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授業情報/Class Information

2024/03/04 現在

詳細情報へ    授業計画へ << 最終更新日: 2024年3月4日  >>

基本情報/Basic Information

カリキュラム名
/Curriculum
【R4カリキュラム】 授業コード
/Course Code
22251076
授業科目名
/Course Name
社会の病理 時間数
/Time
15時間
単位数
/Credits
1 必修・選択
/Subject Choice Type
選択
履修年次
/Year
2年 科目区分
/Course Group
対象学生
/Target
看護学科 , 理学療法学科 , 作業療法学科 , 放射線技術科学科
科目責任者
/Responsible Person
周藤 真也 他専攻学生の履修
/Other Major Students
担当教員
/Instructor
開講学期および日時について
の備考
/Notes
前期後半

開講学期
/Semester Offered
曜日
/Day
時限
/Period

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詳細情報/Detailed Information

授業の概要  社会学の知見を利用して、社会の病理について検討する。社会を捉えることを目的とする社会学のまなざしは、本質的に社会の病理と結びついて成立した。しかし、何を社会の病理と捉えるかは、まさに人びとの価値観と関わっているために、多様化の進んだ現代社会においては、困難さを増してきている。本授業では、現代社会において「社会病理」とされている諸現象に触れつつ、混沌とした現代社会において、正確かつ的確に社会の病理を捉える術を身につける。
授業のキーワード 授業計画欄の【 】を参照。
授業の目的 社会学の知見を利用して、現代社会の病理を的確に理解できるようになることを目標とする。
授業の到達目標 1  社会を捉える社会学のまなざしが、社会の病理と密接に結びついて成立したことを学ぶ。
2  社会の病理を捉えることの困難さを、犯罪の社会的機能の議論や、社会問題の構築主義的研究をもとに学ぶ。
3  現代社会の病理として個人化の進展とともに生じてきている事態について理解する。
4  現代社会で起きているといわれる現象をもとに、どこに社会の病理が潜んでいるのかを理解する。
授業時間外の学習に関する事項
教科書 特になし。必要に応じて資料等を配布する。
参考文献・その他資料 授業中の内容に応じてその都度紹介する。
成績評価方法 課題レポートにより評価する。再受験の取扱あり。出席時間数は2/3以上必要。
担当教員から 社会学の知見を利用して、社会の病理現象を冷静かつ的確に理解するために必要な知識と態度を身につけ、現実の社会をクリティカルに捉えるまなざしを養ってください。きっと社会の病理についての常識を突き崩す知的興奮を味わうことができるでしょう。
受講条件
実務経験を有する担当教員

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授業計画詳細情報/Class Schedule Details


/Times
時間
/Time
授業内容
/Methods and contents
授業の到達目標
/Attainment
Target
担当教員
/Instructor
教授・学習法
/Learning
Method
1 1 社会の病理と社会学のまなざし①
【社会問題、社会病理、社会学】  
1 周藤 講義
2 2 社会の病理と社会学のまなざし②
【社会学史、社会有機体説、社会病理】
2 周藤 講義
3 2 社会の病理/社会の生理①:犯罪の社会的機能
【犯罪、潜在的機能、意図せざる結果】
2 周藤 講義
4 2 社会の病理/社会の生理②:社会問題の作られ方
【構築主義、ニート、若者】  
3 周藤 講義
5 2 現代社会の病理①:個性志向と生きづらさ
【再帰性、個性志向、自己物語】   
3 周藤 講義
6 2 現代社会の病理②:純粋な関係性の陥穽
【親密性、純粋な関係性、共依存】  
4 周藤 講義
7 2 現代社会の行方①
【パノプティコン、情報化社会、リスク】
4 周藤 講義
8 2 現代社会の行方②
【「格差社会」、ポストモダン、動物化】
1・2・3・4 周藤 講義