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2025/02/19 現在 |
詳細情報へ 授業計画へ | << 最終更新日: 2024年11月7日 >> |
カリキュラム名 /Curriculum |
【R4カリキュラム】 | 授業コード /Course Code |
22113001 |
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授業科目名 /Course Name |
看護学概論 | 時間数 /Time |
30時間 |
単位数 /Credits |
2 | 必修・選択 /Subject Choice Type |
必修 |
履修年次 /Year |
1年 | 科目区分 /Course Group |
専門科目 |
対象学生 /Target |
看護学科 | ||
科目責任者 /Responsible Person |
富田 美加 | 他専攻学生の履修 /Other Major Students |
|
担当教員 /Instructor |
髙橋由紀 | ||
開講学期および日時について の備考 /Notes |
開講学期 /Semester Offered |
曜日 /Day |
時限 /Period |
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前期 | 水曜日 | 2 |
授業の概要 | 看護の概念・目的・機能、看護学発展の歴史、看護倫理や法律、看護をとりまく諸事情に関する今日的課題及び看護学の将来的展望について解説する。また、看護実践の基盤となる人間観・生活観・健康観の理解を深める。 |
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授業のキーワード | 授業計画の【】参照 |
授業の目的 | 看護の概念・目的について歴史的背景をふまえて理解し、看護実践の基盤となる人間観・生活観・健康観を培う。さらに、看護を取り巻く諸事情に関する現実的課題を見据え、看護学の立場から将来を展望する能力を養う。 |
授業の到達目標 |
1 看護の役割・機能・方法、看護活動の場について理解する。 2 看護の歴史及び看護の概念について理解する。 3 看護の対象となる人間の多面性について説明できる。 4 看護活動はあらゆる年齢層及び健康状態の人を対象とすることについて説明できる。 5 健康や健康観の変遷について説明できる。 6 環境の捉え方及び環境と生活について理解する。 7 人間の健康と環境の調整について説明できる。 8 保健医療に従事する他職種の役割及び多職種協働における看護職の役割について説明できる。 9 保健医療及び看護の実践と制度について理解する。 10 看護学における主要な理論について理解する。 11 看護における倫理的配慮の必要性を理解する。 12 看護学の発展と看護学教育について理解する。 13 将来の看護職の役割拡大と責任について理解する。 |
授業時間外の学習に関する事項 | 課題レポートに取り組むほか、教科書や授業中に紹介する参考資料(図書・雑誌記事・Webサイト等)を参照することに努め、授業内容の理解を深めてください。 |
教科書 |
1 宮脇美保子編集、看護学概論(第5版)、メヂカルフレンド社、2021. 2 ヴァージニア・ヘンダーソン著、看護の基本となるもの(再新装版)、日本看護協会出版会、2016. 3 医療情報科学研究所編集、看護がみえるvol.4 看護過程の展開、メディックメディア、2020. 4 松尾ミヨ子・城生弘美・習田明裕・金壽子編、ナーシング・グラフィカ:基礎看護学③基礎看護技術Ⅱ看護実践のための援助技術、メディカ出版、2022. 5 富田美加・松本直子、看護にいかす文献検索入門:学び続けるための情報探索スキル.中央法規、2021. |
参考文献・その他資料 |
1)フロレンス・ナイティンゲール著(小玉香津子、尾田葉子訳).看護覚え書き:本当の看護とそうでない看護 新装版.日本看護協会出版会、2019. 2)F.ナイチンゲール著(湯槇ます、薄井坦子他訳).看護覚え書:看護であること看護でないこと.現代社、2011. 3)小玉香津子.ナイチンゲール.清水書院、2015. 4)小玉香津子編訳.ヴァージニア・ヘンダーソン論文集[増補版].日本看護協会出版会、1989. 5)ヴァージニア・ヘンダーソン著(湯槇ます、小玉香津子訳).看護論: 25年後の追記を添えて.日本看護協会出版会、1994. 6)金子道子編著.ヘンダーソン看護論と看護実践への応用.照林社、2019. 7)高橋照子.看護の地図帖.ライフサポート社、2018. 8)南裕子、野嶋佐由美編集.看護における研究 第2版.日本看護協会出版会、2017. 9)日本看護協会.看護職の倫理綱領.2021. https://www.nurse.or.jp/nursing/rinri/rinri_yoko/index.html [accessed 2024-11-7]. 10)厚生労働省.看護基礎教育検討会報告書.2019.https://www.mhlw.go.jp/content/10805000/000557411.pdf [accessed 2024-11-7]. 