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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2025年2月6日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
【R4カリキュラム】 | 授業コード /Course Code |
22243150 |
---|---|---|---|
授業科目名 /Course Name |
医用画像情報学実験 | 時間数 /Time |
60時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
必修 |
履修年次 /Year |
2年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
放射線技術科学科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
瓜倉 厚志 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
‐ |
担当教員 /Instructor |
★関根紀夫、安江憲治、東條佳子 | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
---|---|---|
後期 | 月曜日 | 4 |
後期 | 月曜日 | 5 |
授業の概要 | 医療用に使用される放射線画像の基礎知識と画像評価に必要な解析技術を習得させる。デジタル画像に関して、画像の取り込みの基礎を理解させ、再構成、解析、評価の方法および画像圧縮、画像通信の実際を習得させる。X線撮影用のフィルムを用いて感光機構、現像機構を理解しフィルムの画質測定法を習得させる。 |
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授業のキーワード | 授業計画欄の【 】を参照 |
授業の目的 | 医用画像を収集、処理、表示する基本的な過程を実験を通じて理解し、習熟する。写真科学の講義にもとづき、その実際的な写真技術の理解を目的とする。 |
授業の到達目標 |
1 画像の蓄積の方法と管理の方法を理解できる。 2 医用画像をコンピュータに収集する方法を理解できる。 3 人間の認識系を含めた画像評価をすることができる。 4 フーリエ解析と医用画像への応用を理解できる。 5 ビデオ信号をデジタル化する方法を理解できる。 6 フィルターによる画像処理を理解し、使うことができる。 7 CR画像の発生と取り込み、処理ができる。 8 画像処理の過程を理解し段階を追って処理できる。 9 CTの画像再構成法を理解できる。 10 種々の形式の画像を統一的に処理できる。 11 3次元画像処理の方法が理解できる。 12 一般写真の技術を理解し、撮影-現像-焼付を行うことができる。 13 医用画像用表示モニタの品質管理ができる。 14 FPDシステムの画像の取り込みと処理が理解できる。 15 画質要素(感度、鮮鋭度、粒状性、コントラスト)の総合判断ができる。 |
授業時間外の学習に関する事項 | 実験テキストや参考書により予習・復習してください。 |
教科書 | 茨城県立医療大学・医用画像情報学実験書 |
参考文献・その他資料 | 実験書にテーマごとに記載 |
成績評価方法 |
実験貢献度や実験への参加状況、レポート内容による評価 【再受験の取扱:無、 出席時間要件:4/5以上】 |
担当教員から |
計画に沿って進めますが、実験機器の都合上内容を一部変更することもあります。合格の基準は以下の3条件を全て満たしている必要があります。(1)すべての課題を行っていること。 (2)すべての課題についてレポートを提出していること。 (3)総合点が60点以上であること。 担当者および授業内容は変更になることがあります。 ★関根紀夫(東京都立大学・准教授) |
受講条件 | |
実務経験を有する担当教員 |
瓜倉厚志、★関根紀夫、安江憲治、東條佳子 診療放射線技師として病院での診療経験、医療機器メーカーでの機器整備・開発経験を活かして、医用画像情報の原理や画像評価・画像処理について、技師として必要な知識習得を目指した授業を行う。 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1〜2 | 4 | 医用画像情報学実験概論【測定機器・機材の取扱い方法、測定機器の操作法、実験データの測定法、有効数字、平均値、誤差】 | 1〜15 | 瓜倉・★関根・安江・東條 | 実験 |
3〜4 | 4 | CR画像の画像処理【CR、IP、ボケマスク処理、サブトラクション、ダイナミックレンジ圧縮】 | 1・2・7 | ★関根 | 実験 |
5〜6 | 4 | 汎用画像処理プログラムを用いた画像解析【UNIXコマンド操作、3次元処理、サーフェスレンダリング、ボリュームレンダリング】 | 1・11 | 安江 | 実験 |
7〜8 | 4 | フーリエ級数とフーリエ変換【フーリエ解析、離散フーリエ変換】 | 4 | 東條 | 実験 |
9〜10 | 4 | CT再構成シュミレーション【フィルター逆投影、再構成フィルタ、数値ファントム、サイノグラム、逐次近似法】 | 1・9 | 安江 | 実験 |
11〜12 | 4 | 画像強調処理【フーリエ変換、コンボルーション、階調処理、ヒストグラム均等化法、画像処理フィルタ、空間処理、周波数処理】 | 6・8・10 | 安江 | 実験 |
13〜14 | 4 | CNR(Contrast to Noise Ratio)の特性 | 14・15 | 瓜倉 | 実験 |
15〜16 | 4 | C-Dダイアグラム【コントラスト分解能とその特徴】 | 13 | 瓜倉 | 実験 |
17〜18 | 4 | 矩形波チャートを用いた解像力特性の評価 | 15 | 瓜倉 | 実験 |
19〜20 | 4 | 医用画像用表示モニタの品質管理 | 13 | 安江 | 実験 |
21〜22 | 4 | プリサンプリングMTFの測定【エッジ法による測定原理とその特徴】 | 15 | 東條 | 実験 |
23〜24 | 4 | デジタルWSの測定【仮想スリット法による測定原理とその特徴】 | 12 | 瓜倉 | 実験 |
25〜26 | 4 | X線写真のROC曲線の測定【真陽性率、偽陽性率、ボケマスク処理、サブトラクション、ダイナミックレンジ圧縮】 | 14 | ★関根 | 実験 |
27〜28 | 4 | 【結果の整理、文献調査、追加実験、等】 | 12〜15 | 瓜倉・★関根・安江・東條 | 実験 |
29〜30 | 4 | 【結果の講評、結果の評価、追加実験、等】 | 1〜15 | 瓜倉・★関根・安江・東條 | 実験 |