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授業情報/Class Information

2025/02/19 現在

詳細情報へ    授業計画へ << 最終更新日: 2024年12月26日  >>

基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
【R4カリキュラム】 授業コード
/Course Code
22152009
授業科目名
/Course Name
セクシャリティと健康 時間数
/Time
15時間
単位数
/Credits
1 必修・選択
/Subject Choice Type
選択
履修年次
/Year
1年 科目区分
/Course Group
専門基礎科目
対象学生
/Target
看護学科 , 理学療法学科 , 作業療法学科
科目責任者
/Responsible Person
土居岸 悠奈 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
長岡 由紀子、笠井 久美、山本 潤、山波 真理、★佐々木 裕子
開講学期および日時について
の備考
/Notes
前期後半

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period
前期 水曜日 4

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詳細情報/Detailed Information

授業の概要 人間の性の特徴および行動と身体、心理、社会的側面から理解を深め、人生各期のセクシャリティ(人間の性)とそれに関連する健康問題、保健医療の役割・支援方法、ジェンダー(心理社会文化的性)の問題などについて学習する。
授業のキーワード 授業計画欄の【 】を参照。
授業の目的 ジェンダーの視点より、女性・男性の社会的関係について理解するとともに、人生各期のセクシャリティとそれに関連する健康問題、看護の役割・支援方法などについて理解する。
授業の到達目標 1 セクシュアル・ヘルスについてグローバルな視点を持つことができる。
2 性に関する概念の形成過程を理解し、現代社会における男女双方の生活変化と今後のあり方について説明できる。
3 人間のセクシャリティの発達を説明できる。
4 セクシャリティに関連した健康問題を明らかにし、健康支援について説明できる。
授業時間外の学習に関する事項 学生生活、マスメディアでの報道や文学、映画、ドラマ等で描かれるセクシャリティについて、 授業での学びと比較しながら考えていきましょう。
教科書 指定しない
参考文献・その他資料 1)ユミ・スタインズ、メリッサ・カン(著)、北原みのり(訳).10代のためのエンパワメントBOOKシリーズ1 こんにちは! 同意 誰かと親密になる前に知っておきたい大切なこと.集英社.2022.
2)上野千鶴子.フェミニズムが開いた道.NHK出版.2022.
3)狛潤一他.ヒューマン・セクソロジー改定新版.子どもの未来社.2020.
4)加納尚美.大人になる前に知る性のこと.ペリカン社.2019.
5)橋本紀子他編著.教科書にみる世界の性教育.かもがわ出版.2018.
6)藤井ひろみ監修.よくわかるLGBT 多様な「性」を理解しよう.PHP研究所.2017.
7)坂爪真吾.障がいのある人の性 支援ガイドブック.中央法規出版.2017.
8)はたさちこ他.学校・病院で必ず役立つLGBTサポートブック.保育社.2016.
9)白川美也子.赤ずきんとオオカミのトラウマケア.アスク・ヒューマンケア.2016.
10)越智啓太.恋愛の科学.実務教育出版.2015.
11)荻野美穂.女のからだ-フェミニズム以後.岩波新書.2014.
12)中島幸子.マイ・レジリエンス トラウマとともに生きる.梨の木舎.2013.
13)渋谷昌三.人には聞けない恋愛心理学入門.かんき出版.2012.
14)天野正子他.新編「日本のフェミニズム③性役割」.岩波書店.2009.
15)中村美亜.クィア・セクソロジー 性の思いこみを解きほぐす.インパクト出版.2008.
成績評価方法 毎回の授業レポート(70%)
性教育計画(30%)
評価点は別途指示。
【再受験の取扱:有、出席時間数要件:2/3以上】
担当教員から セクシャリティと健康について様々な学問を基盤として展開します。人間の性について健康問題として捉え直す新鮮な機会となります。学生の活発な発言、疑問、提言などを期待します。全体の連絡は科目責任者(内線:6495、 e-mail:doigishiyu@ipu.ac.jp)までお願いいたします。
★佐々木 裕子(杏林大学、共立女子大学、長野県立大学 非常勤講師)
受講条件
実務経験を有する担当教員 土居岸悠奈、長岡由紀子、山波真理は看護師・助産師の臨床経験を有する。笠井久美、山本潤は看護師・保健師の臨床経験を有する。★佐々木裕子はジェンダーに関する研究を専門に研究者としての経験を有する。これらの経験を活かしてリプロダクティブ・ヘルスライツの実践知の基に講義を行う。

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授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1 1 セクシャリティの意義と関連事項、性教育
【性と人権、性と生殖、男女差、恋愛心理、若者の性、包括的性教育、国際セクシャリティガイダンス】
1~4 土居岸 講義
2 2 社会の視点からみた性をめぐる問題Ⅰ
【社会的・主観的・医療的視点、ジェンダーとセクシャリティ、男女二元論、異性愛主義、カミングアウト、アウティング】
1~3 ★佐々木 講義
3 2 社会の視点からみた性をめぐる問題Ⅱ
【LGBT、性的マイノリティ、自己決定権の意義と限界】
1~3 ★佐々木 講義
4 2 社会の視点からみた性をめぐる問題Ⅲ
【同性パートナーシップ制度、同性婚、性同一性障害、戸籍の性別変更、男性の性への社会的意味付け】
1~4 ★佐々木 講義
5 2 生殖医療とセクシャリティ
【不妊の現状と課題、生殖補助医療、セクシャリティ、プレコンセプションケア】
1~4 長岡 講義
6 2 心の健康とセクシャリティ
【性暴力、こころと性、レジリエンス、心的外傷と回復、関連法規】
1~4 山本 講義
7 2 身体障害のある人の性
【二分脊椎症、現状、ニーズ、性教育】
1~4 笠井 講義
8 2 性教育計画【多様性、科学性、関係性】 3・4 土居岸・山波 講義・ディスカッション