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授業情報/Class Information

2024/03/04 現在

詳細情報へ    授業計画へ << 最終更新日: 2023年11月10日  >>

基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
【R4カリキュラム】 授業コード
/Course Code
22443154
授業科目名
/Course Name
ペイシェントケア論 時間数
/Time
15時間
単位数
/Credits
1 必修・選択
/Subject Choice Type
選択
履修年次
/Year
4年 科目区分
/Course Group
専門科目
対象学生
/Target
放射線技術科学科
科目責任者
/Responsible Person
森 浩一 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
富田美加、 藤崎達也、★相澤健太郎(茨城県立中央病院 専門員)、★藤澤伸吉(あみ東クリニック 主任)
開講学期および日時について
の備考
/Notes

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period

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詳細情報/Detailed Information

授業の概要  X線撮影法、磁気共鳴画像法、放射線治療法、核医学検査法などにおける高齢者、小児などの撮影における患者や家族への配慮について学習する。医療安全の方法についても学習する。
授業のキーワード ペイシェントケア、医療安全、放射線治療、核医学検査、診療画像検査
授業の目的 放射線技術を安全に利用する方法について学習する。各種検査法の適用にあたり、患者さんやその家族の立場を十分に理解し、検査を進めることの大切さを学ぶ。
授業の到達目標 1  診療放射線技師の患者や家族に対して配慮すべき事項を説明できる。
2  思いやりの気持ちの大切さを説明できる。
3  患者の年齢や性別の違いによる配慮の違いを具体的に説明できる。
4  言葉遣いにおける配慮の仕方を説明できる。
5  医療技術者の身だしなみについて説明できる。
6  患者のプライバシーの保護について説明できる
7  医療人として望ましい人格や接遇について説明できる。
8  造影剤の副作用と処置法を説明できる。
9  放射線治療に伴う患者リスクについて説明できる。
10 医療技術全般に伴うリスクの説明ができる。
11 患者心理を理解できる。
12 医療現場におけるコミュニケーション技術について説明できる。
13 診療放射線技師が備えるべき能力について説明できる。
14 医療人の心得10か条について説明できる。
授業時間外の学習に関する事項 配布資料や医療に関する記事をよく読み、医療安全や患者からの現在の医療に関する意見について自分の考え方をまとめる。講義概要・目的の説明内容を確認し、自己学習のプラン(各自で必要な学習時間を決める等)を設定しましょう。
教科書 配布資料による。
日本放射線技師会雑誌 2000 12 p1940-p1947 コミュニケーションスキルの向上をめざして
参考文献・その他資料 日本放射線技師会編、「放射線技師のペーシェントケア」 マグブロス出版(1990)
日本放射線技術学会資料
ヘルス・コミュニケーション P.G.ノートハウス 九州大学出版会
武井麻子:感情と看護――人とのかかわりを職業とすること、医学書院、2001.
三井さよ:看護職における感情労働、大原社会問題研究所雑誌、(567)14-26;2006.
田村久美・水谷節子:医療消費者とは何か-患者運動の根本思想とコンシューマリズムの再興-、川崎医療福祉学会誌、18(2);501-509;2009.
森真一:日本はなぜ諍いの多い国になったのか-「マナー神経症」の時代、中公新書ラクレ、2005.
森真一:「お客様」がやかましい、筑摩書房、2010.
成績評価方法 講義中に提示した課題に対するレポートで評価する(100%)
 【再受験の取扱:有、 出席時間数要件:2/3以上】

担当教員から 現在の医療現場では、患者さんやその家族の気持ちを十分に理解したうえで診療を進めることが求められています。臨床現場におけるいろいろな事例を示し、より具体的なペーシェントケアの方法について学修します。予習の方法としては、新聞などに掲載される医療ケア関連の記事に関心を持ち、記事を読むことです。図書館の資料も有効に利用しましょう。

担当者および授業内容は変更になることがあります。
受講条件
実務経験を有する担当教員 森 浩一、富田美加、藤崎達也

 診療放射線技師、看護師の実務経験から患者さんやご家族までを対象とした接遇法に関する講義を行う。

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授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1 2 ペーシェントケア概論(資料配布、用語解説) KYT(危険予知トレーニング) 1・2・3 講義
2 2 一般市民から見た医療人の印象について
造影剤の種類と禁忌事項等の概要
4・5・6・7 講義
3 2 造影検査におけるリスク 造影剤ショックへの対応 8 (藤崎) 講義
4 2 放射線治療における患者配慮 医療安全 9 ★相澤 講義
5 2 医療におけるリスク管理論 医療安全 10 ★相澤 講義
6 2 コミュニケーション論 11・12 富田 講義
7 2 診療放射線技師に求められる能力 13 ★藤澤 講義
1 医療人として心得るべきこと 14 ★藤 講義