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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2024年11月6日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
【R4カリキュラム】 | 授業コード /Course Code |
22251061 |
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授業科目名 /Course Name |
グループワーク演習 | 時間数 /Time |
30時間 |
単位数 /Credits |
1 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
選択 |
履修年次 /Year |
2年 | 科目区分 /Course Group |
基礎科目 |
対象学生 /Target |
看護学科 , 理学療法学科 , 作業療法学科 , 放射線技術科学科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
佐藤 純 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
|
担当教員 /Instructor |
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開講学期および日時について の備考 /Notes |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
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前期 | 火曜日 | 5 |
授業の概要 |
現代社会は人間関係が希薄であり、人間関係の持ち方の学習が不足することにより、社会生活に不適応を生じることも多い。この授業では様々なグループワークを体験することを通して、学生相互のコミュニケーションを促し、自らについての気づきを深めると共に、新しい人間関係の構築を促す。 単にグループで話し合うというものではなく、構成的グループ・エンカウンター(SGE)ならびに行動分析という心理学に基づいた理論・手法を中心に取り扱う。 |
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授業のキーワード | 下記授業計画の【 】を参照 |
授業の目的 |
様々なグループ体験をもとに自己理解、他者理解、自己受容、自己主張、信頼体験、感受性の6つの機能を高めると共にグループ・アプローチについての理解を深める。また自分が実際に体験することを通して、構成的グループ・エンカウンター等の技法を学ぶと共に自ら応用できる能力を養い、医療場面における実践力を獲得する。 また、行動分析の理論と介入方法を学び、他者に働きかける技法を体験しながら身につけることで、様々な面接場面での対人関係における多様な視点を得て、関わり方のバリエーションを広げる。 |
授業の到達目標 |
1 自己を開示すると共に、他者の言葉に耳を傾け、理解する。 2 人生観・価値観を理解しあう。 3 人は何から印象を形成するのかを理解する。 4 非言語的なメッセージの種類と効果を知る。 5 自分の考えを主張し、受容や拒否がどのような影響を及ぼすかを理解する。 6 他者との会話をスムーズにする方法を身につける。 7 相手の心に沿った話し方を学ぶ。 8 言葉の背後にある意図・心情を理解する。 9 自らの認知のパターンの傾向・歪みについて理解する。 10 自己一致、受容、共感という基本的態度について理解する自分の人生を振り返り、受け取ってきたものを認識する。 |
授業時間外の学習に関する事項 | 日頃の人間関係においても、授業で学んだ視点を活用し、できれば実践することが望ましい。 |
教科書 | 特になし。 |
参考文献・その他資料 | その都度紹介する。 |
成績評価方法 |
授業への参加状況(出席状況ではなく、積極的な参加をしているかどうかの評価) 最終レポート 【再受験の取扱:無、 出席時間要件:4/5以上】 |
担当教員から |
グループワーク演習は、SGEを中心としたエクササイズを通して日頃はあまり体験することの少ないコミュニケーションを体験します。それらのコミュニケーションを通して、自他の違い、価値観の違いを発見してください。 グループワークが主なので、受動的な態度では何も学習できないどころか、他の受講者の学習の妨害になりますので、積極的にグループワークに参加したい人以外の受講はご遠慮ください。また、演習の性質上、受講者が多すぎると質の高い授業を行うことができません。そのため、希望者多数の場合には、抽選により受講の可否を決めることもありますので、あらかじめご了承ください。(連絡先:satouj@ipu.ac.jp) |
受講条件 | 「心理学」あるいは「教育心理学」の授業を履修済であることが望ましい。 |
実務経験を有する担当教員 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 2 | (1)この授業について (2)エクササイズ体験 【構成的グループエンカウンター、他者理解】 |
1・2 | 佐藤 | 講義・演習 |
2 | 2 | (1)エンカウンターとは (2)グループワークの説明 (3)シェアリングとは 【エンカウンター、シェアリング】 |
1・2 | 佐藤 | 講義 |
3 | 2 | (1)コミュニケーション概説 (2)連想ワーク 【価値観、自己主張、コンセンサス、自己理解・他者理解】 |
1・2・8 | 佐藤 | 講義・演習 |
4 | 2 | (1)自己理解・他者理解 【描画】 |
1・8 | 佐藤 | 演習 |
5 | 2 | (1)他者とのコミュニケーション (2)自己理解・他者理解 【他己紹介・スゴロクトーキング】 |
1・2 | 佐藤 | 演習 |
6 | 2 | (1)他者とのコミュニケーション (2)他者との協力 【宝探し】 |
1・8 | 佐藤 | 演習 |
7 | 2 | (1)自己主張とコンセンサス (2)価値観の検討:若い女性と水夫 【価値観、自己主張、コンセンサス】 |
1・2・5 | 佐藤 | 演習 |
8 | 2 | (1)ノンバーバル・コミュニケーション 【画面分割】 |
4 | 佐藤 | 演習 |
9 | 2 | (1)信頼体験:ブラインドウォーク・ロボットウォーク・トラストフォール 【信頼体験】 |
4 | 佐藤 | 演習 |
10 | 2 | (1)バーバル・コミュニケーション③ 【限られたコミュニケーション】 |
6・7・8 | 佐藤 | 演習 |
11 | 2 | (1)バーバル・コミュニケーション② 【アクティブリスニング】 |
6・7・8 | 佐藤 | 演習 |
12 | 2 | (1)バーバル・コミュニケーション③ 【キーワード・オリエンテーリング】 |
6・7・8 | 佐藤 | 演習 |
13 | 2 | (1)認知の修正 (2)リフレーミング:私は実は 【リフレーミング、自己受容】 |
1・9 | 佐藤 | 演習 |
14 | 2 | アサーション・トレーニング 【非主張的行動、攻撃的行動、アサーション】 |
4・5・6・7 | 佐藤 | 講義・演習 |
15 | 2 | 全体のふりかえり:別れの花束、ふりかえりレポート | 1・3・10 | 佐藤 | 演習 |