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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2024年10月23日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
【R4カリキュラム】 | 授業コード /Course Code |
22132045 |
---|---|---|---|
授業科目名 /Course Name |
基礎運動学(作業療法) | 時間数 /Time |
45時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
必修 |
履修年次 /Year |
1年 | 科目区分 /Course Group |
専門基礎科目 |
対象学生 /Target |
作業療法学科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
久保田 茂希 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
|
担当教員 /Instructor |
木口尚人、★並木千裕 |
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開講学期および日時について の備考 /Notes |
前期前半月曜4・5限 前期後半月曜4限 |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
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前期 | 月曜日 | 4 |
前期 | 月曜日 | 5 |
授業の概要 | 運動器系の構造と機能を理解し、それらの知識に基づいてヒトの多関節運動や全身運動について学習し、最終的には、日常性活上の動作を運動学的に分析し、理解する方法を学習する。この科目は、身体障害領域における動作能力の評価や治療を学ぶうえでの基礎分野としての役割を果たす。 |
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授業のキーワード | 下記授業計画の【 】を参照 |
授業の目的 | 正常な人間の運動の分析と理解についての基礎的知識を身につける。 |
授業の到達目標 |
1 運動学の諸分野及び、作業療法と運動学の関係を理解する。 2 運動器系の解剖学・生理学などの基本的事項を理解する。 3 身体部位などの用語や身体運動の表し方を理解する。 4 上肢帯と肩関節の構造・機能・運動を理解する。 5 肘関節のと前腕の構造・機能・運動を理解する。 6 手関節と手の構造・機能・運動を理解する。 7 脊柱の構造・機能・運動を理解する。 8 骨盤と股関節の構造・機能・運動を理解する。 9 膝関節の構造・機能・運動を理解する。 10 足関節と足の構造・機能・運動を理解する。 11 運動学に必要な力学の基礎を理解する。 12 ヒトの運動と動作を運動学的に分析する方法を理解する。 13 正常歩行や異常歩行を運動学的に分析して理解する。 14 基本動作や生活上の活動を運動学的に分析して理解する。 |
授業時間外の学習に関する事項 | 運動学は、基本的知識として重要であり、対象者の動きやできない動作の原因を分析する際に非常に必要となってくる知識になります。必ず、前回の復習をして授業に臨んで下さい。 |
教科書 |
1)小島悟他 「運動学」2012 中山書店 2)授業配布プリント |
参考文献・その他資料 |
1)Donald A.Neumann(嶋田智明・有馬慶美 監訳) 「筋骨格系のキネシオロジー カラー版」 原著第2版 2012年 医歯薬出版 2)河合良訓 「骨単」 2004年 エヌ・ティ・エス 3)河合良訓 「肉単」 2004年 エヌ・ティ・エス 4)小島悟他 「臨床運動学」2012 中山書店 5)中村隆一 他 「基礎運動学」 第6版補訂 2012年 医歯薬出版 *必要に応じて、教科書・資料の変更・追加配布を行う。 |
成績評価方法 | 授業への参加状況、小テスト、レポート、期末試験による総合的評価。学期末試験は多肢選択式とする。また小テスト及びレポート、実技チェックの実施もある。【再受験の取扱:講義部分のみ有、出席時間数要件:4/5以上】 |
担当教員から |
・他の学生の理解のためにも、授業での疑問点はできるだけ授業時間内に質問して下さい。 ・久保田茂希の連絡先は、kubotashi@ipu.ac.jp ・この科目で予定している内容や順番が変更される場合があります。 ・★並木千裕(聖路加国際病院 リハビリテーション科・作業療法士) |
受講条件 | |
実務経験を有する担当教員 |
久保田茂希、木口尚人 本科目を担当する教員は、いずれも臨床における対象者への治療介入を実践してきており、その実践の中で頸部、上肢、体幹、下肢の動きに関する運動学的知見や実践及び対象者の動作を分析する視点や方法など実践的に積み上げてきた教員であり、本科目の担当を行う。 並木千裕 身体障害作業療法を専門とし、急性期~回復期病院における作業療法実践の経験を生かして臨床実践に則した授業を行う。 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 4 | 作業運動学概説【運動学の諸分野、作業療法と運動学】 骨の構造と機能【骨の形状分類、骨の機能、骨の基本構造】 関節の構造と機能【骨の連結、関節の構造、関節の分類】 |
1・2 | 久保田 | 講義・演習 |
2 | 4 | 骨格筋の構造と機能【筋肉の種類と特徴、骨格筋の構造・形状、骨格筋の微細構造と筋収縮機序、筋線維の種類、運動単位と神経支配比、筋収縮の様態】 | 2 | 久保田 | 講義・演習 |
3 | 4 | 身体部位などの用語【体節の区分、骨の名称】 身体運動の表し方【肢位、面と軸、関節運動の表し方】 |
3 | 久保田 | 講義・演習 |
4 | 4 | 上肢帯の運動学【上肢帯の機能と構造、上肢帯の動きと筋】 肩関節の運動学【肩関節の機能と構造、肩関節の動きと筋】 |
4 | 久保田 | 講義・演習 |
5 | 4 | 肘関節の運動学【肘関節の機能と構造、肘関節の動きと筋】 前腕の運動学【前腕の機能と構造、前腕の動きと筋】 |
5 | 久保田 | 講義・演習 |
6 | 4 | 手関節の運動学【手関節の機能と構造、手関節の動きと筋】 手指の運動学【手指の機能と構造、手指の動きと筋】 |
6 | 久保田 | 講義・演習 |
7 | 4 | 体幹の運動学【脊柱のアライメントと可動性、椎間板の構造と機能、頸椎・胸椎・腰椎の構造と機能】 | 7 | 久保田 | 講義・演習 |
8 | 4 | 骨盤および股関節の運動学【骨盤輪・股関節の構造と機能】 | 8 | 久保田 | 講義・演習 |
9 | 2 | 膝関節の運動学【膝関節の構造と機能】 | 9 | 久保田 | 講義・演習 |
10 | 2 | 足関節の運動学【足関節の構造と機能】 | 10 | 久保田 | 講義・演習 |
11 | 2 | 動作と力学【重心、関節モーメント、てこ】 動作分析の基礎【関節運動と筋活動の様態】 |
11 | 久保田 | 講義・演習 |
12 | 2 | 動作分析の基礎と実践【歩行、基本動作】 | 12・13 | 木口・久保田 | 講義・演習 |
13 | 2 | 動作分析の実践【基本動作】 | 14 | ★並木・久保田・木口 | 講義・演習 |
14 | 2 | 動作分析の実践【日常生活活動】 | 14 | ★並木・久保田・木口 | 講義・演習 |
15 | 1 | 基礎運動学のまとめ | 1-14 | 久保田 | 講義・演習 |