![]() ![]() |
2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2024年10月31日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
【R4カリキュラム】 | 授業コード /Course Code |
22123061 |
---|---|---|---|
授業科目名 /Course Name |
運動学実習 | 時間数 /Time |
60時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
必修 |
履修年次 /Year |
1年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
理学療法学科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
橘 香織 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
‐ |
担当教員 /Instructor |
篠崎真枝、青山敏之、山本哲、宮田一弘、柴田聡、河村健太 | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
---|---|---|
後期 | 月曜日 | 3 |
後期 | 月曜日 | 4 |
授業の概要 | 第1クールは、講義を通して運動学の基礎的知識について学ぶとともに、少人数のグループワークを通して、データの測定、整理とその解釈について実習を行う。第2・第3クールは、グループごとに割り当てられるプロジェクト課題に取り組みながら、人の動きを測り、理解するための種々の計測方法や分析方法について学ぶ。 |
---|---|
授業のキーワード |
Kinesiology、 Kinematics、 Kinetics 生体力学、身体の構造と機能、運動、動作、行動、姿勢、歩行、運動発達、運動学習 |
授業の目的 | 本授業の目的とするところは、運動・動作課題遂行時に伴う身体運動についての基本的知識を学び、目で確かめ、手で触れ、さらに種々の運動・動作分析器を用いた計測法、計測結果の記載法、分析法の実習により身体運動学の知識を深めることである。 |
授業の到達目標 |
1 生体の運動機能について理解し、それを裏打ちする構造的特徴について説明できる。 2 生体力学の基本的知識について理解し、説明できる。 3 各関節の運動学的特徴と機能について説明できる。 4 複合的な関節運動(肩関節・股関節等)の関節角度を測定し、運動に関与する構造・機能を調べることができる。 5 姿勢(肢位)を体位と構えで記載することができる。 6 生体で筋出力の測定方法を工夫することができる。 7 人体の重心位置を測定することができる。 8 安静時および運動時の心拍数、血圧を計測することができる。 9 表面筋電図を操作し、動作中の筋活動電位を計測し、負荷と関連付けることができる。 10 関節角度、関節角速度を変えて筋収縮による関節トルクを測定し、相互の関係を調べることができる。 11 正常歩行周期の時間的・空間的要素を計測することができる。 12 課題遂行時の身体運動を目視(VTRを含む)により観察し、動作(単位となる身体の動き)の時系列を記録し、評価することができる。 13 床反力計を用いて足圧中心位置動揺を測定し、姿勢バランスを評価できる。 14 外力に抗して姿勢を保持するために生じる身体運動(反応)を記載することができる。 15 運動パフォーマンス(速度・正確性など)を測定し、速度・正確性の関係を調べることが できる。 16 運動学習における結果の知識(KR)について理解し、運動学習に影響を与える要因について説明できる。 |
授業時間外の学習に関する事項 |
小グループ実習課題の資料作成や、プロジェクト課題の資料作成や準備、解析など、授業時間以外も個人学習やグループ学習で課題解決を進めていきます。 詳細は実習書参照. |
教科書 |
「茨城県立医療大学運動学実習書」 中村隆一、斎藤宏、長崎浩編 「基礎運動学」 医歯薬出版株式会社、2003 |
参考文献・その他資料 |
伊東元、高橋正明 標準理学療法学・作業療法学シリーズ「運動学」医学書院 山本澄子、石井慎一郎、江原義弘 「基礎バイオメカニクス」第2版 医歯薬出版 K.G. Neumann 他 「観察による歩行分析」 医学書院 D.A.Neumann、 P.D.Andrew 他 「筋骨格のキネシオロジー」原著第3版 医歯薬出版 J. Castaing 他 「図解 関節・運動器の機能解剖」 上肢・脊柱編 医歯薬出版 J. Castaing 他 「図解 関節・運動器の機能解剖」 下肢編 医歯薬出版 |
