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授業情報/Class Information

2025/02/19 現在

詳細情報へ    授業計画へ << 最終更新日: 2025年2月6日  >>

基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
【R4カリキュラム】 授業コード
/Course Code
22141016
授業科目名
/Course Name
情報処理演習 時間数
/Time
30時間
単位数
/Credits
1 必修・選択
/Subject Choice Type
必修
履修年次
/Year
1年 科目区分
/Course Group
基礎科目
対象学生
/Target
放射線技術科学科
科目責任者
/Responsible Person
内田 敦子 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
★キム ジフン、 ★谷出 敦子
開講学期および日時について
の備考
/Notes

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period
前期 火曜日 3

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詳細情報/Detailed Information

授業の概要 コンピュータの基本的な動作を理解し、演習や課題を通してアプリケーションソフトウェア(電子メール、日本語ワードプロセッサ、表計算ソフト、プレゼンテーション作成ソフト等)の利用方法を習得する。また、コンピュータやインターネットを用いるために必要な基本知識(個人情報の保護、コンピュータウィルス対策など)を得る。加えて、医療従事者に必要とされるデータサイエンスの基礎を学ぶ。
授業のキーワード 授業計画欄の[ ]を参照
授業の目的 コンピュータに慣れ親しみ、演習や課題を通して基本的な操作方法やソフトウェアの使用方法を習得する。また、プレゼンテーションソフトウェアや論文データベースを使用し、発表や論文検索等により今後の学術研究に必要な基礎を体験する。
授業の到達目標 1. コンピュータの基本的な構成や特徴を学習する
2. コンピュータネットワークの概念や、利用者番号と暗証番号の重要性を理解する
3. コンピュータの基本的な操作方法を習得する
4. 日本語入力を習得する
5. 電子メールの有用性を理解し、使用方法や注意点を習得する
6. ファイルの概念を理解し、記憶媒体の適切な取り扱いを習得する
7. ワードプロセッサの基本機能を理解し、使用法を習得する
8. 表計算ソフトの基本機能を理解し、使用法を習得する
9. プレゼンテーション用のアプリケーションソフトになれ、その使用法を獲得する
10. 学内や学外の図書館の蔵書についてその検索方法を習得する
11. 学術文献の検索について理解し、その基本的な機能を学習する
12. データサイエンスに関する初歩的な内容を学び、理解ができる
13. 情報リテラシーについて正しく理解する
授業時間外の学習に関する事項 授業を通して、使用頻度が高いアプリケーションソフトウェアの使い方を学びます。授業内の演習だけでなく課題を通して練習を行いますので、積極的に新しい技術の獲得に取り組んでください。また、近年の個人情報に関する問題やデータサイエンスも授業で取り上げます。ニュースや本などで関連の話題について調べて、知識を深めてください。
教科書 情報リテラシー総合編、FOM出版、2016
参考文献・その他資料 授業内で必要時に配布
成績評価方法 授業への参加状況と課題により総合的に評価する
再受験申請の取扱:なし、出席時間数要件:4/5以上
担当教員から
受講条件
実務経験を有する担当教員

