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授業情報/Class Information

2025/02/19 現在

詳細情報へ    授業計画へ << 最終更新日: 2025年2月12日  >>

基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
【R4カリキュラム】 授業コード
/Course Code
22243149
授業科目名
/Course Name
医用画像情報学Ⅱ 時間数
/Time
30時間
単位数
/Credits
2 必修・選択
/Subject Choice Type
必修
履修年次
/Year
2年 科目区分
/Course Group
専門科目
対象学生
/Target
放射線技術科学科
科目責任者
/Responsible Person
瓜倉 厚志 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
安江 憲治、★石森佳幸、★石森佳幸
開講学期および日時について
の備考
/Notes

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period
前期 金曜日 2

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詳細情報/Detailed Information

授業の概要 医療情報技術に関する授業を行う。具体的には放射線情報システムにおける検査情報、画像管理、画像伝送、画像圧縮に関する手法を解説する。医療機関における情報の流れを解説し、医療情報のデータ保護について論じる。また病院情報システムを医事会計、患者登録、検査情報、薬剤・検査オーダー、病棟管理、患者監視、病歴管理の面から解説し、放射線情報システムとの関連を理解させる。
授業のキーワード DICOM、PACS、RIS、HIS、画像保存、CAD
その他は授業計画欄の【 】を参照
授業の目的 病院における文書および画像情報の流れを理解し、どのように電算機化、システム化を行っているかを学ぶ。また、コンピュータ支援診断、遠隔診断についてもその概要について学ぶ。
授業の到達目標 1  コンピュータの基礎事項について説明できる。
2  データの保管と通信の方法を理解できる。
3  病院における情報の流れを説明できる。
4  地域医療の情報化について説明できる。
5  医用画像管理システム(PACS)の概要を述べることができる。
6  病院情報システム(HIS)の概要を述べることができる。
7  放射線科情報システム(RIS)と病院情報システムの関係を理解することができる。
8  情報システム(HIS、RIS)の障害管理の方法を説明できる。
9  患者データ等のプライバシー保護の目的と方法を説明できる。
10 医用画像の自動診断システムの処理の流れと個々の手法の意味が説明できる。
授業時間外の学習に関する事項 教科書・参考文献や電子資料により予習・復習してください。
教科書 桂川茂彦編「医用画像情報学改定5版」南山堂
参考文献・その他資料
成績評価方法 小テストおよび期末試験にて評価する。
【再受験の取扱:有、 出席時間数要件:2/3以上】
担当教員から 画像情報工学の技術が臨床でどのように応用されているのかを学びます。基礎的知識は達成度に応じ復習しますが、予習をして授業に臨んでください。担当者および授業内容は変更になることがあります。
受講条件
実務経験を有する担当教員 瓜倉厚志、安江憲治、★石森佳幸、★石森佳幸
診療放射線技師として病院での実務経験を活かして、画像情報工学の技術が臨床でどのように応用されているか、技師として必要な知識習得を目指した授業を行います。

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授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1 2 コンピュータの基礎【ハードウェアの構成、ソフトウエアの役割、LANとインターネットの仕組み】 1 瓜倉 講義
2 2 データ保管と通信データベースシステム【データ通信の7層モデル、通信プロトコル、LAN間接続など】 2 瓜倉 講義
3 2 医用画像管理【PACSの目的、 構成要素、規模】 3・5 瓜倉 講義
4 2 画像通信規格【DICOMの歴史、DICOMの概要、適合性の宣言、DICOM通信】 2・3 瓜倉 講義
5 2 病院情報システム【医事会計システム、患者登録システム】 6 ★石森 講義
6 2 病院情報システム【検査情報システム、病院における情報の流れ】 6 ★石森 講義
7 2 放射線情報システム【HISとの情報連携、読影レポート機能】 7 ★石森 講義
8 2 放射線情報システム【画像保管管理、照射録、各種統計処理】 7 ★石森 講義
9 2 遠隔診断【目的、医療機関間での連携、技術的課題、機器・通信コストの低減、ASPによる診断のアウトソーシング】 4 安江 講義
10 2 情報システムの構築【システムの個別構築の必要性、アプローチ方法の選択、システムアーキテキチャ、運用方法】 3・4・5・6・7・8 安江 講義
11 2 医療情報の電子保存【診療録及び画像の保存、電子保存の三要件】 2・3・5 瓜倉 講義
12 2 セキュリティ【セキュリティの重要性、個人情報保護法、セキュリティ対策】 9 瓜倉 講義
13 2 コンピュータ支援診断(CAD)【CADの歴史、CADシステムの概要、 CADの評価技術手法、CADの臨床応用】 10 安江 講義
14 2 画像表示装置【医用画像モニタの概要と品質管理、点検項目】および画像保存に伴う画像圧縮技術【可逆圧縮/非可逆圧縮】 5 安江 講義
15 2 まとめ【PACS、DICOM、HIS、RIS、セキュリティの補足】と医療情報交換に関する規格【IHE、HL7】 2・3 瓜倉・安江 講義