看護学科
豊かな人間性を基盤に21世紀の看護に貢献します
看護は、健康な人から不健康な人まで、そして、年齢や性別、価値観などが異なるすべての人を対象にする実践的な活動です。看護職は人々が普段の生活を通して健康を維持増進し、病気や健康障害の発生や悪化を予防できるように支援していきます。病気や怪我で治療が必要な人には、病気と向き合うことや、できるだけ早い回復を助けるとともに、その後の生活の変化に適応できるように支援します。そして、死を迎えつつある人には、最期までご自分の意思を大切にしながら充実した時間を生きることを助けます。
看護は、患者さんに「何かをしてあげること」ではなく、その人自身が自分の力に気づき、自分で健康な状態に向かっていくことを助けます。看護はすべての人が持っている健康に生きる力を引き出す活動だと言えます。
看護学科では、生命をいつくしみ、人間を深く理解し、正しい知識と技術を用いて効果的な看護を追求できる資質を備えた看護職を育てることを目指しています。そして卒業後も自己研鑽を積み、看護学の発展と保健・医療・福祉の向上に貢献できる人材として成長し続けていただけることを期待しています。
学科長挨拶
看護には、健康増進および疾病予防、病気や障害を有する人々あるいは死に臨む人々のケアが含まれます。看護は、人間の尊厳と権利を守ることを基盤にしたヒューマンケアの理念に基づき、人が人間としての尊厳を維持しながら、今その人にとって最良の健康状態を目指すことを支えます。看護学科では、すべての年代、多様な健康状態にある人々(個人、家族、集団、地域)の健康問題や、健康に対する人々の反応・行動を深く学び、健康の維持・増進を目指した専門的な支援のありかたや方法を探求していきます。
人間とは? 健康とは? 人間の健康と深くかかわる環境・社会とは? そして看護とは何か? 疑問を持って自ら学び、分かる・発見する喜びを、私たちと一緒に体験しませんか。
教員紹介
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