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授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1 2 コンピュータの基礎知識
    コンピュータシステムの基本構成を理解し、コンピュータ・ネットワークへのログイン・ログアウトを行う。本学の情報環境と利用上の注意を理解する。日本語入力システムを理解し、ローマ字仮名漢字変換を習熟する。また、電子メールシステムによりメッセージの送受信を行う。メールを送受信する際の基本的な注意事項を学ぶ。
[大学情報システム、利用者番号と暗証番号、ログインとログアウト、シャットダウン、電子メールアドレス、メールの送受信、コンピュータウィルス、個人情報]
1・2・3・5 ★キム 演習
2 2 アプリケーションソフトウェア(1): Word
 日本語ワードプロセッサにより文章の作成と編集を行い、その結果を課題として提出する。
[文字の書体と大きさ、行とページ、フォルダとファイル]
4・7 ★キム 演習
3 2 アプリケーションソフトウェア(2): Excel
 表計算ソフトを利用して集計表を作成し、その結果を課題として提出する。表計算ソフトを利用して集計表からグラフを作成し、その結果を課題として提出する。
[行と列、アクティブセル、ワークシート、計算式、関数、グラフの種類、グラフの変更]
8 ★キム 演習
4 2 アプリケーションソフトウェア(3): Power Point 1
 プレゼンテーションソフトウェアを利用して、自己紹介を4枚のスライドとして作成し、その結果を課題として提出する。
[レイアウト、写真の貼り付け、アニメーション、スライドショー]
9 ★キム 演習
5 2 アプリケーションソフトウェア(4): Power Point 2
 作成した自己紹介のスライドを用いて発表をおこなう。1分間の質疑応答で、発表を通したコミュニケーションを学ぶ。
[発表者用ツール、ポインター、質疑応答]
9 ★キム 演習
6 2 データサイエンスの基礎 
 社会でどのようなデータが活用されているかを理解し、現在データを取り巻く社会で起こっている事象について理解を深める。AIを含めたビックデータ解析の基本、ならびに進化するテクノロジーと現代社会を取り巻く環境について、具体例とともに理解する
[AI、IoT、ビックデータ、オープンデータ、データベース]
2・6・12 ★谷出 演習
7 2 データのとは何か:データの種類―データを読み、説明し、扱う
 データの種類(連続データと離散データ、質的データと量的データ)を尺度〔名義尺度、順序尺度、比例尺度、間隔尺度など〕の違いとともに理解し、データとは何かを学ぶ。アナログとデジタルの違い、正確な数値の表し方として、有効数字、有効桁数をどのように決定するべきかを理解する。
[連続データ、離散データ、質的データ、量的データ、尺度]
2・6・12 ★谷出 演習
8 2 データ同志の結びつきを考える :相関関係・因果関係とは?
 相関性のあるデータとはどのようなものか、因果関係のあるデータとは、どういうデータを意味するのか。具体的な例をもとに学び、相関性と因果関係は必ずしも一致しないことを、実際のデータを用いて理解する。
[正の相関性、負の相関性、因果関係]
8・12 ★谷出 演習
9 2 グラフを読み解くポイント
 具体的な例をもとに、グラフの種類と選び方を学ぶ。誤解を生みやすいグラフとはどういうものか、データを適切に表現する方法を学ぶ
[折れ線グラフ、棒グラフ、円グラフ、帯グラフ、スキャッタープロット]
8・12 ★谷出 演習
10 2 情報検索:公開されている統計情報
 一般に公開されている代表的な統計サイトや官庁統計から必要な情報・データを検索し、ダウンロードする。得られたデータをもとに、適切なグラフを作成し、結果の考察を行う。
[官庁統計、統計サイト、政府の統計、統計データのダウンロード、グラフ化]
8・12 ★谷出 演習
11 2 論文と参考文献の基本を学ぶ
 日本国内の医学論文誌および海外の学術論文誌の検索を行う。研究論文の構成を知り、また参考文献の記載方法の基礎を学ぶ。研究を進めるために必要な著作権の基礎知識を得る。
[研究論文、データベース、検索語、参考文献]
10・11 ★谷出 演習
12 2 情報リテラシーの概念と情報セキュリティー
 世の中にあふれる様々な情報を適切に活用きる基礎能力を身につける。企業秘密や個人情報などの情報、またその情報を扱う情報システムを守るために必要なことを学び、情報漏洩により起こりうるリスクを理解する。著作権保護の重要性を理解する
[情報リテラシー、情報の機密性・完全性・可用性、著作権、情報セキュリティにおける脅威と脆弱性]
13 ★谷出 演習
13 2 アンケート調査の基本
 アンケート調査の基本を知り、結果の読み取り方を学習する。また、アンケート調査を作成する際に気を付けることを、練習を通して学習する。
[アンケート調査、アンケート調査結果の読み取り、質問紙の作り方]
12・13 ★谷出 演習
14 2 サンプリングの基礎
 研究に必要なサンプルを得る際の基本(サンプリング)を学ぶ。それぞれのサンプリング方法に対して利点と課題を知ることにより、今後の研究につなげる。
[サンプリング、無作為抽出法、有意抽出法、母集団、標本]
12・13 ★谷出 演習
15 2 データの構造とまとめ
 コンピューターの中でデータがどのように扱われているのかを学ぶ。コンピューター内部におけるデータ構造の最小単位を理解する。今までの学習の総まとめを行う。
[10進数と2進数、ビットとバイト、ソフトウェア、プログラミング]
1~13 ★谷出 演習