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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2025年2月12日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
【R4カリキュラム】 | 授業コード /Course Code |
22243148 |
---|---|---|---|
授業科目名 /Course Name |
医用画像情報学Ⅰ | 時間数 /Time |
30時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
必修 |
履修年次 /Year |
2年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
放射線技術科学科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
瓜倉 厚志 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
‐ |
担当教員 /Instructor |
安江憲治、★石森佳幸 | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
---|---|---|
前期 | 木曜日 | 4 |
授業の概要 | 医療用に使用される放射線画像の基礎知識と画像診断に必要な解析技術を習得するため、画像工学の概要、ならびに画像の形成、処理、解析、および評価について学習する。各種診断用X線発生装置、核医学診断装置、核磁気共鳴装置、超音波診断装置により得られる画像は、画像形成が物理的に異なり、それぞれX線と物質との相互作用によるX線の吸収、放射能の空間分布、原子核スピンの緩和、超音波の反射などにより得られる。これらの画像の特質を基礎から理解し、アナログ画像およびデジタル画像について、画像形成理論、画像処理理論、各種断層像の構成法、画質評価法を総合的に理解する。色と光に関する人間の認識方法を解説し、X線写真の成り立ちと写真の諸原理を学習する。 |
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授業のキーワード | 授業計画欄の【 】を参照 |
授業の目的 | 医療用に使用される画像の基礎知識と画像評価に必要な解析技術を習得し、画像工学の概要、並びに画像の形成、解析および評価について学習する。 |
授業の到達目標 |
1 アナログとデジタル画像の違いを説明できる。 2 標本化・量子化について説明できる。 3 フ-リエ変換の方法を説明できる。 4 基本的な関数についてフーリエ変換を行うことができる。 5 X線画像の撮影条件による画質変化を説明できる。 6 階調処理やフィルタリング処理の方法を説明できる 7 画像の物理的評価方法について説明できる。 8 画像の視覚的評価方法について説明できる。 9 CT画像の画質変化・画像再構成・画像処理技術について説明できる。 |
授業時間外の学習に関する事項 | 教科書・参考書や配布資料により予習・復習してください。 |
教科書 | 桂川茂彦編「医用画像情報学改定5版」南山堂 |
参考文献・その他資料 |
古川克治編「放射線写真学アナログからデジタルへ」富士フィルムメディカル株式会社 " Digital Image Processing " Rafael C.Gonzalez and Richard E. Woods、 Addison Wesley、 1992 岡部哲夫・藤田広志編「新医用放射線科学講座 医用画像工学」医歯薬出版株式会社 |
成績評価方法 |
筆記式試験を期末に行う。 【再受験の取扱:有、 出席時間数要件:2/3以上】 |
担当教員から |
授業毎の配布資料は、予習・復習に有効利用してください。 担当者および授業内容は変更になることがあります。 ★石森佳幸 |
受講条件 | |
実務経験を有する担当教員 |
瓜倉厚志、安江憲治 診療放射線技師として病院での診療経験を活かして、医用画像情報学について、技師として必要な知識習得を目指した授業を行う. |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 2 | 医用画像の基礎・医用画像の特徴(アナログ・デジタル) | 1 | 瓜倉・安江 | 講義 |
2 | 2 | 情報の表現【数の表現、奇数変換】、論理回路【論理演算、論理回路】、デジタル画像の基礎【標本化、量子化】 | 2 | 瓜倉・安江 | 講義 |
3 | 2 | 画像変換【画像を分解する方法、フーリエ変換、連続的フーリエ変換、離散的フ-リエ変換の定式化】 | 3 | ★石森 | 講義 |
4 | 2 | フーリエ変換の性質【パーシバルの定理、コンボルーション定理】、デジタル化【標本化定理、モアレ像】 | 4 | ★石森 | 講義 |
5 | 2 | 画質因子と評価方法【X線画像の撮影条件による画質変化、画像に影響を与える因子】 | 5 | ★石森 | 講義 |
6 | 2 | 画像処理①【階調処理、2値化とモルフォロジカル処理、空間フィルタ、周波数処理、データ圧縮、画像間演算】 | 6 | ★石森 | 講義 |
7 | 2 | 画像処理②【階調処理、2値化とモルフォロジカル処理、空間フィルタ、周波数処理、データ圧縮、画像間演算】 | 6 | ★石森 | 講義 |
8 | 2 | 画質評価【入出力特性、コントラスト】 | 7 | ★石森 | 講義 |
9 | 2 | 画像評価【空間分解能、MTF】 | 7 | ★石森 | 講義 |
10 | 2 | 画像評価【粒状性、ウィナースペクトル】 | 7 | ★石森 | 講義 |
11 | 2 | 画像評価【SNR、DQE、NEQ】 | 7 | ★石森 | 講義 |
12 | 2 | 視覚を含めた画質評価【情報理論、感度・特異度、ROC解析】 | 8 | ★石森 | 講義 |
13 | 2 | 画質因子と評価方法【CT画像の撮影条件による画質変化、画像に影響を与える因子】 | 9 | 瓜倉 | 講義 |
14 | 2 | 画像再構成【X線CTの画像再構成、単純逆投影法、フーリエ変換法、フィルタ補正逆投影法、重畳積分法、逐次近似法】 | 9 | 瓜倉 | 講義 |
15 | 2 | 画像処理【CT画像で用いる画像処理技術・3次元表示等】 | 9 | 瓜倉 | 講義 |