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授業情報/Class Information

2025/02/19 現在

詳細情報へ    授業計画へ << 最終更新日: 2024年11月6日  >>

基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
【R4カリキュラム】 授業コード
/Course Code
22252040
授業科目名
/Course Name
老年期障害と対応 時間数
/Time
15時間
単位数
/Credits
1 必修・選択
/Subject Choice Type
必修
履修年次
/Year
2年 科目区分
/Course Group
専門基礎科目
対象学生
/Target
理学療法学科 , 作業療法学科
科目責任者
/Responsible Person
松元 秀次 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
河野 豊、浅川育世、松下 明、岸本 浩、石井大典

開講学期および日時について
の備考
/Notes
前期後半

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period
前期 木曜日 2

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詳細情報/Detailed Information

授業の概要  老年期に見られる障害の特性を理解するために、老化のメカニズムや老化の生理的特性、心理や老年者を取巻く地域の問題まで、幅広く総合的に学習する。また、老化に伴い特徴的に現れるさまざまな障害や病態についても、学習する。
授業のキーワード 脳機能の老化、高齢者の外傷、頭部外傷、認知症、嚥下障害、老年期の栄養、褥瘡、老年症候群、高齢者理学療法、認知機能の評価
授業の目的 老化の生物学的メカニズムを理解し、高齢者が持つ固有の疾病の特徴や病態を理解する。
授業の到達目標 1  老年症候群の概念について述べられる
2  老年期の神経系の変化が述べられる
3  老年期の身体的特徴と歩行と姿勢の関係が述べられる
4  認知症の原因が列挙できる
5  認知症の原因疾患の病態が述べられる
6  地域における高齢者の問題を指摘し、作業療法や、理学療法が果たす役割を述べられる。
7  高齢者医療の諸問題を指摘することができる
授業時間外の学習に関する事項 配布資料により復習を行うこと。
教科書 授業の中で適宜紹介していきます。
参考文献・その他資料 授業の中で適宜紹介していきます。
成績評価方法 成績はマークシート式の試験にて評価します。
【再受験の取扱:有 出席時間要件 2/3以上】


担当教員から 理学療法、作業療法いずれの領域でも、高齢者に接することが多くなり、高齢者を多角的に理解することの重要性が高まっています。老年期の病態や障害の特徴を理解することは、今後、老年に係わる科目の理解を助ける意味でも大切です。
受講条件
実務経験を有する担当教員 実務経験を有する教員名:松元秀次、河野 豊、浅川育世、松下 明、岸本 浩、石井大典
松元、河野、岸本、松下は、それぞれの分野の専門医(松元、岸本:リハビリテーション専門医、河野:神経内科専門医、松下:脳神経外科専門医)として、付属病院にて臨床医療に携わっており、それらの経験を踏まえて授業を行う。
浅川は理学療法士として、高齢者の地域リハビリテーションの実務経験があり、授業ではその豊富な経験をともに進めていく。
石井は作業療法士として、認知機能障害や高次脳機能障害のリハビリテーションの実務経験があり、授業ではその経験をもとに、具体的な症状を紹介しながら進めていく。

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授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1 2 老年期の神経系をはじめとする身体の変化
老年症候群【概念と分類、廃用症候群、抑うつ、睡眠障害】
1・2 松元 講義
2 2 高齢者に特徴的な病態①
【低栄養、脱水、褥瘡】 
1 岸本 講義
3 2 高齢者に特徴的な病態②
【高齢者の歩行・姿勢、転倒の危険因子、運動機能の老化】
1・3 松元 講義
4 2 高齢者の事故【不慮の事故の原因、背景の病態】
高齢者の外傷【骨折、頭部外傷、急性硬膜外血腫、急性硬膜下血腫、慢性硬膜下血腫、脳挫傷、瀰漫性軸索損傷】
1・3 松下 講義
5 2 障害をもつ高齢者(認知症者を中心に)の評価【作業療法、高齢者、加齢の意味、評価】 5・6 石井 講義
6 2 障害をもつ高齢者のリハビリテーションとしての対応【理学療法、基本的動作能力、QOL(Quality of Life)】 6 浅川 講義
7 2 認知症関連疾患アルツハイマー病、血管性認知症、びまん性レヴィー小体病、正常圧水頭症、Treatable dementia、中核症状、周辺症状(BPSD: Behavioral and psychological symptoms of dementia)】 4・5 河野 講義
8 1 高齢者を取り巻く医療環境とその問題点
【終末期医療、看取り、尊厳死】
7 松元 講義