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授業情報/Class Information

2025/02/19 現在

詳細情報へ    授業計画へ << 最終更新日: 2025年2月6日  >>

基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
【R4カリキュラム】 授業コード
/Course Code
22213011
授業科目名
/Course Name
ウィメンズヘルス看護学概論 時間数
/Time
15時間
単位数
/Credits
1 必修・選択
/Subject Choice Type
必修
履修年次
/Year
2年 科目区分
/Course Group
専門科目
対象学生
/Target
看護学科
科目責任者
/Responsible Person
山海 千保子 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
山波真理、土居岸悠奈、★齋藤麻紀子
開講学期および日時について
の備考
/Notes
後期前半

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period
後期 金曜日 2

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詳細情報/Detailed Information

授業の概要  女性の生涯における健康の促進および向上につながる看護を包括的に学習する。具体的には、ウィメンズヘルスの歴史的展望を基に、セクシャル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツの概念や動向、関連理論を学習する。その上で、女性のライフサイクル各期の特徴に合わせた看護援助のあり方について、個人および家族、集団としての視点で教授する。
授業のキーワード 授業計画欄の【 】を参照。
授業の目的  ウィメンズヘルス看護の理念を理解し、女性の健康を促進し支援する看護の役割を学ぶ。特に、女性のライフサイクル各期におけるセクシャル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツを尊重した看護援助のあり方を学ぶ。
授業の到達目標 1  ウィメンズヘルス看護の理念と概念および目的を説明できる。
2  セクシャル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツについて説明できる。
3  ウィメンズヘルスや母子のケアに関連する理論と概念を説明できる。
4  女性および母子を取り巻く環境や社会的動向とそれらに関する課題を説明できる。
5  母子の心身の健康を支える法や施策について説明できる。
6  女性のライフサイクル各期の特徴と看護を説明できる。
7  ウィメンズヘルスをめぐる生命倫理の課題を説明できる。
8  子育て支援に関する多様な取り組みを理解し、対象のニーズに沿った支援のあり方について考察できる。
授業時間外の学習に関する事項 毎回の授業で課題を出します。ウィメンズヘルスに関する多様なテーマについて、文献やメディアなど様々な情報源をもとに自分なりの考えをもてるよう自己学習を進めてください。
教科書 齋藤いずみ他 編著、 母性看護学Ⅰ 概論・ライフサイクル(改訂第3版)、 南江堂、 2022.
参考文献・その他資料 別途指示
成績評価方法 授業参加度:毎回の授業課題レポートとミニテスト(70%)  最終レポート:授業内容に関連するテーマに沿った課題レポート(30%)
【再受験の取扱:有、 出席時間数要件:2/3以上】
担当教員から  学生のみなさんは自身また身近で、すでに女性として、男性として人生の途上を歩いています。今後とも自他の健康生活を送る上でも関係の深い分野です。自分をよく知り、見識を深め広げることを通じて、身近でかつ地に足をつけたウィメンズヘルス看護を学んでください。
 アクティブ・ラーニングの方法を活用します。
★齋藤麻紀子(NPO法人Umiのいえ代表理事)
受講条件
実務経験を有する担当教員 山海千保子、山波真理、土居岸悠奈
看護師、助産師の臨床経験があり、ウイメンズヘルス看護一般に関する実務経験を生かした教授内容となります。

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授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1 2 ウィメンズヘルス看護の基盤となる概念【セクシャル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ、性(セクシュアリティ)、セックス、ジェンダー、ジェンダーフリー、性の多様性(性自認、性的指向)、母性、父性、親性、愛着形成、家族の発達・機能】 1・2 山海 講義
2 2 女性や母子のケアに関する理論と概念【ヘルスプロモーション、ウェルネス、女性を中心としたケア、家族を中心としたケア、ケアリング、ボンディング、アタッチメント、母親役割、父親役割、母子相互作用】 3 山海 講義
3 1 データから読み解くウイメンズヘルスの現状と課題【女性の就業率、婚姻、離婚、ひとり親世帯と貧困、ジェンダーギャップ、合計特殊出生率、周産期死亡率、新生児死亡率、乳児死亡率、妊産婦死亡率、少子化、 】 4 土居岸 講義
3 1 母子に関わる法律と施策【母子保健法、児童福祉法、児童虐待の防止等に関する法律、次世代育成支援対策推進法、生育基本法、子育て世代包括支援センター(母子健康包括支援センター)健やか親子21、男女共同参画社会基本法、少子化社会対策基本法、少子化対策、子育て支援、男女雇用機会均等法、育児・介護休業法、労働基準法、配偶者暴力防止法、母体保護法、産後ケア、周産期医療のシステム】 4・5 土居岸 講義
4~5 4 女性のライフサイクル各期の特徴と看護【ライフサイクル、ヒトの発生・性分化のメカニズム、第二次性徴、性意識・性行動の発達、性行動、性反応、性周期、初経、月経、プレコンセプションケア、月経異常、月経随伴症状、性感染症(STI)、不妊症(男性不妊症、女性不妊症)、生殖補助医療、性暴力被害、ドメスティック・バイオレンス(Domestic violence:DV)、人工妊娠中絶、ホルモンの変化(更年期障害、エストロゲン分泌低下による症状)、骨盤臓器脱、老年期のセクシュアリティ】 4・6 土居岸 講義
6 2 ウィメンズヘルスと生命倫理【生命倫理、倫理原則、倫理的課題、女性・胎児の尊厳、権利擁護、倫理的意思決定プロセス、生殖補助医療、出生前診断、人工妊娠中絶】 7 山波 講義
7 2 子育てを支える多様な活動【子育て支援、コミュニティづくり、ファシリテーション】 8 ★齋藤 講義
8 1 まとめ 7 山波 講義