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授業情報/Class Information

2025/02/19 現在

詳細情報へ    授業計画へ << 最終更新日: 2025年2月6日  >>

基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
【R4カリキュラム】 授業コード
/Course Code
22141020
授業科目名
/Course Name
統計解析演習 時間数
/Time
30時間
単位数
/Credits
1 必修・選択
/Subject Choice Type
必修
履修年次
/Year
1年 科目区分
/Course Group
基礎科目
対象学生
/Target
放射線技術科学科
科目責任者
/Responsible Person
膳法 浩史 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
★膳法 浩史
開講学期および日時について
の備考
/Notes

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period
後期 木曜日 1

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詳細情報/Detailed Information

授業の概要 科学的根拠に基づいた意思決定を行うために、客観的な立場から情報(データ)を分析する手法として統計の基本を習得する。また、コンピューターソフトウェア(表計算ソフトや統計解析プログラムパッケージ)を利用したデータ分析の方法について演習を通して学ぶ。
授業のキーワード 授業計画欄の[ ]を参照
授業の目的 統計的方法を理解し、保健医療福祉の分野において、情報(データ)の収集・分析・意思決定を科学的に行うことができる。

授業の到達目標 1. 統計の概念を理解する
2.情報を適切な方法で要約し、表現する
3.要約した情報から未知の事柄について推察する
授業時間外の学習に関する事項 レジュメや資料、参考文献を参照し、教室では演習課題に取り組むことができるようにする。
教科書 講義や演習ごとにレジュメや資料を配布する
参考文献・その他資料 1. ていねいな保健統計学、羊土社
2. 畠 慎一郎・田中 多恵子、SPSS超入門、東京図書
3. すぐわかる統計用語、石村貞夫、デズモンド・アレン、東京図書
成績評価方法 授業への参加状況と課題により総合的に評価する
[再受験の取扱:無、出席時間要件:4/5以上]
担当教員から 講義では、みなさんの身近な例を使って統計の説明を行い、演習は統計ソフトを用いて実際に統計手法を試してみます。

受講条件
実務経験を有する担当教員

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授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1 2 統計学の基本的概念を理解する: 身近なアンケート調査からサンプリングとデータ分析を理解する。サンプリングの方法とアンケート調査票について学ぶ。母集団と標本に関する知識を獲得する。
[サンプリング、無作為抽出法、有意抽出法、母集団と標本]
1 ★膳法 演習
2 2 データの特徴を把握する(1)データの種類を理解し、分類の方法や代表値を学ぶ。統計アプリケーションソフトウェアの概要を知り、データ分析を体験する。
統計解析ソフト:SPSSの画面やデータ入力に慣れる
[量的データ、質的データ、変数、代表値、平均値、中央値、最頻値]
2 ★膳法 演習
3 2 データの特徴を把握する(2)記述統計の基礎を学ぶ。データの種類に合わせた図表より、情報を読み取る。
統計解析ソフト:データから記述統計や図表を作成する方法を学ぶ
[円グラフ、棒グラフ、ヒストグラム、折れ線グラフ、帯グラフ]
1・3 ★膳法 演習
4 2 データの特徴を把握する(3)
医療福祉関連のデータを使用した図表より、必要な情報を読み取り考察する。
統計解析ソフト:エクセルファイルからSPSS用のデータを作成する
[円グラフ、棒グラフ、ヒストグラム、折れ線グラフ、帯グラフ]
1 ★膳法 演習
5 2 正規分布を理解する:ヒストグラムと正規分布の特徴を理解する。
統計解析ソフト:SPSSで標本の分布を確認する方法を学ぶ
[ヒストグラム、正規分布、標本平均の分布、歪度、尖度]
1・2 ★膳法 演習
6 2 標準偏差を理解する(1)データのばらつきを表す尺度(標準偏差)を理解する。
統計解析ソフト:SPSSで標本のばらつきを確認する方法を学ぶ
[正規分布、標本平均の分布、標準偏差(SD)、サンプルのばらつき]
1・2 ★膳法 演習
7 2 標準偏差を理解する(2)データのばらつきを表す尺度(標準偏差)を理解する。標準偏差の式から、平均と標準偏差の関係性を考えることができる。
統計解析ソフト:SPSSで標本のばらつきを確認する方法を学ぶ
[正規分布、標本平均の分布、標準偏差(SD)、サンプルのばらつき]
1・2 ★膳法 演習
8 2 相関(1)散布図と共分散:二組の変数を使って、変数の関係性を理解する。また、二組の対応するデータ間の関係を示す共分散を学び、二組の関係性を考察する方法を学ぶ
統計解析ソフト:SPSSで散布図を作成し、二組の変数の関係性を読み取り方を習得する
[散布図、共分散、はずれ値]
1~3 ★膳法 演習
9 2 相関(2)相関係数:二組の変数について関連性を表す相関係数を学ぶ。また、相関と因果関係について考察することができる。
統計解析ソフト:SPSSで相関係数を作図して、図の読み取り方を習得する
[相関係数、二組の変数での因果関係]
1~3 ★膳法 演習
10 2 仮説検定(1)仮説検定の概念:統計的な仮説の検証方法を理解する。
[帰無仮説、対立仮説、有意水準、検出力、検定統計量、棄却域]
1~3 ★膳法 演習
11 2 仮説検定(2)平均の仮説検定:標本の平均から母集団の平均について仮説を立証する方法を理解する。ノンパラメトリック検定:母集団分布を過程しないノンパラメトリック検定について理解する
統計解析ソフト:SPSSで検定と結果の読み取り方法を習得する
[t検定、帰無仮説・対立仮説、有意水準、棄却域]
1~3 ★膳法 演習
12 2 仮説検定(3)カイ2乗検定:比率の推定・検定と結果の読み取り方を習得する
統計解析ソフト:SPSSでカイ2乗検定の手法と結果の読み取り方法を習得する
[二項分布、カイ2乗検定]
1~3 ★膳法 演習
13 2 回帰分析と多変量解析:二組の変数を用い、片方からもう一方の値を予測する分析方法(回帰分析)、および多くの変数を同時に扱う統計解析手法(重回帰分析)を理解する。
統計解析ソフト:SPSSで回帰分析と重回帰の手法と結果の読み取り方法を習得する
[目的変数、説明変数、回帰係数]
1~3 ★膳法 演習
14 2 統計分析をやってみよう:与えられたデータから興味がある変数を選び、その特徴を調べる方法を習得する。 1~3 ★膳法 演習
15 2 まとめ 1~3 ★膳法 演習