![]() ![]() |
2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2024年10月27日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
【R4カリキュラム】 | 授業コード /Course Code |
22123060 |
---|---|---|---|
授業科目名 /Course Name |
身体運動学 | 時間数 /Time |
60時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
必修 |
履修年次 /Year |
1年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
理学療法学科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
滝澤 恵美 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
‐ |
担当教員 /Instructor |
橘 香織 ★鈴木大輔 北海道千歳リハビリテーション大学 教授 ★倉品 渉 とちぎメディカルセンターしもつが リハビリテーションセンター 理学療法士 |
||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
---|---|---|
前期 | 火曜日 | 3 |
前期 | 火曜日 | 4 |
授業の概要 | 運動を引き起こす原動力は骨格筋(以下、筋)が発揮する張力である。筋が付着する土台となるのが骨、骨と骨の間で構成されるのが関節であり、関節の形状によって運動方向や運動範囲がおおよそ決定される。そのため、筋・骨・関節といった運動器の形状や配置は身体運動を考える際の基礎となる。本授業では、標本の観察と学生同士がお互いの筋、骨、関節を確認することで運動器の三次元的な形態や位置関係をまなびながら理解しながら、身体運動の基本的な概念を学ぶ。 |
---|---|
授業のキーワード | 下記授業計画の【 】を参照 |
授業の目的 |
1. 骨、関節、骨格筋の構造を三次元的に理解する。 2. 骨、関節、骨格筋の基本的構造に基づき、関節運動を理解する。 3. 相手に負担をかけず、不快な思いをしないように触れる工夫や配慮を身につける。 4. 自身の身体に負担がかからないように触れる工夫を身につける。 5. グループ内で各自の知識や技術を共有し合い、互いに学ぶ学習を身につける。 |
授業の到達目標 |
1. 筋の付着する箇所や走行を図や骨格標本に示すことができる。 2. 骨格標本や人体標本(プラスティネーション)の構造物を同定することができる。 3. 相手の皮膚上から筋・骨・関節に触れ、その形状や位置を説明することができる。 4. 関節の構造と筋の配置から、関節運動、筋の作用を説明することができる。 5. 相手が不快にならないように触察する手続きや工夫を提案し実施できる。 6. 自分の体に負担をかけない方法や姿勢を選択することができる。 7. 骨および筋に関する用語を英語で理解できる。 8. グループ活動に貢献することができる。 |
授業時間外の学習に関する事項 | 実習室にある骨標本や書籍等は積極的に利用してください。なお、実習室(*)が利用できる時間は、原則8:30〜18:30です。時間外利用については担当教員に事前に相談してください。なお、休日に実習室を利用することはできません。*実習棟1(4階):運動学実習室、物理療法実習室 |
教科書 |
1) 茨城県立医療大学学身体運動学入門実習書 2) グレイ解剖学(第4版):(訳)塩田浩平、瀬口春道、大谷 浩、杉本哲夫. エルゼビア・ジャパン 3) 解剖学アトラス(第3版):(監訳)坂井 建雄、松村 譲兒. 医学書院 4) 筋骨格系のキネシオロジー(第3版):(原著)Donald Neumann. エルゼビア・ジャパン |
参考文献・その他資料 | 1) 解剖学カラーアトラス(第9版):J.W.Rohen、横地千仭、E.Lutjen-Drecol. 医学書院 |
成績評価方法 |
QUIZ(予習確認小テスト全12回)、筆記および実技試験(各々3回)、グループワークの貢献度により総合的に判定する。総括評価への参入割合は、小テストと貢献度10 %、筆記試験60 %、実技試験30 %とし、各項目間で5 %程度の調整を行う場合がある。 【再受験申請の取扱:無、 出席時間要件:4/5以上】 |
担当教員から |
