役割、早期リハビリテーション】
9 講義
18 2 急性期看護におけるターミナルケア【突然死、喪失、悲嘆、危機介入、遺族ケア】 14・15 ★大槻 講義
19〜20 4 BLS救命処置
【一次救命処置(気道の確保、人工呼吸、胸骨圧迫、AED、気道異物)、二次救命処置】
10・11 講義・演習
21 2 急性期における倫理的課題
【意思決定、代理意思決定、身体拘束、高齢者の周手術期】
14・15 大江 講義・演習
22 1 まとめ 1~15 大江・林・近藤 講義・演習
23 2 OSCE 16 看護学科全教員 演習