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授業情報/Class Information

2025/02/19 現在

詳細情報へ    授業計画へ << 最終更新日: 2024年12月24日  >>

基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
【R4カリキュラム】 授業コード
/Course Code
22213039
授業科目名
/Course Name
災害看護学 時間数
/Time
15時間
単位数
/Credits
1 必修・選択
/Subject Choice Type
必修
履修年次
/Year
2年 科目区分
/Course Group
専門科目
対象学生
/Target
看護学科
科目責任者
/Responsible Person
綾部 明江 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
綾部明江、河野了、★青木正志、★倉橋憲一、★関正彦
開講学期および日時について
の備考
/Notes
後期後半

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period
後期 月曜日 3

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詳細情報/Detailed Information

授業の概要 災害(自然災害、人為災害、特殊災害)が社会の変化や地域の人々の暮らしと密接に関係しながら、人々の生命や生活に影響を及ぼすことを理解する。さらに、災害サイクルにおける被災者の健康や生活ニーズに応じた看護の果たす役割について学習する。
授業のキーワード 下記授業計画の【】を参照
授業の目的 災害が人々の生命や生活に影響を及ぼすことを理解し、災害サイクルにおける被災者の健康や生活ニーズに応じた看護の果たす役割について理解する。
授業の到達目標 1.災害の定義、種類と特徴、災害サイクルについて説明できる。
2.災害時の倫理原則と課題について説明できる。
3.災害保健医療対応の原則について説明できる。
4.災害保健医療に関連する法制度について説明できる。
5.災害時の支援体制や医療体制について説明できる。
6.災害超急性期・急性期の看護について説明できる。
7.災害亜急性期の看護について説明できる。
8.災害慢性期の看護について説明できる。
9.災害静穏期の看護について説明できる。
10.災害時要配慮者への看護について説明できる。
11.災害各期における保健活動について説明できる。
12.災害時のメンタルヘルスについて説明できる。
13.病院における災害対策や災害時の対応について理解できる。
授業時間外の学習に関する事項 災害看護・医療の図書、災害関連の書籍に目を通して学びを深められることを期待する。
教科書 1)小井土雄一他 新体系看護学全書 看護の統合と実践②災害看護学 第3版 メヂカルフレンド社 2020
参考文献・その他資料 1)小原真理子他 災害看護 心得ておきたい基本的な知識 第3版 南山堂 2019
2)三澤寿美他 看護学テキスト統合と実践 災害看護 寄り添う、つながる、備える 学研 2018
3)浦田喜久子他 系統看護学講座 統合分野 看護の統合と実践〔3〕 災害看護学・国際看護学 第4版 医学書院 2019
4)酒井明子他 ナーシンググラフィカ 看護の統合と実践③ 災害看護 第5版 メディカ出版2022
5)酒井明子他 看護学テキストNiCE 災害看護学 改訂第4版 南江堂 2023
成績評価方法 筆記試験(60%)、レポート提出(30%)、授業への参加度(10%)【再試験の取扱:有、出席時間数要件:2/3以上】
担当教員から 災害看護の基本となる知識や災害時の保健医療体制について学びます。私たちもいつ何時、被災するかわかりません。日頃からの防災・免災に目を向けていきましょう。
★青木正志 (茨城県立中央病院)
★倉橋恵一 (茨城県立こころの医療センター)
★関正彦  (茨城県立医療大学付属病院)
受講条件
実務経験を有する担当教員 綾部明江、河野了、★青木正志、★倉橋憲一、★関正彦
看護師・保健師・医師としての実務経験を活かして災害看護の講義・演習を行う。

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授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1 1 オリエンテーション
災害保健医療の理解
【災害の歴史、現状と課題、災害の定義、災害の種類と特徴(自然災害、人為災害、特殊災害)、災害サイクル】
1 綾部 講義
2 2 災害時のメンタルヘルス
【被災者のメンタルヘルス、遺族のメンタルヘルス、支援者のメンタルヘルス、災害派遣精神医療チーム(DPAT)、災害死亡者家族支援チーム(DMORT)】
災害時の倫理原則と課題
【災害時の倫理的課題】
2・12 河野 講義
3 2 災害保健医療対応の原則
【平時の救急医療と災害医療の違い、CSCATTT、オールハザードアプローチ、災害ロジスティック、災害時メンタルヘルス】
(CSCATTT:Command and Control、Safety、Communication、Assessment、 Triage、Treatment、Transport)
3 綾部 講義
4 2 災害の法制度と災害時の支援体制、医療体制
【災害対策基本法、災害救助法、災害拠点病院、EMIS、広域医療搬送計画、災害派遣医療チーム(DMAT)、災害派遣精神医療チーム(DPAT)、災害医療コーディネーター、災害時健康危機管理支援チーム(DHEAT)、災害支援ナース、日赤災害救護、国立病院機構、日本医師会災害医療チーム(JMAT)、災害時小児周産期リエゾン、救護所、避難所、福祉避難所、応急仮設住宅、復興住宅】
4・5 ★青木 講義
5 2 超急性期・急性期、亜急性期の看護
【災害超急性期・急性期・亜急性期、防ぎ得る災害死、災害関連死】
6・7 ★青木 講義
6 2 慢性期、静穏期の看護、要配慮者への看護
【災害慢性期、静穏期、CSCAHHH、高齢者、障害者、乳幼児、妊産婦、外国人】
(CSCAHHH:Command and Control、Safety、Communication、Assessment、Health care Triage、Helping Hand、Handover)
8・9・10 ★倉橋 講義
7 2 災害時の保健活動
【健康危機管理、地域の保健活動拠点(市町村、保健所、都道府県)における災害時の健康支援体制、災害各期における保健活動】
11 綾部 講義
8 2 病院における被災体験と災害対応の実際
【病院での被災体験、災害への備え、災害時の体制】
13 ★関 講義