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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2025年2月6日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
【R4カリキュラム】 | 授業コード /Course Code |
22152034 |
---|---|---|---|
授業科目名 /Course Name |
人体の構造実習 | 時間数 /Time |
60時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
必修 |
履修年次 /Year |
1年 | 科目区分 /Course Group |
専門基礎科目 |
対象学生 /Target |
理学療法学科 , 作業療法学科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
濱田理人 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
‐ |
担当教員 /Instructor |
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開講学期および日時について の備考 /Notes |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
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後期 | 金曜日 | 1 |
後期 | 金曜日 | 2 |
授業の概要 | 理学療法学・作業療法学の習得に必要な人体構造学と関連学術用語を理解する。また人体標本や人骨を用いた解剖学実習を通じて、医療従業者としての自覚を持ち、医の倫理と人間の尊厳についての理解を深める。 |
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授業のキーワード | 下記授業計画の【】を参照 |
授業の目的 | 専門教育を学習するために必要な人体構造学を解剖学実習によって理解し、理学療法士・作業療法士になることへの自覚を高める。 |
授業の到達目標 |
1 解剖学実習を通して、ヒトの尊厳と生命倫理の重要性を述べることができる。 2 頭頚部と体幹の構造を説明できる。 3 上肢と上肢帯の構造を説明できる。 4 下肢と下肢帯の構造を説明できる。 5 内臓の構造を説明できる。 6 神経系の構造を説明できる。 |
授業時間外の学習に関する事項 |
予習:授業内容を教科書とカラースケッチ解剖学で調べておく。 復習:提出スケッチの見直しを中心に知識の補充を行う。 発展:興味のある分野について、教科書、人体標本を用いて構造の理解を深める。 |
教科書 |
1)塩田浩平・他訳「グレイ解剖学(原書第4版)」エルセビア・ジャパン 2019年 2)茨城県立医療大学 人体の構造能実習書 3)嶋井和世 監訳 「カラースケッチ解剖学」第4版 廣川書店 2015年 |
参考文献・その他資料 |
1) 坂井 建雄 「プロメテウス解剖学コアアトラス第3版」医学書院 2018年 2) 佐藤達夫「 あたらしい人体解剖学アトラス 第2版」メディカルサイエンスインターナショナル 2020年 3) 坂井 建雄 「プロメテウス解剖学アトラス解剖学総論/運動器系 第3版」医学書院 2016年 4) J.W.Rohen/横地千仭 共著 「解剖学カラーアトラス」医学書院 2016年 5)河合良訓 著 「骨単」「筋単」「脳単」「臓単」エヌティーエス 2004年 |
成績評価方法 |
実習への積極的な参加度(10%)、提出スケッチ(30%)、宿題(10%)、 スライド試問(50%)などにより総合的に判定する。 【再受験の取扱:無、 出席時間要件:4/5以上】 |
担当教員から |
教科書や参考書の写真や図だけでは、人体のような立体構造を理解することは困難です。それを補うために、人体標本、実物人体骨格標本、人体模型モデルなどを用いて、人体の立体構造、臓器間の結合や三次元的配列を自ら手にとって確認し、解剖学アトラスと比較することで理解を深めてください。また人体解剖学の演習は、人間の尊厳や倫理観を学びかつ死生観を養う場であることも強調しておきます。 授業には必ず教科書と参考書を持参してください。(事前にいずれかの解剖学アトラスを図書館で借りてきてください。)実習に関する質問は随時受け付けます(担当教員まで直接またはメールにて連絡ください)。 |
