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授業情報/Class Information

2025/02/19 現在

詳細情報へ    授業計画へ << 最終更新日: 2025年2月6日  >>

基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
【R4カリキュラム】 授業コード
/Course Code
22243138
授業科目名
/Course Name
X線検査技術学Ⅱ 時間数
/Time
30時間
単位数
/Credits
2 必修・選択
/Subject Choice Type
必修
履修年次
/Year
2年 科目区分
/Course Group
専門科目
対象学生
/Target
放射線技術科学科
科目責任者
/Responsible Person
瓜倉 厚志 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
★中澤洋治
開講学期および日時について
の備考
/Notes
後期後半

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period
後期 金曜日 1
後期 金曜日 2

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詳細情報/Detailed Information

授業の概要 診断能の高いX線造影画像を得るためには、機器の性能や投影技術のほか、造影剤の作用・副作用、人体構造(解剖)と機能をよく理解する必要がある。この講義では、造影検査や特殊撮影において診断能の高いX線画像を得るための方法、被ばく軽減の方法(防護法)、画質評価の方法などについて学修する。
授業のキーワード 造影剤、副作用、上部消化管、下部消化管、血管造影、MDCT(多列型CT)、骨密度計測
授業の目的 医療における診療放射線技師の立場と役割を理解し、診断能の高いX線造影画像を得るための標準的な撮影法(造影検査法、CT検査法、特殊撮影法など)について学ぶ。正しい投影法、撮影条件の設定法、被ばく軽減、画質評価法などについて学ぶ。
授業の到達目標 1 静脈路造影検査の手技について理解する
2 上部下部消化管のカテーテル手技について理解 する。
3 消化器系(食道・胃)の撮影法と画質評価について理解する。
4 消化器系(小腸・大腸)の撮影法と画質評価について理解する。
5 実質臓器(泌尿器系、胆嚢等)の撮影法と画質評価について理解する。
6 特殊撮影法について理解する。
7  IVR、動脈路造影の手技について理解する
8 CT撮影法と画質評価について理解する。
授業時間外の学習に関する事項 教科書、配布資料を中心に造影撮影法の基礎を学ぶ。特に自己学習用と明記した資料や演習書を活用する。講義概要・目的の説明内容を再度確認し、自己学習のプラン(各自で必要な学習時間を決める等)を設定しましょう。
教科書 診療画像技術学Ⅱa  X線撮影技術学 第2版(医療科学社)
造影剤要覧:バイエル薬品株式会社
配布資料
参考文献・その他資料 視聴覚教材 (造影剤、血管造影関連)
CT撮影技術学 オーム社
日本放射線技術学会資料・解説書
図解 診療放射線技術実践ガイド 文光堂
成績評価方法 【再受験の取扱:有、 出席時間数要件:2/3以上】 期末テストと講義中の小テストで評価する。期末テスト90% 小テスト10%
担当教員から 授業毎の配布資料は、教科書の補助教材です。有効利用してください。ポジショニング法(角度設定など)には、解剖学的な根拠があることをよく理解してください。特に血管や気管の走行、消化管の形状・構造などについて、よく復習しましょう。
自己学習の方法:撮影技術をよく理解するため、グループ学習によるCTポジショニングなどの練習は学習効果が高いです。
担当者および授業内容は変更になることがあります。
★中澤洋治(元霞ヶ浦成人病研究事業団・テクニカルアドバイザー)
受講条件 特になし。
実務経験を有する担当教員 瓜倉厚志、★中澤洋治
診療放射線技師としての実務経験に基づき、実践的なX線撮影技術(CT検査、造影検査等)について講義を行う。

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授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1 2 静脈路造影検査の手技
(造影剤、静脈確保、注入、抜針、止血)
1 瓜倉 講義
2~3 4 上部下部消化管のカテーテル手技 2 瓜倉 講義
4~5 4 消化器系(食道・胃)の撮影法と画質評価 3 ★中澤 講義
6~7 4 消化器系(小腸・大腸)の撮影法と画質評価 4 ★中澤 講義
8~9 4 実質臓器(泌尿器系、胆嚢など)の撮影法と画質評価 5 ★中澤 講義
10~11 4 特殊撮影法
歯牙撮影、骨密度計測、立体撮影、トモシンセシス等
6 瓜倉 講義
12~13 4 IVR(Interventional Radiology)、動脈路造影の手技 7 瓜倉 講義
14~15 4 CT撮影法と画質評価(多列型CT、頭部、腹部、画像表示など) 8 瓜倉 講義