シラバス参照

授業情報/Class Information

2025/02/19 現在

詳細情報へ    授業計画へ << 最終更新日: 2025年2月6日  >>

基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
【R4カリキュラム】 授業コード
/Course Code
22252003
授業科目名
/Course Name
臨床栄養学 時間数
/Time
15時間
単位数
/Credits
1 必修・選択
/Subject Choice Type
必修
履修年次
/Year
2年 科目区分
/Course Group
対象学生
/Target
看護学科 , 作業療法学科
科目責任者
/Responsible Person
坂本 香織 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
開講学期および日時について
の備考
/Notes
後期後半

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period
後期 月曜日 5

基本情報へ    授業計画へ

詳細情報/Detailed Information

授業の概要 食生活が人の健康に与える影響は大きく、「人」が生活する上で栄養は欠くことができない。この科目では、栄養素や食品の分類、栄養状態の評価方法などの基礎的な知識を習得する。次に現在の食生活の特徴や一般的な年代別の望ましい食生活について学び、最後に臨床での食事管理や疾病・病態別の食品・食事の選択などについて学ぶ。
授業のキーワード 下記授業計画の【 】を参照
授業の目的 健康の保持・増進のための食品や料理の選択に関する基本的な知識を習得する。そして「どのような食事をとったらよいか」を対象者に合わせて適切に選択できるようになることを目標とする。
授業の到達目標 1  栄養学を学ぶ意義について説明できる。
2  栄養素の分類、体内における役割を説明できる。
3  エネルギーとはなにか、エネルギー消費量の計算方法を説明できる。
4  食事摂取基準の目的と活用方法を説明できる。
5  食品成分表の見方と食品群の意味を説明できる。
6  栄養アセスメントの種類とその方法について説明できる。
7  現在の食生活の特徴と課題について説明できる。
8  望ましい食生活の実践のために必要なことについて説明できる。
9  ライフステージ別の望ましい食生活について説明できる。
10 療養生活において必要となる特別な食事、食生活について説明できる。
11 疾病別の望ましい食生活について説明できる。
12 チーム医療と栄養食事療法の実際とその中での役割を説明できる。
授業時間外の学習に関する事項 各授業内容について予習をして授業に出席してください。
教科書 1)中村丁次著ら「系統看護学講座 専門基礎分野 人体の構造と機能③栄養学」医学書院(2021)
参考文献・その他資料 1)香川明夫監修「八訂食品成分表2021」女子栄養大学出版部 (2021)
成績評価方法 授業出席態度+授業中の取り組み(積極性)20%、提出物40%、期末試験40%により総合的に評価する。
【再受験の取扱:有、 出席時間数要件:2/3以上】
担当教員から ★坂本香織(女子栄養大学)                                                  食べることは、すべての人の生き生きとした健やかな生活に欠かせないものです。この講義を通して、様々な状況の人達の望ましい食生活について学びますが、特に療養生活における食生活は、これまで皆さんにとってあまりなじみのないものかもしれません。知識としてだけではなく、実際の場面を想像して、これらの知識をどのように役立てるかを常に考えながら学んでください。講義の時間が限られますので、より深く学びたい箇所やテーマがある方は声をかけてください。参考図書などを紹介します。
受講条件
実務経験を有する担当教員 科目責任者は栄養士の実務経験を有している。

基本情報へ    詳細情報へ

授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1 2 栄養学を看護職が学ぶ意義と目的【栄養、栄養素、栄養素の分類】 1・2 ★ 坂本 講義
2 2 日本人の食事摂取基準【食品のもつ成分とエネルギー、エネルギー消費量の計算方法、食事摂取基準の目的と活用法】 3・4 ★坂本 講義
3 2 食品の分類と各種食品の特徴
 1)食品の分類方法と食品群の意味
 2)食品成分表の見方と活用法
   栄養アセスメント
5・6 ★坂本 講義
4 2 現代の食生活の特徴と課題、
食環境整備、食育の考え方と意義
ライフステージと栄養(1)
 1)乳幼児期、学童期
 2)青年期、成人期
7・8・9 ★坂本 講義
5 2 ライフステージと栄養(2)
 1)妊娠・授乳期
 2)高齢期
9 ★坂本 講義
6 2 臨床栄養管理(1)
 1)栄養食事療法と看護の役割
 2)病院食の分類と特徴
 3)検査のための食事
 4)治療による回復をうながすための食事
 5)疾患を治療するための食事
10・11 ★坂本 講義
7 2 臨床栄養管理(2)
 6)嚥下障害のある人のための食事
 7)経口摂取できない患者のための栄養管理
   チーム医療と栄養食事療法
11・12 ★坂本 講義
8 1 まとめ 1〜12 ★坂本 講義