受講条件 | |
実務経験を有する担当教員 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 4 | 骨の解剖学実習(1)【人体骨格の全体像、頭蓋骨、頭蓋骨の連結(縫合)、頭蓋底の孔と裂孔、顎関節、脊柱の湾曲、椎骨の一般構造、環椎、軸椎、頚椎、胸椎、腰椎、仙骨、椎骨間の連結、胸骨、肋骨、胸椎と肋骨の連結、胸郭の構成(ヒト分離骨標本、人体骨格標本を使用)】 | 1-4 | 濱田 | 実習 |
2 | 4 | 骨の解剖学実習(2)【上肢帯、肩甲骨、鎖骨、上腕骨、橈骨、尺骨、手根骨、中手骨、指節骨、肩鎖関節、胸鎖関節、肩関節、肘関節、上橈尺関節、下橈尺関節、手首の関節、指の関節、下肢帯、寛骨、仙骨、骨盤、大腿骨、膝蓋骨、脛骨、腓骨、足根骨、足の骨、股関節、膝関節、足首の骨連結、足の骨連結(ヒト分離骨標本、人体骨格標本を使用)】 | 1-4 | 濱田 | 実習 |
3 | 4 | 骨の解剖学実習(3)【骨のまとめと復習】 | 1-4 | 濱田 | 実習 |
4-14 | 44 | 課題別解剖学実習(A〜Kの11課題をローテーションで実習する) |
1-6 | 濱田 | 実習 |
A.プラスティネーション人体標本の解剖学実習(1)【頭頚部と体幹の筋(起始と停止、作用、支配神経、筋付着部を分離骨標本上で確認)(人体標本(筋肉P)を使用)】 | |||||
B.プラスティネーション人体標本の解剖学実習(2)【胸部内蔵、腹部内蔵を中心に)(人体標本(内蔵P)を使用)】 | |||||
Cプラスティネーション人体標本の解剖学実習(3)【胸部内蔵、腹部内蔵、女性生殖器を中心に)(人体標本(女性P)を使用)】 | |||||
D.上肢プラスティネーション標本の解剖学実習【上肢の筋(起始と停止、作用、および支配神経、筋付着部を分離骨標本上で確認)(上肢プラスティネーション標本を使用)】 | |||||
E.下肢プラスティネーション標本の解剖学実習【下肢の筋(起始と停止、作用、および支配神経、筋付着部を分離骨標本上で確認)(下肢プラスティネーション標本を使用)】 | |||||
F.神経系の解剖学実習(1)【脳の区分、終脳、中脳、橋、延髄、小脳、髄膜、脳の動脈、大脳動脈輪、脳神経の根、大脳溝と大脳回、間脳、視床、レンズ核、尾状核、内包、脳梁、脳弓、側脳室、第3脳室、第4脳室(脳モデル)、脊髄のモデル】 | |||||
G.神経系の解剖学実習(2)【大脳の内部構造、灰白質、白質、側脳室、第3脳室、大脳基底核、視床、レンズ核、尾状核、内包、海馬、脳梁、(樹脂包埋実物ヒト脳標本)、大脳皮質、大脳髄質、中脳、大脳脚、黒質、中脳水道、灰白質、白質、島、中心溝、外側溝、側脳室、第三脳室、脳梁、視床、レンズ核、尾状核、内包、海馬、前正中裂、前根、後根、脊髄神経節、前枝、後枝(脳の薄切染色標本)大脳、小脳、脊髄)】 | |||||
H.感覚器系の解剖学実習【眼球、強膜、角膜脈絡膜、虹彩、水晶体、硝子体、網膜、黄斑、視神経、外耳道、鼓膜、耳小骨、中耳、耳管、内耳、三半規管、蝸牛、内耳神経(各臓器モデル)】 | |||||
I.内臓の解剖学実習(1)【呼吸器系の構造(気管、気管分岐部、気管支、肺)、循環器系の構造(上大静脈、下大静脈、右心房、三尖弁、右心室、肺動脈弁、肺静脈、左心房、僧帽弁、左心室、大動脈弁、大動脈、大動脈弓、心房中隔、心室中隔、冠動脈 | |||||
J.内臓の解剖学実習(2)【泌尿器系の構造(尿路系の全体像、腎皮質、腎髄質、腎乳頭、腎杯、腎盂、尿管、膀胱、尿道)、女性生殖器の構造(子宮、膣、子宮円索、卵巣、卵管、卵管采)、男性生殖器の構造(精巣、精巣上体、精管、精嚢、射精管、前立腺、尿道)】 | |||||
K.消化器系の構造(食道、胃、十二指腸、空腸、回腸、回盲部、盲腸、虫垂、結腸、直腸、肛門、肝臓、胆嚢、門脈、総胆管、肝動脈、膵臓、脾臓、膵管、ファーター乳頭(各臓器モデル)】 | |||||
15 | 4 | 解剖学実習の総まとめと見直し | 1-6 | 濱田 | 実習 |