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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2024年12月19日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
【R4カリキュラム】 | 授業コード /Course Code |
22223074 |
---|---|---|---|
授業科目名 /Course Name |
理学療法基礎技術学 | 時間数 /Time |
60時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
必修 |
履修年次 /Year |
2年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
理学療法学科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
篠崎 真枝 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
‐ |
担当教員 /Instructor |
冨田和秀、青山敏之、坂本由美、宮田一弘、高橋洋★、丹羽麻奈美★ | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
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前期 | 木曜日 | 3 |
前期 | 木曜日 | 4 |
授業の概要 | 理学療法の技術体系の基礎を構成する運動療法と基本動作の介助・誘導について学習する.運動療法の歴史的変遷と理論的粋組を述べ、様々な障害に対して共通して適用される基本的運動療法を理解し、その理論と技術(関節可動域、筋力増強、持久性増強、協調性練習、バランス練習等)の習得を図る.また基本動作の誘導および動作練習に必要な技術を学習する. |
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授業のキーワード | 下記授業計画の【 】を参照 |
授業の目的 |
運動療法に用いられる基本的技術の用語、基本的考え方および対象・目的・適応・制約条件を理解するとともに、これらの基本的技術を習得する.また、起き上がり、起立、歩行といった基本動作の介助誘導、動作練習に必要な知識および技術を学習する. |
授業の到達目標 |
1 運動療法の概要と関連する用語を説明できる. 2 運動療法の歴史の概要を理解できる. 3 運動療法の基礎的理論を理解できる. 4 コンディショニング(ポジショニング、リラクセーション)の基本的概念、対象、目的、適応、制約条件を説明でき、ポジショニングを学生同士で実施できる. 5 関節可動域運動・伸張運動に関する用語の定義、基本的概念、対象、目的、適応、制約条件を説明でき、学生同士で基本的な技術を実施できる. 6 筋力増強運動に関する用語の定義、基本的概念、対象、目的、適応、制約条件を説明でき、学生同士で基本的な技術を実施できる. 7 持久性運動に関する用語の定義、基本的概念、対象、目的、適応、制約条件を説明でき、学生同士で実施できる. 8 神経筋再教育の定義、基本的概念、対象、目的、適応、制約条件を説明でき、基本的な手技を学生同士で実施できる. 9 協調性運動・バランス練習の定義、基本的概念、対象、目的、適応、制約条件を説明でき、バランス練習・協調性運動を学生同士で実施できる. 10 感覚障害(主に前庭障害)について理解し、前庭障害に対する運動療法の対象、目的、適応、制約条件を説明でき、基本的な技術を学生同士で実施できる. 11 水中運動療法の特性、対象、目的、適応、制約条件・禁忌事項を説明できる. 12 運動療法における運動学習の定義、基本的理論を説明できる. 13 学生同士で基本動作の介助誘導および立位・歩行練習を実施できる. 14 理学療法の治療技術についてその目的、適応、意義を理解できる. |
授業時間外の学習に関する事項 |
授業内小テストは前回の復習テストになりますので、講義内容の復習が必要です. 運動療法のスキルの修得には、繰り返しの練習が必要となります. 学生同士の練習にあたっては、実習棟1の4階実習室の利用が可能ですので、前もって科目担当教員へ連絡いただき、実習室の予約をしてください. |
教科書 |
「茨城県立医療大学 理学療法基礎技術学実習書」参照 |
参考文献・その他資料 |
市橋則明 「運動療法学―障害別アプローチの理論と実際 第2版」 文光堂、2014 キャロリン・キスナー/渡邊昌 「最新運動療法大全」 ガイアブックス、2008 吉尾雅春(編)「標準理学療法学 専門分野 運動療法学総論」(第4版) 医学書院、2017 対馬栄輝(編)CrossLink理学療法テキスト「運動療法学」メディカルビュー、2020 中村隆一(監)理学療法テクニックー発達的アプローチー、医歯薬出版、2004 伏木宏彰ら(著)前庭障害に対するリハビリテーション -EBM に即した実践アプローチ、メジカルビュー社、2019 |
成績評価方法 |
授業内小テストおよび演習成果物、実技試験、筆記試験等を総合的に評価する.実技試験は評価表を用いて評価する. 総括評価への参入割合は、授業内小テスト20%、実技試験40%、期末試験(筆記試験)40% ※試験の実施状況により割合を変更することがあります. 【再受験の取扱:無、出席時間要件:4/5以上】 |
担当教員から |
質問等がありましたら、学内メールであらかじめ各担当教員へ連絡を入れてから研究室を訪ねてください.断り:本科目の内容や順番は必要に応じて変更することがあります. 【遠隔授業について】 本授業は原則対面で行いますが、講義内容を繰り返し受講できる利点を考え、オンデマンドの講義とする可能性があります.実施回数は1回程度.出欠は受講後のクイズでを確認し、該当講義の実技の授業の際に質問等をお受けします.日程は授業の初回に案内いたします. ★丹羽麻奈美(つくば市の女性のための整体サロンPALM) ★高橋洋(岐阜保健大学) |
受講条件 | 身体運動学と運動学実習の両科目履修済み、または担当教員の許可が受講条件となります. |
実務経験を有する担当教員 |
篠崎真枝、冨田和秀、青山敏之、坂本由美、宮田一弘 理学療法士としての実務経験を活かして、理学療法基礎技術学の授業を行う. |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 4 | 運動療法の概要、基礎理論、コンディショニング【運動療法、ポジショニング、リラクセーション】 | 1・2・3・4 | 篠崎 | 講義・実習 |
2 | 4 | 関節可動域運動【関節可動域運動】 | 5 | 青山 | 演習・実習 |
3 | 4 | 伸張運動【伸張運動、ストレッチ】 | 5 | 青山 | 演習・実習 |
4~5 | 8 | 筋力増強運動【筋力増強、筋力トレーニング】 | 6 | 青山 | 演習・実習 |
6 | 4 | 持久性運動、神経筋再教育【持久性運動、神経筋再教育、固有受容性神経筋促通手技】 | 7・8 | 冨田・篠崎 | 演習・実習 |
7 | 4 | 協調性運動、バランス練習【協調運動、バランス】 | 9 | 宮田 | 演習・実習 |
8 | 4 | 感覚障害に対する運動療法【前庭障害、めまい】 | 10 | 坂本 | 演習・実習 |
9 | 4 | 水中運動療法、運動学習【水中運動療法、運動学習】 | 11・12 | 篠崎 | 講義・演習 |
10 | 4 | 基本動作練習【ハンドリング、寝返り、起き上がり、移乗動作】 | 13 | 篠崎 | 演習・実習 |
11 | 4 | 基本動作練習【起立、歩行、階段、杖、歩行器】 | 13 | 篠崎 | 演習・実習 |
12 | 4 | 運動療法 実技試験 | 3~13 | 篠崎・青山・宮田 | 実習 |
13 | 4 | ウィメンズヘルスの運動療法【ウィメンズヘルス、妊娠期、骨盤底筋群】 | 14 | ★丹羽 | 講義・実習 |
14 | 4 | 治療的マッサージ【治療的マッサージ】 | 14 | ★高橋 | 講義・実習 |
15 | 4 | 運動療法 総括 | 1~14 | 篠崎 | 講義 |