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授業情報/Class Information

2025/02/19 現在

詳細情報へ    授業計画へ << 最終更新日: 2025年2月6日  >>

基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
【R4カリキュラム】 授業コード
/Course Code
22152012
授業科目名
/Course Name
健康障害の成り立ちⅠ 時間数
/Time
15時間
単位数
/Credits
1 必修・選択
/Subject Choice Type
必修
履修年次
/Year
1年 科目区分
/Course Group
専門基礎科目
対象学生
/Target
看護学科 , 理学療法学科 , 作業療法学科 , 放射線技術科学科
科目責任者
/Responsible Person
濱田理人 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
開講学期および日時について
の備考
/Notes
後期前半

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period
後期 月曜日 5

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詳細情報/Detailed Information

授業の概要 健康障害の成り立ちを病理学の立場から教授する。代謝異常、循環障害や腫瘍などの各テーマごとに、病理学総論を中心とし、代表的疾病については、それぞれの疾患の各論に及ぶ内容を講義する。
授業のキーワード 下記授業計画の【 】を参照
授業の目的 疾病の成り立ちについてその原因と結果を分子レベルから個体レベルで理解する。
授業の到達目標 1  病理学と医療専門職との関連を説明できる。
2  細胞障害と老化と死について説明できる。
3  遺伝的障害について説明できる。
4  組織の修復と再生について説明できる。
5  炎症について説明できる。
6  免疫の障害について説明できる。
7  循環障害について説明できる。
8  腫瘍について説明できる。
9  代表的な疾患の成り立ちについて説明できる。
授業時間外の学習に関する事項 予習:図表を中心に教科書の内容を確認しておく。
復習:講義プリントを基にして知識を確認する。
発展:興味ある疾患について教科書、参考書を使って調べる。
教科書 1)なるほどなっとく!病理学plus 病態形成の機序と各器官の疾病の特徴 小林正伸  第1版 南山堂 2022年
参考文献・その他資料 1)系統看護学講座 専門基礎分野 疾病の成り立ちと回復の促進(I)「病理学」第6版 医学書院 2021年
2)標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野 病理学 第5版 医学書院 2022年
3)図解入門 よくわかる病理学の基本としくみ 田村 浩一 秀和システム 2011年
成績評価方法 授業への積極的参加度(10%)、ミニテスト(20%)、筆記試験(70%)にて評価します。
 【再受験の取扱:有、 出席時間数要件:2/3以上】

担当教員から いろいろな健康障害の要因を病理学総論として体系的に学び、それを日常よく耳にする代表的な疾患にあてはめて健康障害に関する知識を深めていただきたいと思います。ビジュアルに訴える印象的な講義を心がけます。(濱田) 質問はいつでも歓迎します。
受講条件
実務経験を有する担当教員 濱田:基礎医学から、疾患の成り立ちを病理学的な視点から講義を行う

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授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1 2 病理学の概要【病理学とは、病理学と医療専門職との関連】、 細胞障害と老化と死【細胞の微細構造と機能、細胞障害の原因と形態機能変化、細胞の壊死とアポトーシス、代表的な代謝障害、老化に伴う身体的変化】、 遺伝的障害【遺伝の生物学、先天異常・奇形の原因と分類、代表的な遺伝子・染色体異常による疾患】 1・2・3・9 濱田 講義
2 2 組織の修復と再生【生理的な組織脱落と再生の種類と機序、細胞増殖の機構と関与する分子、創傷治癒(骨折治癒)の過程と関与する細胞と分子、肥大と過形成、再生医療】  4 濱田 講義
3 2 炎症【炎症の概念・種類と原因、炎症に関与する細胞と分子、急性炎症、慢性炎症、特殊性炎症における組織の機能形態変化】、 免疫の障害【免疫応答の基本的メカニズム、アレルギーおよび自己免疫疾患の発生機序、免疫不全の原因および病態生理、臓器移植と免疫系】               5・6 濱田 講義
4 2 代謝障害・炎症・免疫異常に関連する代表的な疾患の成り立ち【糖尿病、関節リウマチ】 1-6・9 濱田 講義
5 2 循環障害【血液・リンパ液の循環、充血とうっ血、出血と血液凝固、虚血と梗塞、動脈硬化、ショック、DIC(播種性血管内凝固症候群)】 7 濱田 講義
6 2 循環障害に関連する代表的な疾患の成り立ち【高血圧症、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血】 7・9 濱田 講義
7 2 腫瘍【腫瘍の定義と分類、腫瘍発生の原因と機序、腫瘍の浸潤・転移の機序、腫瘍における遺伝子、蛋白質の異常、代表的な腫瘍の機能形態的特徴】 8・9 濱田 講義
8 1 まとめと振り返り 1-9 濱田 講義