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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2025年2月6日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
【R4カリキュラム】 | 授業コード /Course Code |
22152032 |
---|---|---|---|
授業科目名 /Course Name |
人体の機能 | 時間数 /Time |
30時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
必修 |
履修年次 /Year |
1年 | 科目区分 /Course Group |
専門基礎科目 |
対象学生 /Target |
理学療法学科 , 作業療法学科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
角 友起 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
‐ |
担当教員 /Instructor |
石井大典、石山すみれ | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
---|---|---|
前期 | 水曜日 | 1 |
授業の概要 | 医療職にとっての基本知識となるヒトのからだのはたらきを理解するため、機能系統レベルで論述する。また生体機能を理解するための基本的な考え方と学術用語を習得する。さらに講義を通して、医の倫理と人間の尊厳について理解を深める。 |
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授業のキーワード |
下記授業計画の【】を参照 |
授業の目的 | 専門教育を学習するために必要な正常人体の機能およびその学術用語を理解する。 |
授業の到達目標 |
1 血液の機能を説明できる。 2 筋の収縮機能を説明できる。 3 神経系の働きと感覚機能を説明できる。 4 呼吸の機能、肺によるガス交換を説明できる。 5 心臓と循環の機能を説明できる。 6 消化と吸収を説明できる。 7 腎臓の機能、尿の生成機構を説明できる。 8 体液の恒常性について説明できる。 9 内分泌系、生殖系の機能を説明できる。 10 生体の正常機能と、それが異常になったときの病態との関係を理解できる。 |
授業時間外の学習に関する事項 | 授業の予習と復習、毎回の課題学習、興味を持った領域の自己学習 |
教科書 |
1)桑名俊一・荒田晶子編著 「メディカルスタッフ専門基礎科目シリーズ 生理学」 理工図書 2016年 |
参考文献・その他資料 |
1) 本間 研一監修 「標準生理学 第9版」医学書院 2019年 2) 貴邑冨久子/根来英雄 著 「シンプル生理学 第8版」南江堂 2021年 |
成績評価方法 |
予習確認テスト40%、課題学習成果30%、期末試験30%で総合評価を行う。 【再受験の取扱:有、 出席時間数要件:2/3以上】 |
担当教員から |
この授業では反転授業によるアクティブラーニングを採用します。Cloud Campusに基本学習のための予習コンテンツを掲載しますので、授業の前までに必ず、十分に時間をかけて予習をしてください。毎回の授業の冒頭で、予習コンテンツの習熟度を問う予習確認テストを行います。続いて、予習で得た知識を発展させる課題学習を個人あるいはグループで行います。授業時間の最後に、課題学習成果をまとめたものをグループ発表してもらいます。人体の機能(学問としては生理学と呼びます)の対象は広く、キーワードはこの科目の学習すべき項目、かつ試験の出題範囲ですが、講義では限られた項目しか取り扱えません。興味をもった分野は自分でさらに学習して下さい。疑問がありましたら積極的に質問して下さい。 連絡先は角:研究室5、kakuy@ipu.ac.jp、 石井:研究室8、ishiid@ipu.ac.jp、石山:助教室1、ishiyamasu@ipu.ac.jp |
受講条件 | |
実務経験を有する担当教員 | 石井は作業療法学科准教授であり、作業療法士としての実務経験を有している。そのような臨床経験に基づき、臨床精神医学的な観点を含めた高次脳機能に関する講義を行う。 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 2 | オリエンテーション、神経の基本的機能(1)講義【静止膜電位、活動電位、 Kイオン、Naイオン、イオンチャネル】 |
3・10 | 角 | 講義 |
2 | 2 | 神経の基本的機能(1)演習【静止膜電位、活動電位、 Kイオン、Naイオン、イオンチャネル】 | 3・10 | 角 | 講義(演習形式) |
3 | 2 | 神経の基本的機能(2)【シナプス、イオンチャネルと受容体、興奮性シナプス電位、抑制性シナプス電位】 自律神経【交感神経系、副交感神経系、アセチルコリン、ノルアドレナリン、自律神経中枢】 |
3・10 | 角 | 講義(演習形式) |
4 | 2 | 感覚【感覚の分類、体性感覚の分類と受容器、皮膚感覚、皮膚節、痛覚、体性感覚の伝導路、Brown-Sequard症候群、体性感覚野、聴覚、網膜、視覚の伝導路、前庭感覚と平衡】 | 3・10 | 石山 | 講義(演習形式) |
5 | 2 | 大脳機能【大脳皮質の機能局在、高次脳機能、言語機能、記憶、脳波、レム睡眠、ノンレム睡眠】 | 3・10 | 石井 | 講義(演習形式) |
6 | 2 | 筋の機能【骨格筋の微細構造、筋原線維、筋フィラメント、興奮収縮連関、単収縮と強縮】 | 2・10 | 角 | 講義(演習形式) |
7 | 2 | 運動制御【脊髄反射、錐体路、大脳の運動制御、大脳基底核の機能、小脳の機能】 | 3・10 | 角 | 講義(演習形式) |
8 | 2 | 血液【血液の成分、血漿と血清、ヘマトクリット、赤血球、ヘモグロビン、赤血球の新生と崩壊、ABO式血液型、血液の凝固、白血球の機能】 | 1・10 | 角 | 講義(演習形式) |
10、11 | 4 | 心臓と血液循環【心臓と循環の経路、刺激伝導系、心電図、心周期および圧変化と弁の開閉、血管、血圧、心機能の調節、心臓の神経支配】 | 5・10 | 石山 | 講義(演習形式) |
9 | 2 | 呼吸【呼吸運動、呼吸筋、肺気量分画、努力呼気曲線、肺におけるガス交換、酸素の取り込み、血液中のガス組成、生体の酸塩基平衡、呼吸中枢、呼吸反射、末梢化学受容器、中枢化学受容器、病的呼吸】 | 4・10 | 角 | 講義(演習形式) |
12 | 2 | 腎臓の機能【ネフロン、糸球体、ボウマン嚢、近位尿細管、ヘンレのループ、遠位尿細管、糸球体ろ過量、クリアランス、水の再吸収、イオンの輸送、レニン、アンギオテンシン、アルドステロン、排尿の神経調節】 | 7・10 | 石山 | 講義(演習形式) |
13 | 2 | 消化と吸収【咀嚼、唾液、嚥下、胃の運動、胃酸の分泌、ペプシンの分泌機序、小腸の運動、腸液、膵液の分泌機序、胆汁、大腸の消化作用】 |
6・10 | 角 | 講義(演習形式) |
14 | 2 | 内分泌【ホルモンの定義、神経内分泌、視床下部ホルモン、下垂体の区分、下垂体ホルモン、後葉ホルモン、下垂体前葉ホルモン、成長ホルモン、副腎皮質ホルモン、糖質コルチコイド、電解質コルチコイド、甲状腺ホルモン、膵島ホルモン、インスリン】 |
9・10 | 角 | 講義(演習形式) |
15 | 2 | 生殖【性の決定、ゴナドトロピン、プロラクチン、男性ホルモン、女性ホルモン、卵巣の機能、子宮内膜周期、受精、着床】 | 9・10 | 角 | 講義(演習形式) |