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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2025年2月17日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
【R4カリキュラム】 | 授業コード /Course Code |
22242047 |
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授業科目名 /Course Name |
病態と画像Ⅰ | 時間数 /Time |
30時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
必修 |
履修年次 /Year |
2年 | 科目区分 /Course Group |
専門基礎科目 |
対象学生 /Target |
放射線技術科学科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
山口 雅之 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
‐ |
担当教員 /Instructor |
六崎裕高、松下 明、河野 了、斎藤和美 | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
---|---|---|
後期 | 木曜日 | 3 |
授業の概要 | 中枢神経系疾患、骨・関節疾患、循環器疾患、消化器(消化管)疾患、呼吸器疾患を中心に、画像診断が重要な意味を持つ疾患や、医療専門職としてぜひ理解しておいてほしい疾患における主要な徴候と病態生理及び、主要な疾患概念を系統的に学ぶ。 |
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授業のキーワード | 画像、臨床病態学、疾病学、症候学、検査方法、治療方法 |
授業の目的 | 中枢神経系疾患、骨・関節疾患、循環器疾患、消化器(消化管)疾患、呼吸器疾患を中心に、それぞれの疾患概念を理解する。それらの病態について、特に画像との関連のある病態生理について、理解する。 |
授業の到達目標 |
1 主要な中枢神経疾患の概念を理解し、画像診断の特徴と、その背景にある病態を述べられる。 2 主要な骨・関節系疾患の概念を理解し、画像診断の特徴と、その背景にある病態を述べられる。 3 主要な循環器疾患の概念を理解し、画像診断の特徴と、その背景にある病態を述べられる。 4 主要な消化器(消化管)疾患の概念を理解し、画像診断の特徴と、その背景にある病態を述べられる。 5 主要な呼吸器疾患の概念を理解し、画像診断の特徴と、その背景にある病態を述べられる。 |
授業時間外の学習に関する事項 | 授業内で時間外に学習すべき内容をお伝えします。 |
教科書 | 授業内で参考書籍などを紹介します。 |
参考文献・その他資料 | 必要に応じて参考文献や資料を配布します。 |
成績評価方法 |
成績評価は学期末に行うマークシート方式の到達度試験にて行う。 【再受験の取扱:有、 出席時間数要件:2/3以上】 |
担当教員から |
画像診断技術や放射線治療の対象となる疾患だけではなく、医療専門職として知っておいてほしい疾患や病態について、教員(それぞれの領域の専門医)が解説していきます。この科目を通して、既習の解剖学や生理学などの基礎医学と臨床医学を結びつける病態を知ることへの興味をはぐくんでください。 授業の中では、十分に情報を提供する時間がありませんので、予習や復習を必ず続けてください。 |
受講条件 | |
実務経験を有する担当教員 |
実務経験を有する教員:河野 豊、六崎裕高、松下 明 上記の教員は、本学付属病院にて専門医(河野 豊:神経内科専門医、六崎裕高:整形外科専門医、松下 明:脳神経外科専門医、河野 了:循環器専門医、斎藤 和美:内科専門医)として、臨床業務に行っており、授業では、実際の臨床現場で遭遇する頻度の高い画像や最新さらには高度な画像診断検査所見などを供覧しながら進めていきます。 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 2 | 総論 臨床医学と画像診断(臨床における画像診断の果たす役割、各種画像検査の特徴、技師として心がけるポイント) | 1 | 山口 | 講義 |
2 | 2 | 脳卒中の病態と画像【脳の血管支配、脳動静脈の走行、脳内出血、クモ膜下出血、虚血性脳血管障害(脳血栓、脳塞栓)、脳浮腫、頭蓋内圧亢進】 | 1 | 河野(豊) | 講義 |
3 | 2 | 頭部外傷と脳腫瘍の病態と画像【外傷の力学的特長と画像診断、頭蓋骨骨折、脳挫傷、急性硬膜外血腫、慢性硬膜下血腫、急性硬膜下血腫、髄膜腫、下垂体腺腫、神経鞘腫、頭蓋咽頭腫、転移性脳腫瘍】 |
1 | 松下 | 講義 |
4 | 2 | 脳萎縮を呈する疾患の病態と画像【脳溝、脳回、脳室、髄液循環、脳萎縮の画像診断、認知症の定義、アルツハイマー病、脳血管性認知症、その他の認知症、脊髄小脳変性症】 | 1 | 河野(豊) | 講義 |
5 | 2 | 骨関節の構造と救急処置【骨の形状による分類とリモデリング、関節の構造と機能、骨・関節の発達、清潔の概念と院内感染予防】 | 2 | 六崎 | 講義 |
6 | 2 | 運動器の外傷【骨折・捻挫・脱臼、大腿骨頚部骨折、脊髄損傷】 | 2 | 六崎 | 講義 |
7 | 2 | 頚椎疾患【変形性頚椎症、頚椎症性脊髄症と頚椎症性神経根症、頚椎の手術】、その他:小児の骨折、前十字靭帯損傷、半月板損傷 | 2 | 六崎 | 講義 |
8 | 2 | 腰椎疾患【急性腰痛症、変形性腰椎症、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症】、その他:骨粗鬆症、骨腫瘍 | 2 | 六崎 | 講義 |
9 | 2 | 関節疾患・末梢循環障害【関節リウマチ、変形性関節症、閉塞性動脈硬化症、閉塞性動脈血栓症、深部静脈血栓症・肺塞栓】 | 2 | 六崎 | 講義 |
10 | 2 | 循環器系疾患その1【創傷治癒と脈管系における炎症、高血圧、動脈硬化症、大動脈瘤、解離性大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症】 | 3 | 河野(了) | 講義 |
11 | 2 | 循環器系疾患その2【狭心症、心筋梗塞、虚血性心疾患、心タンポナーデ、心不全、スワンガンツカテーテル】 | 3 | 河野(了) | 講義 |
12 | 2 | 循環器系疾患その3【弁膜症、心筋症、心筋炎、不整脈、アダムスーストークス症候群、ペースメーカー】】 | 3 | 河野(了) | 講義 |
13 | 2 | 呼吸器系疾患【閉塞性肺疾患、拘束性肺疾患、肺性心、気管支喘息、珪肺症、肺の感染症、肺癌】 | 5 | 河野(了) | 講義 |
14 | 2 | 消化管の疾患その1【消化器系の代謝と内分泌系、逆流性食道炎、食道静脈瘤、食道癌、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃癌、癌性腹膜炎、消化器疾患と画像】感染性胃腸炎、潰瘍性大腸炎、クローン病、イレウス、大腸ポリープ、大腸癌、消化器疾患と画像】 | 4 | 齋藤 | 講義 |
15 | 2 | 放射線治療の基礎と進歩 | 5 | 山口 | 講義 |