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授業情報/Class Information

2025/02/19 現在

詳細情報へ    授業計画へ << 最終更新日: 2025年2月6日  >>

基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
【R4カリキュラム】 授業コード
/Course Code
22152033
授業科目名
/Course Name
人体の機能実習 時間数
/Time
45時間
単位数
/Credits
1 必修・選択
/Subject Choice Type
必修
履修年次
/Year
1年 科目区分
/Course Group
専門基礎科目
対象学生
/Target
理学療法学科 , 作業療法学科
科目責任者
/Responsible Person
角 友起 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
石山すみれ
開講学期および日時について
の備考
/Notes
(1~12回)

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period
後期 木曜日 1
後期 木曜日 2

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詳細情報/Detailed Information

授業の概要 ヒトの体の機能を理解するために実験を通して講義と関連づける。神経の活動電位、筋収縮の特性を理解する。中枢神経、末梢神経系の活動を解説し、身体の様々な感覚について理解を図る。ヒトから心電図を記録し、心臓機能の理解を深める。呼吸機能と腎機能の理解を深める。
授業のキーワード 活動電位、興奮伝導、筋収縮、加重と強縮、随意運動と表面筋電図、誘発筋電図と神経伝導速度、呼吸調節、皮膚感覚、心電図の標準肢誘導、水分平衡
授業の目的 正常なヒトの体の機能を学習するために必要な中枢神経系の働き、感覚、運動、呼吸、循環、水分調節の機構について実習を通して理解を深める。
授業の到達目標 1 計測機器の取扱いができる。
2 神経の興奮発生と伝導について説明できる。
3 皮膚感覚の特徴について説明できる。
4 心電図の計測方法と意義を説明できる。
5 筋収縮の仕組みと特徴について説明できる。
6 水分平衡と浸透圧調節について説明できる。
7 血圧と循環調節について説明できる。
8 呼吸調節の特徴について説明できる。
9 最大酸素摂取量計測の意義を説明できる。
10 体温調節と皮膚血管調節の意義について説明できる。
授業時間外の学習に関する事項 予習:教科書、実習書、Cloud Campusの予習コンテンツ等で実習内容を把握、理解しておく。
復習:Cloud Campusの振り返りコンテンツ、レポート作成を通じて実習内容を理解する。
教科書 1)茨城県立医療大学 「人体の機能実習実習書」
2)桑名俊一・荒田晶子編著 「コメディカル専門基礎科目シリーズ 生理学」 理工図書
参考文献・その他資料 1) 小澤瀞司・福田康一郎監修 「標準生理学 第8版」 医学書院 
2) Kim E. Barrett、 Susan M. Barman、 Scott Boitano、 Heddwen L. Brooks著「ギャノング生理学 原書25版」 丸善出版
3) 杉晴夫著 「人体機能生理学(改訂第5版)」 南江堂
4) 日本生理学会教育委員会監修 「新訂生理学実習書」 南江堂
成績評価方法 予習確認テスト30%、各項目のレポート40%、まとめテスト30%で総合評価する。
 【再受験の取扱:無、 出席時間要件:4/5以上】

担当教員から  決められた実習時間内で十分な学習効果をあげるために、実習書を事前に熟読し、実習の目的・手順をよく理解して実習をして下さい。事前学習のコンテンツをCloud Campusにアップしますので、教員の指示に従って十分に予習してください。
 授業の冒頭で予習の成果を評価する小テストを行います。また最終回には学習成果を評価するまとめテストを行います。
 コロナウィルス他、感染症流行の状況によって、実習項目・内容を変更する場合があります。担当教員の連絡先は角:kakuy@ipu.ac.jp、 石山:ishiyamasu@ipu.ac.jp
受講条件
実務経験を有する担当教員

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授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1 3 実習ガイダンス 実習機器の取り扱い

1 角・石山 実習
2~3 4 血圧と体位 【血圧測定原理、コロトコフ音、静水圧、循環反射】 1・7 石山 実習
2~3 4 神経の興奮伝導 【カエルの坐骨神経標本、活動電位、伝導速度、不応期】 1・2 実習
4~5 4 感覚【皮膚感覚、感覚点分布、二点弁別閾】 1・3 石山 実習
4~5 4 骨格筋の収縮【単収縮、刺激強度と単収縮の大きさ、刺激頻度と収縮の加重、不完全強縮、完全強縮】 1・5 実習
6~7 4 筋電図 【随意運動時の筋電図、誘発筋電図、神経伝導速度】 1・2・5 実習
6~7 4 心電図 【双極標準肢誘導、単極胸部誘導、アイントーベンの三角形、電気軸、呼吸性不整脈】 1・4 石山 実習
8~9 4 寒冷血管応答 【体温調節、寒冷血管応答、動静脈吻合】 1・10 実習
8~9 4 最大酸素摂取量【運動強度、心拍数】 1・9 石山 実習
10~11 4 呼吸調節 【息こらえ、酸素分圧、二酸化炭素分圧、呼吸調節】 1・8 実習
10~11 4 水分バランス 【腎機能、視床下部、下垂体、抗利尿ホルモン、低張液、等張液】 1・6 石山 実習
12 2 まとめ 2・3・4・5・6・7・8・9・10 角・石山 実習