放射線技術科学科
学科長挨拶
放射線が医療に果たす役割は大きく,従来から利用されているX線検査やCT検査,超音波検査,MRI検査,核医学検査といった様々な放射線検査とともに,放射線をがんに集中して照射することによる放射線治療を担っているのが診療放射線技師です。
医療をとりまく環境が変化する中で,診療放射線技師に求められる業務の内容やその質は大きく変化し,より専門化が進んでいます。優れた技術を効果的に安全に駆使することで,患者様の期待に応えられる技術を提供することが大事です。
本学は開学から20年以上経ち,これまで築きあげてきた実績と信頼が本学の大きな財産になっていると思います。蓄積された教育力を多様な教育カリキュラムに取り入れ,充実した最新の実験・実習設備で学習することにより,より確実な知識と技術を習得することができます。
教員紹介
放射線技術科学科 学科ページ
実習室紹介
放射線技術科学科の実習室の様子を、360度カメラの画像で体験してみましょう! 写真の上でクリック&ドラッグすることで、好きなアングルで見ることができます。
放射線治療室
放射線治療に使用するリニアックがある実習室です。
正面には放射線を発生するための加速器があり、手前の黒い台は患者さんが横になる寝台です。
様々な放射線を計測する機器を配置して実習を行い、より実践的な環境で学修することができます。また、学生同士で実際の治療を再現する実習にも使用されます。
一般撮影室
正面に見える寝台と機器が、骨撮影に使用される装置になります。右奥に見える紫と白の装置が、乳房撮影装置です。
これらの装置は放射線を使用して、形態の変化を観察して診断をするために使用されます。
右側に見える装置が骨密度測定装置です。名前の通り、骨の密度を求めることができる装置です。骨粗しょう症などの診断に使用されます。
CT撮影室
右奥に見るドーナツ型の装置がCT装置です。体の輪切りの画像を放射線を使用して得ることができます。
左側に見える車輪が付いた装置はポータブル撮影装置です。放射線を使用した検査を受けに来られない患者さんのために、病室で撮影できるようにした移動型のX線撮影装置です。
他にも装置が写っていますが、説明が難しいので、是非見学に来て、見て、触ってください!!