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授業情報/Class Information

2025/02/19 現在

詳細情報へ    授業計画へ << 最終更新日: 2024年12月18日  >>

基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
【R4カリキュラム】 授業コード
/Course Code
22213023
授業科目名
/Course Name
在宅看護学概論 時間数
/Time
15時間
単位数
/Credits
1 必修・選択
/Subject Choice Type
必修
履修年次
/Year
2年 科目区分
/Course Group
専門科目
対象学生
/Target
看護学科
科目責任者
/Responsible Person
鶴見 三代子 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
髙村 祐子、★立原 美智子、★山地 里英
開講学期および日時について
の備考
/Notes
後期後半

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period
後期 金曜日 2

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詳細情報/Detailed Information

授業の概要 地域・在宅看護における基盤となる概念や、地域包括ケアシステムにおける在宅看護の位置づけと看護の役割について基本的な理解を深める。
授業のキーワード 下記授業計画の【 】を参照
授業の目的 地域における人々の暮らしについて具体的にイメージし、健康や医療・看護が暮らしと深くかかわっていくことを理解する。また、地域で暮らす人々の尊厳と権利を守り、生活と健康を支援するための地域・在宅看護の基本的な理念や機能について学修を深めながら、暮らしを支える看護を理解する。
授業の到達目標 1.地域で暮らす人々の生活と多様性を理解し、地域の環境が人々の生活に及ぼす影響を説明できる。
2.地域における地域・在宅看護の社会的背景を説明できる。
3.地域・在宅看護の目的、機能ならびに対象について、説明できる。
4.地域・在宅看護の理念の基本事項、倫理について理解できる。
5.地域・在宅看護に関連する制度とその活用について説明できる。
6.多様な地域・在宅看護の実践に場について説明できる。
7.地域・在宅看護のニーズに関心をもち、地域で暮らす人々の健康維持増進のための看護の特徴について考察できる。
授業時間外の学習に関する事項 それぞれの授業日までに、キーワードに沿って、教科書内の該当箇所を予習しておきましょう。
教科書 1)河原加代子 著者代表:系統看護学講座『地域・在宅看護論1 地域・在宅看護の基盤』(第6版)医学書院、2022
2)河原加代子 著者代表:系統看護学講座『地域・在宅看護論2 地域・在宅看護の実践』(第6版)医学書院、2022
参考文献・その他資料 1)看護倫理
2)北島政樹総編集:医療福祉をつなぐ関連職種連携―講義と演習にもとづく学習のすべて、株式会社南江堂、2020
3)臺有佳、石田千絵、山下留理子:ナーシング・グラフィカ地域・在宅看護論①地域療養を支えるケア、メディカ出版、2022
成績評価方法 レポート、試験等により評価する。
【再受験の取扱:有、出席時間数要件:2/3以上】
担当教員から すべての人々は、地域で生活を営んでおり、入院治療が必要になったときに病院で看護を受け、地域に暮らしているときに地域で看護を受けます。看護職者が支援する人は、地域で暮らす人々を含めた、あらゆる健康状態にある方々です。『時々入院、ほぼ在宅』で過ごす人々が、安心して生活できるための看護支援について理解を深めます。自分だったら、自分の大切な家族だったら、というシンプルな視点での看護について、一緒に考えていきましょう。(鶴見、高村)
多様な視点で看護を学んでください。(★立原_茨城県立医療大学付属病院)
訪問看護の面白さを知っていただけると嬉しいです。(★山地_在宅看護専門看護師)
受講条件 「地域の健康と看護」の講義の履修が終了していくことがのぞましい。
実務経験を有する担当教員 鶴見三代子、髙村祐子
共に病院勤務、訪問看護ステーション勤務の実務経験をもっています。
その経験をいかし、地域で暮らす人々の理解とその支援について学生の学修支援を行っていきます。

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授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1 1 (1)人々の暮らしの理解、暮らしの基盤としての地域の理解
【人々の暮らしの理解、人々の暮らす地域の特徴と多様性の理解、地域共生社会、システム理論・システム思考】
(2)地域・在宅看護の変遷
【地域・在宅看護に関する社会的背景】
1・2 鶴見 講義
2 2 地域・在宅看護の役割、地域における暮らしを支える看護
【地域・在宅看護の基盤となる考え方、地域・在宅看護に求められる役割、暮らしを支える地域・在宅看護、暮らしの環境を整える看護、地域における家族への支援、看護師に求められる態度・知識・姿勢】
1・3・4 鶴見 講義
3 2 (1)地域・在宅看護の対象【地域・在宅看護の対象者、地域による多様性、ライフステージによる多様性、健康レベルの多様性、家族の理解(家族の現状と変遷)、家族のライフステージの理解と看護、地域に暮らす対象者の理解と看護(地域の特性の理解と看護、家族のライフステージの理解と看護、対象者の理解からつながりをつくる看護)】
(2)在宅療養者の権利の保障【在宅療養者の権利擁護<アドボカシー>、虐待の防止、個人情報の保護と管理、サービス提供者の権利の保護】
1・3・4・5 鶴見 講義
4 2 疾病別に捉える看護の実際<脳卒中後遺症の療養者への在宅療養支援>
【地域連携クリティカルパス、地域リハビリテーション、ICF、再発予防、退院支援・退院調整、退院後訪問】
1・3・4 ★立原 講義
5 2 地域・在宅看護に関連する制度とその活用【介護保険制度、医療保険制度、地域保健に関わる法制度、障害者・難病に関連する法律、後期高齢者医療制度】 2・5 髙村 講義
6 2 様々な地域・在宅看護実践の場と連携【訪問看護、家庭訪問、通所サービス、短期入所サービス、その他の施設サービス、継続看護、多職種連携】 3・4・5・6 鶴見 講義
7 2 地域で暮らす人々の尊厳とQOL、在宅療養者の自立支援
【価値観の尊重と意思決定支援、QOLの維持・向上、セルフケア、社会参加への援助、閉じこもりの予防、ヘルスプロモーション、ノーマライゼーション、守秘義務、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)、プライマリヘルスケア、エンパワメント)】
4 鶴見 講義
8 2 地域・在宅看護における高度実践看護
【地域で活躍する専門看護師・認定看護師、特定看護師等の 役割と活動の実際】
6・7 ★山地 講義