11)大学における看護系人材養成の在り方に関する検討会.看護学教育モデル・コア・カリキュラム~「学士課程においてコアとなる看護実践能力」の修得を目指した学修目標~.2017. https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/078/gaiyou/__icsFiles/afieldfile/2017/10/31/1397885_1.pdf [accessed 2024-11-7]. 12) 日本学術会議健康・生活科学委員会看護学分科会.大学教育の分野別質保証のための 教育課程編成上の参照基準/看護学分野.2017.http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-23-h170929-9.pdf [accessed 2024-11-7]. 13)川原由佳里.看護の知:実践を読み解くための新しい知の考え方.看護の科学社、2013. 14)薄井坦子.[改訂版]看護学原論講義.現代社、1994. 15)筒井真優美編集.看護理論家の業績と理論評価第2版.医学書院、2020. 16)秋元典子.看護の約束:命を守り、暮らしを支える.ライフサポート社.2011. 17)秋元典子.看護のアイデンティティ.ライフサポート社.2021. |
成績評価方法 |
課題レポート1(40%)、課題レポート2(20%)、課題レポート3(20%)、学期末試験(20%) 【再受験の取扱:有、 出席時間数要件:2/3以上】 |
担当教員から |
みなさんにとって、初めて出会う専門科目です。看護の来し方(歴史)をふまえ、看護職の果たすべき責務について考えるとともに、ぜひ未来の看護を大きく描いていただきたいと思います。お互いに、"open mind"で授業に臨み、"Learning from each other."の精神で学びを深めていきましょう。 ※授業時間以外の質問等の連絡先:随時、デスクネッツメールで富田美加まで |
受講条件 | |
実務経験を有する担当教員 | 富田美加・髙橋由紀:看護師としての臨床経験に基づいて、看護学の基盤となる知識について初学者にわかりやすく教授する。 |
回 /Times |
時間 /Time |
授業内容 /Methods and contents |
授業の到達目標 /Attainment Target |
担当教員 /Instructor |
教授・学習法 /Learning Method |
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1 | 2 | 授業オリエンテーション 看護学概論の学習目的、看護と看護学、学び方の基礎 【看護、看護学、基礎看護学、看護学教育、学士課程教育、エビデンスに基づく看護(evidence-based nursing: EBN)】 |
1・11 | 富田 | 講義 |
2 | 2 | 看護の定義 【主要概念、看護の定義、看護の役割・機能、看護活動の場】 |
1-2 | 富田 | 講義 |
3 | 2 | 看護の歴史と看護理論 【看護史、看護理論、看護の概念】 |
1-2・10 | 富田 | 講義 |
4 | 2 | 健康と看護の対象 【健康の定義、世界保健機関(World Health Organization:WHO)、健康観、人間、統合体、基本的人権、成長と発達、家族、集団、地域】 |
3-5 | 富田 | 講義 |
5 | 2 | 人間の生活と看護 【生活、看護の定義、看護独自の機能、人間の基本的欲求】 |
3-5 | 富田 | 講義 |
6 | 2 | 看護倫理 【看護倫理、人間の尊厳、職業倫理、看護職の倫理綱領、意思決定、コミュニケーション、観察、信頼関係】 |
1・11 | 富田 | 講義 |
7 | 2 | 環境と看護 【環境、健康影響、住居環境、療養環境】 |
6-7 | 髙橋 | 講義 |
8 | 2 | 看護の方法① 【看護管理、医療制度、看護方式、キャリアマネジメント】 |
1・9 | 富田 | 講義 |
9 | 2 | 看護の方法②【看護活動、看護過程】 | 1 | 富田 | 講義 |
10 | 2 | 看護の方法③【コミュニケーション、観察、信頼関係】 | 1 | 富田 | 講義 |
11 | 2 | 社会と看護① 【災害看護、国際看護、多様性】 |
1・13 | 富田 | 講義 |
12 | 2 | 社会と看護② 【看護情報学、ICT(Information and Communication Technology)、ヘルスリテラシー】 |
1・13 | 富田 | 講義 |
13 | 2 | 保健医療提供システム 【多職種協働、看護の役割、保健医療専門職と法的基盤】 |
8-9 | 富田 | 講義 |
14 | 2 | 看護における研究 【研究の意義、EBN(evidence-based nursing)、EBP(evidence-based practice)】 |
12 | 富田 | 講義 |
15 | 2 | 看護学の将来的展望 看護学概論まとめ |
1-13 | 富田 | 講義 |