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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2025年2月6日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
【R4カリキュラム】 | 授業コード /Course Code |
22151003 |
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授業科目名 /Course Name |
生物学実習 | 時間数 /Time |
30時間 |
単位数 /Credits |
1 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
選択 |
履修年次 /Year |
1年 | 科目区分 /Course Group |
基礎科目 |
対象学生 /Target |
看護学科 , 放射線技術科学科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
内田 敦子 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
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担当教員 /Instructor |
|||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
後期前半(生物学実習グループA) 看護・放射線技術科学科:選択 |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
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後期 | 火曜日 | 4 |
後期 | 火曜日 | 5 |
授業の概要 | 生物学実験を通して、自然科学の実験を行うために必要な姿勢、実践的な基礎生物学知識の習得を目指す。また個々の生物を直接観察することで、生命現象を科学的に理解する能力を養い、学問的好奇心や向学心を育成するとともに、生命現象の理解を深め、生命に対する畏敬の念を育てる。実験計画の立て方、字実験に必要な基本主義、測定方法、記録方法、データ処理、報告書の書き方を習得して、実験遂行に必要な知識や能力を獲得するとともに、生物や生命現象を分析する能力の開発を目指す。 |
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授業のキーワード | 授業計画欄の【 】を参照 |
授業の目的 | 医療専門教育を学習するために必要な生物学の基本を、生物を直接取り扱うことにより理解を深める。自然科学の実験に必要な技術と態度を習得することにより、生命現象を理論的に解析し理解する能力を養う。さらに、生き物を直接取り扱うことにより、生命に対する畏敬の念を育てる。 |
授業の到達目標 |
1. 生物学実習に必須の顕微鏡の原理と構造を知り、正しく取り扱うことができる。 2. 細胞の構造を理解して具体的に説明できる。 3. 染色体の構造や機能を具体的に述べられる。 4. ほ乳類の各臓器の形態と生理について正しく説明できる。 5. 細胞の生理を正しく説明できる。 6. バイオテクノロジーを理解し、利用できる。 |
授業時間外の学習に関する事項 | 実習書に記された予習項目について、予習を行うこと。クラウドキャンパスにそれぞれの実習に必要な知識を深めるための資料等をアップロードするので、毎回の実習前、実習後にそれらを活用し、予習、ならびにレポートの作成、復習に役立てること。 |
教科書 | 茨城県立医療大学・生物学実習書 |
参考文献・その他資料 |
日本動物学会編 「動物解剖図」 丸善 吉田勝利 「スクエア最新図解生物」 第一学習社 岩城隆昌ら 「マウスの断面解剖アトラス」 アドスリー 坂井健雄 石崎泰樹 編 「カラー図解 人体の細胞生物学」日本医事新報社 中村桂子 他 (翻訳) 「Essential細胞生物学」 南江堂 |
成績評価方法 |
毎回実習項目、ならびに次回の予習項目についてのレポートを授業前に提出する。成績の基準は①授業への参加状況(出席、ならびに実習に対する積極性、貢献度)、②提出したレポートの採点、③動物慰霊祭への参加状況、の3点の総合点で算出する。 【再受験の取り扱い:無、 出席時間要件:4/5以上】 |
担当教員から |
実際自分の手を動かし実習を行い観察することで、生命のしくみをより深く理解しましょう。 人体の構造の理解につながる哺乳類(マウス)の体の構造を観察しましょう。 バイオテクノロジーを体験し、理解しましょう。実験中心の授業ですので、授業中は白衣着用を必須とし、実験しやすい安全な服装で参加してください。 |
受講条件 | 前期に基礎生物学、または生命科学を受講していることが望ましい。 |
実務経験を有する担当教員 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 4 | 1 器具の説明・使用方法(実習オリエンテーション) 濃度計算の復習、試薬の調製方法の習得、マイクロピペッター使用方法の習得 【モル濃度、重量パーセント濃度、浸透圧、ファントホッフ則、等張液、試薬の調製、希釈】 |
1 | 内田 | 実習 |
2 | 4 | 2 顕微鏡操作法・細胞の観察 解剖セットの取り扱い方法、実体顕微鏡、生物顕微鏡の2種類の顕微の使い方を習得し、数種類の細胞を実際に観察し知識の定着をはかる。蛍光顕微鏡、電子顕微鏡も含めた顕微鏡観察の原理を理解する 【実体顕微鏡、生物顕微鏡、蛍光顕微鏡、電子顕微鏡、低張液、高張液、気孔、葉緑体、血球細胞、色素胞、色素顆粒】 |
2 | 内田 | 実習 |
3 | 4 | 3 細胞の生理現象 原形質分離・溶血に関連する実験を通し、生体に与える浸透圧の影響を理解する。原形質流動・色素胞移動を観察することで、細胞内運動を理解する。 【浸透圧、原形質分離、原形質流動、細胞内運動、細胞骨格蛋白、リンガー液 |
5 | 内田 | 実習 |
4 | 4 | 4 染色体の観察、細胞分裂の観察 アカムシ(キロノムス幼虫)の唾腺染色体を観察し、セントラルドグマの概念についての理解を深める。タマネギの根端分裂組織を用いて体細胞分裂時の染色体分配を観察し理解を深める 【セントラルドグマ、DNA、mRNA、パフ、細胞分裂、細胞周期、DNA複製、染色体分配】 |
3 | 内田 | 実習 |
5 | 4 | 5 マウス・ラットの解剖(組織の位置を確認する) 動物実験の際に繁用される哺乳類の一例として、マウスの解剖法について実習する。臓器の観察、位置の確認とともに、解剖の知識と手早いハサミさばきやピンセットの使い分けを習得する。 |
4 | 内田 | 実習 |
6 | 4 | 6 マウス・ラットの組織解剖(組織の特徴を確認する)妊娠マウスの解剖を行い発生、発達についての学習を深めるとともに、取り出した臓器の形態的特徴・機能を学習する。 | 4 | 内田 | 実習 |
7 | 4 | 7 バイオテクノロジー-1 (DNA抽出、PCR) 遺伝子の実体であるDNAを自らの手で細胞から抽出し観察すると共に遺伝子型判定技術を理解し習得する。 【細胞の溶解、タンパク質の分解、エタノール沈殿、DNA抽出、遠心分離、プライマー、テンプレートDNA、DNAポリメラーゼ、dNTP、PCR、サーマルサイクラー、リアルタイムPCR法を含むPCRの基礎原理】 |
6 | 内田 | 実習 |
8 | 2 | 8 バイオテクノロジー-2 (DNA電気泳動、遺伝子型判定) 電気泳動によるDNAのサイズ、量を確認する方法を学ぶ。 【電気泳動、アルコール代謝、ALDH(アルデヒド脱水素酵素)、一塩基変異、アミノ酸変異、コドン、アルコールバッチテスト】 |
6 | 内田 | 実習 |