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2025/02/28 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2025年2月27日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
【R4カリキュラム】 | 授業コード /Course Code |
22243153 |
---|---|---|---|
授業科目名 /Course Name |
放射線安全管理学 | 時間数 /Time |
30時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
必修 |
履修年次 /Year |
2年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
放射線技術科学科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
布施 拓 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
|
担当教員 /Instructor |
花田 洸一 | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
---|---|---|
後期 | 木曜日 | 2 |
授業の概要 | 放射線防護の視点から各種放射線の特性と人体への影響を学ぶとともに、放射線安全管理の基本的考え方(目標・方策等)を理解し、放射線安全管理システム構築と運用に必要な基礎を学ぶ。医療現場で必要とされる医用放射線安全管理の基礎知識を身につける。 |
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授業のキーワード | 授業計画欄の【 】を参照 |
授業の目的 | 医療における放射線技術科学の運用・推進に関連する業務への従事に際して不可欠となる放射線の安全管理について、その理念と方策、具体的手法としての各種技術の内容を理解する。 |
授業の到達目標 |
1 放射線安全管理の必要性と重要性を説明できる。 2 電離性放射線および非電離性放射線が人体に及ぼす影響について説明できる。 3 今日国際的に標準化されている放射線防護の方策を、システム構築の理論とともに理解できる。 4 外部・内部放射線被曝の評価と施設設計について説明ができる。 5 放射線の安全取り扱いと被曝防護方策を説明できる。 6 個人モニタリングについて説明できる。 7 放射性廃棄物処理について説明できる。 8 関係法令の種類とその内容を説明できる。 9 医療被曝の特殊性を理解し、その現状と将来への課題について理解できる。 10 受動的な放射線管理から能動的な安全管理への転換の必要性を学び、学問・技術としての放射線安全管理学発展の方向を見据えることができる。 11 緊急被ばく医療の対応について理解できる。 |
授業時間外の学習に関する事項 | 小テストを実施し、模擬試験問題等の資料を適宜配布するので、講義ごとに復習を行うこと。 |
教科書 | 放射線安全管理学.改訂版3 オーム社 |
参考文献・その他資料 |
日本アイソトープ協会.アイソトープ手帳.丸善 日本アイソトープ協会.アイソトープ法令集Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ.丸善 |
成績評価方法 |
授業中に小テストを実施し、学期末に筆記試験を行う. 【再受験の取扱:有、 出席時間数要件:2/3以上】 |
担当教員から | 医療における放射線の安全・有効利用の観点から、医用放射線安全管理システムの構築と管理実務、それらを有効に機能させるための方策を考察します。 |
受講条件 | 特になし |
実務経験を有する担当教員 |
布施 拓、花田 洸一 診療放射線技師としての実務経験を活かして授業を行う。 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 2 | 放射線安全管理に必要な基礎知識 【量、単位、物理量、人体への影響】 |
1・2 | 布施 | 講義 |
2 | 2 | 放射線防護の概念 【防護の目的、 3原則、 線源の量、 相互作用係数】 |
1・2 | 布施 | 講義 |
3 | 2 | 放射線防護に関する組織 【ICRP、IAEA、UNSCEAR、WHO、OECD/NEA、原子力規制委員会、J-RIME】 |
3 | 布施 | 講義 |
4 | 2 | 放射線防護で扱う量 【物理量、実用量、防護量】 |
1・2・3・4・8 | 布施 | 講義 |
5 | 2 | 放射線安全管理に関する法令等 【原子力基本法、 放射線障害防止法、 医療法、労働安全衛生法、診療放射線技師法】 |
3•4 | 布施 | 講義 |
6 | 2 | 放射線取扱施設における環境管理 【作業環境、表面汚染の測定と除去、 放射性廃気・廃水の取扱、 放射性廃棄物の取扱】 |
5 | 布施 | 講義 |
7 | 2 | 放射線取扱施設における施設管理 【放射性汚染の監視と除去、使用施設、放射性廃棄施設】 |
4・5・8 | 布施 | 講義 |
8 | 2 | 放射線取扱施設における線源の安全取扱 【密封放射線源、 非密封放射線源、 加速器、 X線発生装置】 |
4・5・7・8 | 布施 | 講義 |
9 | 2 | 放射性廃棄物の処理 【廃棄物の分類、固体廃棄物、気体廃棄物、退出基準】 |
7・8 | 布施 | 講義 |
10 | 2 | 放射線取扱施設における個人管理 【従事者、 個人被曝測定、 教育訓練、 健康診断】 |
1-9 | 布施・花田 | 講義 |
11 | 2 | 医療安全管理 【従事者の被ばく管理、患者の線量管理、医療被ばく、 正当化、最適化、 医療放射線安全管理】 |
1-10 | 布施・花田 | 講義 |
12 | 2 | 医療安全管理 【従事者の被ばく管理、患者の線量管理、医療被ばく、 正当化、最適化、 医療放射線安全管理】 |
1-10 | 布施・花田 | 講義 |
13 | 2 | 放射線事故 【事故分類、 事故対策、 救護活動、 安全対策】 |
1-11 | 布施 | 講義 |
14 | 2 | 放射線安全管理と防護対策 【放射線防護システム、 放射線管理システム、リスクコミュニケーション】 |
10 | 布施 | 講義 |
15 | 2 | 放射線安全管理の総括 | 1-11 | 布施 | 講義 |