本授業は予習によって事前知識があることを前提に進めています。授業内でとりあげる具体的な部位や学習テーマは実習書に記載してありますので確認してください。なお、授業中は教員の指導下で他者の身体に触れます。自習時に他者の身体に触れる際は、必ず相手の同意を得て、またお互いに配慮した上で実施して下さい。なお、本授業では授業内特別講師として倉品(とちぎメディカルセンターしもつが、理学療法士)、鈴木(北海道千歳リハビリテーション大学、教授)も一部に加わる。 断り:授業スケジュールが変更になる場合があります。その際は、事前に学内メールで連絡します。 |
受講条件 | |
実務経験を有する担当教員 |
滝澤 恵美、橘 香織、鈴木大輔、倉品 渉 マクロ解剖の経験および研究活動、あるいは理学療法士としての実務経験を有する教員が、その知識と経験を活かして運動器の構造と機能に関する実習を行う。 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
---|---|---|---|---|---|
1 | 4 | オリエンテーション、骨および関節【Scapula、Clavicle、Humerus、Radius、Ulnar】 | 1〜8 | 滝澤・橘 | 実習 |
2 | 4 | キネシオロジー【関節の形と自由度、関節軸、運動方向】、骨および関節【Skull、Thorax、Ribs、Pelvis】、筋【Deltoid、 Biceps brachii (long head、 short head)、Brachialis、他】 | 1〜8 | 滝澤・橘 | 実習 |
3 | 4 | キネシオロジー【筋張力とトルクの違い、 関節の基本構造と筋の役割】、骨および関節【Skull、Thorax、Rib、Pelvis】、筋【Triceps brachii (long head、 lateral head、 medial head)、Trapezius (upper fibers、 middle fibers、 lower fibers)、Levator scapulae、他】 | 1〜8 | 滝澤・橘 | 実習 |
4 | 4 | 筋【Latissimus dorsi、Pectoralis major、Pectoralis minor、他】、骨および関節【Hand、Carpal bone】 、学生Review、 プラスティネーション観察 | 1〜8 | 滝澤・橘 | 実習 |
5 | 4 | 第1回中間試験(筆記試験、実技試験)、キネシオロジー【股関節、前捻角、頚体角、FTA、 ミクリッツ線】、骨および関節【Femur、Tibia、Fibula】 | 1〜8 | 滝澤・橘 | 実習 |
6 | 4 | 試験フィードバック、キネシオロジー【母指、他4指の関節構造と運動特性】、筋【Pronator teres、Palmaris longus、Flexor carpi radialis、他】 | 1〜8 | 滝澤・橘 | 実習 |
7 | 4 | キネシオロジー【単関節筋、多関節筋と作用する関節、 ストレッチ】、筋【Gluteus maximus、Gluteus medius、Gluteus minimus、他】 | 1〜8 | 滝澤・橘 | 実習 |
8 | 4 | キネシオロジー【膝関節、Screw home movement、Q 角、ACL、PCL、MCL、LCL、Patella、関節筋】、筋【Tensor fasciae latae、Sartorius、Rectus femoris、他】 | 1〜8 | 滝澤・橘 | 実習 |
9 | 4 | キネシオロジー【筋の収縮様態とスクワット】、筋【Adductor longus、Adductor brevis、Adductor magnus、他】 | 1〜8 | 滝澤・橘 | 実習 |
10 | 4 | 骨および関節【Tarsal bone】、筋【Psoas major、 Iliacus、Pectineus、他】、学生Review、 プラスティネーション観察 | 1〜8 | 滝澤・★倉品 | 実習 |
11 | 4 | 第2回中間試験(筆記試験、実技試験) | 1〜8 | 滝澤・橘 | 実習 |
12 | 4 | キネシオロジー【足関節の運動方向、アーチ、足部の靭帯】、筋【Tibialis anterior、Extensor digitorum longus、Extensor hallucis longus、他】 | 1〜8 | 滝澤・★倉品 | 実習 |
13 | 4 | キネシオロジー【椎骨の形と可動性の違い】、筋【 Iliocostalis、 Longissimus、Semispinalis、他】 | 1〜8 | 滝澤・橘 | 実習 |
14 | 4 | キネシオロジー【神経、血管、筋の位置関係と運動機能障害】、筋【 Sternocleidomastoid、Anterior scalenus、Middle scalenus、Posterior scalenus、他】 | 1〜8 | 滝澤・★鈴木 | 実習 |
15 | 4 | 学生Review、 プラスティネーション観察 | 1〜8 | 滝澤・橘 | 実習 |