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授業情報/Class Information

2025/02/19 現在

詳細情報へ    授業計画へ << 最終更新日: 2024年11月7日  >>

基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
【R4カリキュラム】 授業コード
/Course Code
22113003
授業科目名
/Course Name
生活援助論 時間数
/Time
60時間
単位数
/Credits
2 必修・選択
/Subject Choice Type
必修
履修年次
/Year
1年 科目区分
/Course Group
専門科目
対象学生
/Target
看護学科
科目責任者
/Responsible Person
髙橋 由紀 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
富田美加、阿部尚美、★間野聡子
開講学期および日時について
の備考
/Notes

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period
後期 木曜日 1
後期 木曜日 2

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詳細情報/Detailed Information

授業の概要 看護基礎技術は、安全・安楽・自立を軸に、科学的思考や深い人間理解に基づいて行われる看護の基本的方法である。ここでは、対象者の日常生活を援助するための生活環境の調整、安楽な体位、活動と休息、衣、食、清潔、排泄等の基礎的技術について、科学的根拠に基づき学習し、演習を通して理解を深める。
授業のキーワード 看護技術、日常生活の援助、 授業計画欄の【 】を参照
授業の目的 対象の生活を援助するための基本的知識を理解し、主として基礎的な日常生活に関する看護技術を習得する。さらに、看護者としてふさわしい態度を身につけ、看護の役割を果たす姿勢を養う。
授業の到達目標 1  看護技術とは何かについて説明できる。
2  生活の概念や生活行動を学習する意義について説明できる。
3  生活や生活行動の身体的・心理社会的意義について説明できる。
4  病者の生活の場や生活状況について理解し、具体的に説明できる。
5  既習の学習内容と基本的看護技術の関連性について説明できる。
6  対象の生活をアセスメントするための視点と観察項目を説明できる。
7  生活行動を援助するために必要な看護技術が原則に基づいて実施できる。
8  安全・安楽・自立のための援助の必要性を説明できる。
9  患者役割・看護師役割を通して、より良い援助方法を検討できる。
授業時間外の学習に関する事項 単元ごとに、デモンストレーションの動画教材を作成しています。実習室での演習前には、実際にその援助ができるよう動画教材を視聴しておきましょう。その際、手順ではなく、なぜそのように実施するのかその根拠を考えてみましょう。演習実施時には、動画教材よりも、良い技術の提案ができることを期待しています。
また、各単元の演習終了後には、目標の到達度を評価するとともに、目標達成に向けた学修プロセスについても評価しましょう。
教科書 1)松尾ミヨ子他編:基礎看護学③ 基礎看護技術Ⅱ 看護実践のための援助技術、メディカ出版、2022.
2)茨城県立医療大学「生活援助論」演習書
参考文献・その他資料 1)松尾ミヨ子他編:基礎看護学② 基礎看護技術Ⅰ コミュニケーション/看護の展開ヘルスアセスメント、メディカ出版、2022.
2)菱沼典子:看護形態機能学 生活行動からみるからだ 第4版、日本看護協会出版会、2017
3)塩田浩平・他訳:グレイ解剖学(原書第4版)、エルセビア・ジャパン、2019
4)嶋井和世 監訳:カラースケッチ解剖学、廣川書店、2015
5)桑名俊一・荒田晶子編著:コメディカル専門基礎科目シリーズ 生理学、理工図書、2016
6)近藤一郎他監修:看護がみえる vol.1基礎看護技術 第1版、 メディックメディア、2018
7)近藤一郎他監修:看護がみえる vol.2臨床看護技術 第1版、 メディックメディア、2018
8)近藤一郎他監修:看護がみえる vol.3フィジカルアセスメント 第1版、 メディックメディア、2019
9)山口瑞穂子:看護技術 講義・演習ノート 上巻 日常生活援助技術篇 第2版、サイオ出版、2016
10)山口瑞穂子:看護技術 講義・演習ノート 下巻 診療に伴う看護技術篇 第2版、サイオ出版、2016
11)藤野彰子、長谷部佳子、間瀬由記:新訂版看護技術ベーシックス 第2版、サイオ出版、2017
12)任和子、井川順子、秋山智弥:基礎・臨床看護技術 第2版、医学書院、2017
13)吉田みつ子、本庄恵子:写真でわかる基礎看護技術アドバンス、インターメディカ、2016
成績評価方法 筆記試験(30%)、チェックテスト(15%)、課題レポート(50%)、授業への参加状況(5%)により総合的に評価する。
【再受験の取扱:無  出席時間要件:4/5以上】
担当教員から 看護実践はサイエンスアートであり、生活している人間への援助を重視しています。年齢や性別、健康レベルの異なる人々に必要な援助を実践するために、手順でなはく、技術の原理原則を理解し、自ら思考しながら頭脳と身体の動きが一体となって行動できるようなプログラムで学習を行います。援助を行う者、援助を受ける者の役割を取りながら、主体的に体験的に学びましょう。
さらに、援助ができるという目標達成のために自分の取り組んだ学習(行動)を評価し、より自分に合った学修方法を検討できることを期待します。
★間野聡子( 元 茨城県立医療大学嘱託助手)
受講条件
実務経験を有する担当教員 髙橋由紀、富田美加、阿部尚美:看護師免許を有し、看護職としての経験が豊富な複数の教員が各単元の演習において、学生が看護技術を習得できるように支援する。
★間野聡子:看護師免許を有し、その実践経験をふまえて同様の支援を行う。

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授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1〜2 4 1.看護技術とは 
2.感染予防【手洗い】
3.安全・安楽・ボディメカニクス
1〜8 髙橋・富田・阿部 演習
3〜4 4 4.生活環境への援助
 ①病床作成 【環境調整・ベッドメーキング】
2〜8 髙橋・富田・阿部・★間野 演習
5〜7 6 5.活動と休息への援助
 ①安楽な体位・体位変換 【体位と安楽】
2〜9 髙橋・富田・阿部・★間野 演習
8〜10 6 5.活動と休息への援助
 ②移動・移送 【車椅子・ストレッチャー】
2〜9 髙橋・富田・阿部・★間野 演習
11〜12 4 まとめ1 ベッドメイキングチェックテスト 1〜9 髙橋・富田・阿部・★間野 演習
13〜14 4 6.衣生活への援助 
 ①被服の意義、病衣の種類と選択方法【寝衣選択の条件】【臥床患者の寝衣交換】
2〜9 髙橋・富田・阿部 演習
15〜18 8 7.清潔への援助
 ①身体の清潔  入浴・清拭【臥床患者の全身清拭】【足浴】
2〜9 髙橋・富田・阿部・★間野 演習
19〜20 4 7.清潔への援助
 ②頭部の清潔  【洗髪】
2〜9 髙橋・富田・阿部・★間野 演習
21〜22 4 7.清潔への援助
 ③粘膜の清潔  【陰部洗浄】 【口腔ケア】
2〜9 髙橋・富田・阿部 演習
23〜25 6 8.栄養と食事への援助
 【食事】・【経管栄養】【食事介助】
2〜9 髙橋・富田・阿部 演習
26〜28 6 9.排泄への援助
 【床上排泄の援助】【オムツ交換】
2〜9 髙橋・富田・阿部・★間野 演習
29〜30 4 まとめ2  応用課題:リネン交換 1〜9 髙橋・富田・阿部・★間野 演習