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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2024年11月8日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
【R4カリキュラム】 | 授業コード /Course Code |
22243142 |
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授業科目名 /Course Name |
磁気共鳴診断画像技術学 | 時間数 /Time |
30時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
必修 |
履修年次 /Year |
2年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
放射線技術科学科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
門間 正彦 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
|
担当教員 /Instructor |
★五月女康作 | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
後期前半 |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
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後期 | 金曜日 | 3 |
後期 | 金曜日 | 4 |
授業の概要 | 磁気共鳴画像 (Magnetic Resonance Imaging;以下MRI) 法の画像形成の原理、生体計測としての臨床的意義と撮影技術について学習する。また、磁気共鳴画像装置の構成、アーチファクト、保守管理、性能評価法等に関して学習する。 |
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授業のキーワード | 授業計画欄の【 】を参照 |
授業の目的 | MRIの原理を理解し、生体測定の特徴を理解するとともに、本方法の臨床診断への応用の意義を理解する。 |
授業の到達目標 |
1 磁気共鳴現象の物理的意味を物理学的な表現で説明できる。 2 磁気共鳴現象の計測法の原理を説明できる。 3 磁気共鳴画像法の原理を説明できる。 4 臨床画像診断における磁気共鳴画像技術の位置付けを説明できる。 5 磁気共鳴画像法を利用した計測方法の有効性を説明できる。 6 非侵襲生体計測画像法において磁気共鳴画像法の果たす役割を説明できる。 7 いろいろなモダリティの撮像法と磁気共鳴画像法が提供する臨床診断情報の特徴と違いを説明できる。 8 磁気共鳴画像法により、再構成される画像の特徴を説明できる。 9 臨床における磁気共鳴画像診断の基礎を述べることができる。 |
授業時間外の学習に関する事項 | 教科書・配布資料・参考書を利用して予習・復習に努めてください。 |
教科書 |
1)新津守監修 「MR・超音波・眼底 基礎知識図解ノート」 金原出版 その他、教材プリントを配布。 |
参考文献・その他資料 |
1)日本放射線技術学会偏 「MR撮像技術学」 オーム社 2)日本磁気共鳴医学会編 「基礎から学ぶMRI」 医療科学社 3)VERSUS研究会偏 「超実践マニュアル」 医療科学社 4)杉村和明監訳 「標準MRI」 オーム社 5)日本規格協会編 「JISハンドブック」 日本規格協会 |
成績評価方法 |
学期末に筆記試験を実施する。評価割合は、授業への参加状況20% 筆記試験80%の予定である。 【再受験の取扱:有、 出席時間数要件:2/3以上】 |
担当教員から |
MRI検査法は急速な技術の発展を遂げており、また構成する専門分野は広い領域にわたっています。MRIに関する基礎知識を習得することは、今後臨床の場で必要とされる高度技術の理解を深めるのに役立ちます。 質問等は門間まで。 ★五月女康作 福島県立医科大学保健科学部診療放射線学科 |
受講条件 | |
実務経験を有する担当教員 |
門間正彦、五月女康作 診療放射線技師としての実務経験を活かして、MRI検査法の基礎から臨床応用までの授業を行う。 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 4 | Nuclear Magnetic Resonance(以下NMR現象【核磁気共鳴、スピン、緩和、Free Induction Decay(FID)、echo】 | 1~2 | 門間 | 講義 |
2 | 4 | MRIにおける画像再構成法【傾斜磁場、スライス選択、位相エンコード、周波数エンコード、k空間、フーリエ変換】 | 3 | 門間 | 講義 |
3 | 4 | MRIシステムとパルスシーケンス【超電導マグネット、傾斜磁場コイル、シムコイル、送受信コイル、パルスシーケンス、Repetision Time(TR)、Echo Time(TE)、Inversion Time(TI)、Flip Angle(FA)】 | 2・3・4 | 門間 | 講義 |
4 | 4 | 臨床で活用される種々のMRI法【Spin Echo(SE)法、Gradient Echo(GRE)法、Inversion Recovery(IR)法、プレサチュレーションパルス、脂肪抑制パルス、Magnetization Transfer Contrast(MTC)】 | 4〜6 | ★五月女 | 講義 |
5 | 4 | MRIの最先端技術【Fast Spin Echo(FSE)法、Gradient Recalled Acquisition in the Steady State(GRASE)法、Half-Fourier Acquisition Single-ShotTurbo Spin-Echo( HASTE)法、ハーフフーリエ、キーホールイメージング、ゼロフィリング、k空間分割、パラレルイメージング、Echo Planer Imafing(EPI)、Diffsion Weighted Imaging(DWI)】 | 7・8 | ★五月女 | 講義 |
6 | 4 | MRIの提供する臨床診断情報と造影剤【造影MRI、ガドリニウム製剤、超常磁性酸化鉄製剤、クエン酸鉄アンモニウム、Magnetic Resonance Angiography(MRA)、拡散強調画像、灌流画像、脳機能画像】 | 4・7・8 | ★五月女 | 講義 |
7 | 4 | 各部位のMRI検査【頭部、脊椎・脊髄、心臓、乳房、腹部、骨盤部、四肢・関節、血管】 | 9 | ★五月女 | 講義 |
7 | 2 | MRI装置と安全性【体内金属、ペースメーカ、クエンチ、神経刺激、渦電流、騒音、アーチファクト、性能評価法】 | 6・9 | ★五月女 | 講義 |