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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2025年2月6日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
【R4カリキュラム】 | 授業コード /Course Code |
22233110 |
---|---|---|---|
授業科目名 /Course Name |
作業療法評価学演習(高次脳機能障害) | 時間数 /Time |
30時間 |
単位数 /Credits |
1 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
必修 |
履修年次 /Year |
2年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
作業療法学科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
髙崎 友香 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
‐ |
担当教員 /Instructor |
真田 育依、唯根 弘、木口 尚人 | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
後期後半 |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
---|---|---|
後期 | 金曜日 | 3 |
後期 | 金曜日 | 4 |
授業の概要 | 軽度意識障害・注意・記憶障害、失語・失行・失認、遂行機能障害等の高次機能障害を有する事例とその家族の生活を支える作業療法評価について、人‐作業‐環境と健康との関係から学習する. |
---|---|
授業のキーワード | 下記授業計画の【】を参照 |
授業の目的 | 高次脳機能障害を有する方に対する作業療法評価の知識や技術を習得する. |
授業の到達目標 |
1 高次脳機能障害の作業療法評価の原則および理論を述べることができる. 2 高次脳機能障害の症状を列挙できる. 3 軽度意識障害・注意障害の概念・評価・日常生活場面での困難さを述べることができ、評価を実施できる. 4 記憶障害の概念・評価・日常生活場面での困難さを述べることができ、評価を実施できる. 5 失認症の概念・評価・日常生活場面での困難さを述べることができ、評価を実施できる. 6 半側空間無視の概念・評価・日常生活場面での困難さを述べることができ、評価を実施できる. 7 失語症の概念・評価・日常生活場面での困難さを述べることができ、評価を実施できる. 8 失行症(行為の障がい)の概念・評価・日常生活場面での困難さを述べることができ、評価を実施できる. 9 前頭葉機能の概念・評価・日常生活場面での困難さを述べることができ、評価を実施できる. 10 各症状を有する事例への評価方法の例を述べ、実施し、解釈できる. |
授業時間外の学習に関する事項 |
神経心理学的検査の習得および事例検討課題において時間外に学修する場合がある. 演習書・実習書参照 |
教科書 |
能登真一 編.標準作業療法学 高次脳機能障害作業療法学 第二版. 医学書院、 2021 |
参考文献・その他資料 |
鈴木孝治編.高次脳機能障害作業療法学.作業療法学ゴールド・マスター・テキスト5、メジカルビュー社、東京、2012. その他、授業内で適宜紹介する. |
成績評価方法 |
評定は多肢選択式による期末試験(4割)、評価の実技試験(3割)、およびレポート(3割)によって行う. 【再受験の取扱:無、 出席時間数要件:4/5以上】 |
担当教員から |
高次脳機能障害を有する事例のより健康な生活を理解するためには、1年時の解剖学等で学習した知識・技術の応用が必要です.各科目で得た知識を随時復習し、本科目の理解を深めて下さい. また、疑問点は積極的に質問し、知識・技術の向上に努めて下さい. なお、授業内容は最新知見や学生の学修深度状況により変更されることがあります. 教員連絡先:髙崎(mail: takasakiyu@ipu.ac.jp、 内線:7818) |
受講条件 | |
実務経験を有する担当教員 |
高崎友香: 身体障害者領域における高次脳機能障害のあるクライアントの臨床10年以上の経験と教育経験を有しており、これらの経験を活かし、高次脳機能障害を臨床的な視点や作業療法士が養うべき作業的視点を踏まえて、事例などを通して教える. 真田 育依、唯根 弘、木口 尚人: 高次脳機能障害を含む身体障害、老年期障害領域における臨床経験を生かし、実技試験を担当する. |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 2 | コースオリエンテーション、高次脳機能障害の基本 高次脳機能障害を概観し代表的な検査と使用法を知る. 【高次脳機能障害、 診断、診療録、検査、覚醒、 画像所見、面接主訴、行動観察、環境評価、その他の情報】 |
1・2 | 高崎 | 講義 |
2、3 | 4 | 軽度意識障害・知能、(認知症)の概念・評価 【軽度意識障害、 一般性認知機能、 知的能力】 |
3・10 | 高崎 | 講義・演習 |
4、5 | 4 | 注意障害の概念・評価 【注意】 |
3・ 10 | 高崎 | 講義・演習 |
6、7 | 4 | 記憶障害の概念・評価 【記銘・記憶】 |
4・ 10 | 高崎 | 講義・演習 |
8 | 2 | 失認・半側空間無視の概念・評価 【認知・空間性認知】 |
5・ 7・ 10 | 高崎 | 講義・演習 |
9 | 2 | 高次脳機能のスクリーニング検査の実施(実技試験) 【高次脳機能障害】 |
1-4・10 | 高崎・真田・唯根・木口 | 演習 |
10 | 2 | 失語症・失行症の概念・評価 【コミュニケーション・行為】 |
7・ 8・ 10 | 高崎 | 講義・演習 |
11 | 2 | 失認、半側空間無視、失語症、失行症の概念・評価 【認知、空間性認知、構成】 |
5-8・ 10 | 高崎 | 講義・演習 |
12 | 2 | 前頭葉機能障害、遂行機能障害の概念・評価 【遂行機能、前頭葉機能、思考の障害、問題解決過程、意思、意欲、感情、気分、疲労、 社会的行動障害】 |
9・ 10 | 高崎 | 講義・演習 |
13 | 2 | 自動車運転評価 【高次脳機能障害】 |
1 - 10 | 高崎 | 講義・演習 |
14 | 2 | 高次脳機能のメトリック検査の実施(実技試験) 【高次脳機能】 |
1 - 10 | 高崎・真田・唯根・木口 | 演習 |
15 | 2 | 前頭葉機能障害の概念・評価、自動車運転評価、全体まとめ 【遂行機能、前頭葉機能、思考の障害、問題解決過程、意思、意欲、感情、気分、疲労、 社会的行動障害、高次脳機能】 |
1 - 10 | 高崎 | 講義・演習 |