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本学 作業療法学科卒業生が、「第33回総合リハビリテーション賞」を受賞しました

本学作業療法学科卒業生 吉原氏らの発表論文「映像記録型ドライブレコーダー を用いた脳損傷者の実車運転評価」が2025年9月24日に第33回総合リハビリテーション賞を受賞しました。
この賞は医学書院が発行する総合誌「総合リハビリテーション」に掲載された1年間の論文の中で最も優れた論文が表彰されるものです。

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名古屋市総合リハビリテーションセンター 吉原理美(作業療法学科14期卒業生)

受賞内容

本論文では脳損傷のある方の運転行動特徴を明らかにするために、年齢をマッチングさせた健常ドライバーとドライブレコーダーを用いた比較を行いました。脳損傷のある方は速度を控えるという対策は講じていましたが、車線変更など他の車両とかかわる場面で急ブレーキ操作が多く、不安全な車両挙動となりやすい特徴が明らかとなりました。この結果から、脳損傷のある方の安全な自動車運転再開のためには、交通量や道路環境などの地域に即した判断が必要であり、特に交通量の多い都市部での運転を必要とする場合は、実際の道路環境での評価やより慎重な判断が求められると考えています。自動車の運転は何をもって安全とするか、どのような方が安全に運転できるか、まだ議論が必要です。作業療法士として、交通社会の安全を守ることと、対象者の方の移動の自由と社会参加、その先の幸福の実現に向けて取り組んでいきます。

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