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授業情報/Class Information

2025/02/19 現在

詳細情報へ    授業計画へ << 最終更新日: 2025年2月6日  >>

基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
【R4カリキュラム】 授業コード
/Course Code
22243137
授業科目名
/Course Name
X線検査技術学Ⅰ 時間数
/Time
30時間
単位数
/Credits
2 必修・選択
/Subject Choice Type
必修
履修年次
/Year
2年 科目区分
/Course Group
専門科目
対象学生
/Target
放射線技術科学科
科目責任者
/Responsible Person
五月女 康作 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
★石森佳幸
開講学期および日時について
の備考
/Notes
後期前半

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period
後期 金曜日 1
後期 金曜日 2

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詳細情報/Detailed Information

授業の概要 診断能の高いX線画像を得るためには、正しいポジショニングと適切な撮影条件の設定が重要である。正しいポジショニング技術の修得には、骨の形状など人体構造(解剖)をよく理解する必要がある。また、適切な撮影条件の設定には、画像形成におけるX線の諸効果をよく理解する必要がある。この講義では、主に単純X線撮影法において診断能の高いX線画像を得るための方法、被ばく軽減の方法(防護法)、画質評価の方法などについて学修する。
授業のキーワード X線による画像形成、単純撮影法、胸腹部・体幹部のX線撮影法
授業の目的 医療における診療放射線技師の役割を理解し、診断能の高いX線画像を得るための標準的なX線撮影法(骨等の単純撮影法)について学ぶ。正しいポジショニングと撮影条件の設定法、被ばく軽減、生殖腺防護法、画質評価法などについて学ぶ。
授業の到達目標 1  医療における診療放射線技師の立場と役割を説明できる。
2  X線画像の成立に関係する因子を説明できる。
3  撮影の指標や基準線・点について説明できる。
4  幾何学的因子と画質について、図や計算で説明できる。
5  散乱X線が画質に与える影響、散乱X線の軽減法について説明できる。
6  X線撮影用具・補助器具の用途を説明できる。
7  画質評価に関係する項目を説明できる。
8  撮影条件の設定法について説明できる。
9  患者に検査法の説明ができる。
10 骨撮影法(頭部、四肢、体幹部など)・画質評価法について説明できる。
11 胸部・腹部・軟組織などの撮影法・画質評価法について説明できる。
12 乳房撮影法、ポータブル撮影法・画像評価についてて説明できる。
授業時間外の学習に関する事項 教科書、配布資料を使って撮影技術の基礎を理解する。特に自己学習用と明記した資料を活用する。講義概要・目的の説明内容を再度確認し、自己学習のプラン(各自で必要な学習時間を決める等)を設定しましょう。
教科書 ・診療画像技術学Ⅱa X線撮影技術学 第2版(医療科学社)
・配布資料
参考文献・その他資料 骨・関節X線写真の撮り方と見方 医学書院
診療放射線技術 上 14版 南江堂
視聴覚資料(乳房撮影法 GEヘルスケア)
図解 診療放射線技術 実践ガイド 文光堂
成績評価方法 【再受験の取扱:有、 出席時間数要件:2/3以上】 期末テストと講義中の小テストで評価する。期末テスト90% 小テスト10%
担当教員から 授業毎の配布資料は、教科書の補助教材です。有効利用してください。ポジショニング法(角度設定など)には、解剖学的な根拠があることをよく理解してください。
自己学習の方法:撮影技術をよく理解するため、グループ学習によるポジショニングの練習は、学修効果が高いです。
担当者および授業内容は変更になることがあります。
★石森佳幸
受講条件 特になし
実務経験を有する担当教員 五月女康作、★石森佳幸
診療放射線技師としての実務経験に基づき、実践的なX線撮影技術(骨、胸・腹部等のポジショニング等)の講義を行う。

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授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1〜2 4 撮影技術学概論、基準線・点、撮影要素、画像形成基礎理論、X線の性質  1・2・3・4・5・6 五月女 講義
3〜4 4 骨単純撮影法(1):脊椎、骨盤、産科計測等の撮影法と画質評価 7・8・9・10 五月女 講義
5〜6 4 骨単純撮影法(2):肋骨、肩関節、手関節等の撮影法と画質評価 7・8・9・10 五月女 講義
7〜8 4 骨単純撮影法(3):股関節、大腿骨、膝関節等の撮影法と画質評価 7・8・9・10 五月女 講義
8〜10 4 骨単純撮影法(4):胸腹部の撮影法と画質評価 7・8・9・11 五月女 講義
11〜12 4 骨単純撮影法(5):頭部の撮影法と画質評価 7・8・9・10 五月女 講義
13〜14 4 骨単純撮影法(6):頭部・聴器の撮影と画質評価 7・8・9・10 五月女 講義
15 2 骨単純撮影法(7):乳房撮影(MMG)、ポータブル撮影法ほか 7・8・9・12 ★石森 講義