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授業情報/Class Information

2025/02/19 現在

詳細情報へ    授業計画へ << 最終更新日: 2025年2月18日  >>

基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
【R4カリキュラム】 授業コード
/Course Code
22251077
授業科目名
/Course Name
バイオエシックス 時間数
/Time
15時間
単位数
/Credits
1 必修・選択
/Subject Choice Type
選択
履修年次
/Year
2年 科目区分
/Course Group
基礎科目
対象学生
/Target
看護学科 , 理学療法学科 , 作業療法学科 , 放射線技術科学科
科目責任者
/Responsible Person
海山 宏之 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
開講学期および日時について
の備考
/Notes
前期後半

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period
前期 金曜日 1

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詳細情報/Detailed Information

授業の概要  人間とは何か、生命とは何かという問題へのアプローチをバイオエシックスという方向から問う。具体的には、現実の生命倫理学的諸問題の事例を知り、思想的・科学的な背景を学ぶことによってそれぞれの問題を自分の問題として考える端緒にして欲しい。バイオエシックスは哲学的であると同時に科学的でもなければいけない「実践的な知」の領域にある新しい学問であり、特に医療分野に関わる人間にとっては必須の分野だと考えている。
授業のキーワード 下記授業計画の【 】を参照
授業の目的  現代日本社会におけるバイオエシカルな問題を総合的に把握する。それらが科学・死生観・宗教的背景と関わり、われわれ自身の問題であることを的確に認識できるようになれば十分に合格点である。
授業の到達目標 1  バイオエシックスとは何かを理解する。
2  バイオエシックスの諸問題の背景の科学的思考を理解し、実際の法的問題との関わりを学ぶ。
3  バイオエシックスの諸問題が哲学・倫理学の諸概念と密接に関連していることを理解する。
4  医療の現場でバイオエシカルな問題がどのように捉えられ、どう医療行為に反映しているかを学ぶ。
授業時間外の学習に関する事項
教科書
参考文献・その他資料 今井道夫・香川知晶編『バイオエシックス入門 第3版』(東信堂)
成績評価方法 授業中、主題に沿った簡単なレポートを課す。
最後の筆記試験とあわせて総合的に成績を評価する。
 【再受験の取扱:有、 出席時間数要件:2/3以上】

担当教員から  生命に関わる問題を自分の問題として捉えられるようになって欲しいです。これは入り口でしかありません。最低限の知識は獲得していただきたいですが、何より自ら考える力をつけられるよう授業を行いたいと思います。
受講条件
実務経験を有する担当教員

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授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1 2 人間とは何か・自分とは何か
【バイオエシックスの見取り図】
1〜4 海山 講義
2 2 どこから人間か1 
【人と人ならざるもの(AI)・人格概念】
2・3 海山 講義
3 2 どこから人間か2 
【人工妊娠中絶・出生前診断】
3・4 海山 講義
4 2 どこまで人間か1 
【脳死と臓器移植】
2〜4 海山 講義
5 2 どこまで人間か2 
【海外の尊厳死(安楽死)と治療停止・QOLとSOL】
2〜4 海山 講義
6 2 どこまで人間か3 
【日本の尊厳死(安楽死)と治療停止・現在の方向性】
2〜4 海山 講義
7 2 死生観・人間観とバイオエシックス
【生命と実験】
3 海山 講義
8 1 医療と生命 
【医療者と患者・インフォームドコンセント・責任概念】
2・4 海山 講義