成績評価方法 |
レポートの内容(30%)、グループワークへの参加の度合(5%)、プロジェクト課題の発表内容(30%)、筆記試験(30%)、クイズの成績(5%)による。 【再受験の取扱:無、 出席時間要件:4/5以上】 |
担当教員から |
運動学は理学療法を学ぶにあたり基礎となる主要な授業科目です。運動学の内容だけではなく、解剖学、生理学、生体力学を含め、十分な準備および復習が必要となります。 特に、身体運動学で学習した内容を基礎として授業を進めますので、よく復習して臨んでください. 注:必要に応じてこの授業の内容を変更することがあります。 |
受講条件 | 1年前期科目「人体の構造と機能」および「身体運動学」を履修済みであること.または、担当教員の許可を得ること. |
実務経験を有する担当教員 |
橘香織、篠崎真枝、青山敏之、山本哲、宮田一弘、河村健太、柴田聡 理学療法士としての実務経験(臨床理学療法における運動学的知見の活用に基づいた評価・治療介入)を活かして運動学実習の授業を行う。 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | オリエンテーション 運動学概論 データの取り扱いに関するTBL(チーム基盤型学習) 第1クール小グループ実習①握力の測定 |
1・2・5 | 橘 | 講義・演習 |
2 | 4 | クイズ1回目 生体力学の基礎・てこ 第1クール小グループ実習②生体の中のてこ演習 |
1 | 橘 | 講義・演習 |
3 | 4 | クイズ2回目 姿勢と重心 第1クール小グループ実習③重心位置の測定 |
1・2 | 橘 | 講義・実習 |
4 | 4 | クイズ3回目 運動と動作の分析 第1クール小グループ実習④筋の働きと動作の分析 |
1・2・3・4 | 橘 | 講義・実習 |
5 | 4 | クイズ4回目 上肢の運動学 第1クール小グループ実習⑤肩関節の動きの測定 |
1・2・3・4 | 橘 | 講義・実習 |
6 | 4 | クイズ5回目 下肢の運動学 第1クール小グループ実習⑥股関節の動きの測定 |
1・2・3・4 | 橘 | 講義・実習 |
7 | 4 | クイズ6回目 第2クールプロジェクト課題実習①方法論の開発 【筋電図、循環とエネルギー代謝、歩行運動・重心位置計測・筋力測定、動作分析】 |
1・2・5・6・7・8・9・10・11 | 橘・他 | 実習 |
8 | 4 | クイズ7回目 第2クールプロジェクト課題実習②データサンプリング 【筋電図、循環とエネルギー代謝、歩行運動・重心位置計測・筋力測定、動作分析】 |
1・2・5・6・7・8・9・10・11 | 橘・他 | 実習 |
9 | 4 | クイズ8回目 第2クールプロジェクト課題実習③結果のまとめと解釈 【筋電図、循環とエネルギー代謝、歩行運動・重心位置計測・筋力測定、動作分析】 |
1・2・5・6・7・8・9・10・11 | 橘・他 | 実習 |
10 | 4 | クイズ9回目 第2クールプロジェクト課題実習④課題内容の発表 【筋電図、循環とエネルギー代謝、歩行運動・重心位置計測・筋力測定、動作分析】 |
1・2・5・6・7・8・9・10・11 | 橘・他 | 実習 |
11 | 4 | クイズ10回目 第3クールプロジェクト課題実習①方法論の開発 【動作分析、作業分析、協調運動と運動技能、床反力とCOP、動作筋電図、運動学習】 |
1・2・12・13・14・15・16 | 橘・他 | 実習 |
12 | 4 | クイズ11回目 第3クールプロジェクト課題実習②データサンプリング 【動作分析、作業分析、協調運動と運動技能、床反力とCOP、動作筋電図、運動学習】 |
1・2・12・13・14・15・16 | 橘・他 | 実習 |
13 | 4 | クイズ12回目 第3クールプロジェクト課題実習③結果のまとめと解釈 【動作分析、作業分析、協調運動と運動技能、床反力とCOP、動作筋電図、運動学習】 |
1・2・12・13・14・15・16 | 橘・他 | 実習 |
14 | 4 | クイズ13回目 第3クールプロジェクト課題実習④課題内容の発表 【動作分析、作業分析、協調運動と運動技能、床反力とCOP、動作筋電図、運動学習】 |
1・2・12・13・14・15・16 | 橘・他 | 実習 |
15 | 4 | 期末試験・プロジェクト課題に対するフィードバック | 1・2・12・13・14・15・16 | 橘・他 | 実習 |