授業科目名:【H21カリキュラム】生命科学(1001)

担当教員:◎大西健 桜井直美 

 

開講学期および日時:
  前期  金曜日   1時限

1年次[選択]  2単位  30時間


(授業概要)

専門科目の履修に必要な生物学の基礎的および発展的な知識について理解を深める。細胞と生命活動について理解する。分子生物学の具体的な知見や技法を学び遺伝子診断、遺伝子治療および先端バイオ医療について理解する。生物とその諸現象から細胞生物学的な動的生命活動を理解する。また生物種間の多様な相互関係と感染や病原性について理解する。更に生命40億年の発展から構築された現在の生物界とヒトについての理解を深める。


(教育目標)

専門科目を学習するために必要な生物学を、高校生物から発展的に生命現象の科学的探究により理解する。生物学を通じて豊な人間性を養い、柔軟性のある価値観を育成する。


(行動目標)

1 生物の特徴と細胞についての概念を述べられる。
2 生体物質について説明でき、それらを列挙できる。
3 遺伝と遺伝子についての概念と構造を述べられる。
4 DNA複製、変異、修復、組換えについて説明できる。
5 転写調節機構について因子や応答配列などについて述べられる。
6 翻訳とゲノム情報について、その相互関係とともに述べられる。
7 細胞の分裂、増殖、死についての概念を述べられる。
8 分子生物学の先端技術を理解し説明できる。
9 発生と情報伝達について説明し、それらを応用した学問分野を述べられる。
10 恒常性の維持が多細胞生物にとって必須なことであることを説明できる。
11 多様な感染性生物について列挙でき、それらの感染様式を述べられる。
12 感染性生物の病原性について多様な病原生物について説明できる。
13 生態系のなりたちについて述べられる。
14 進化論についての考え方について説明できる。


(授業計画)

時間

授業内容

行動目標

担当教員

教授・
学習法

1

2

生物の特徴と細胞【生物の系統、生物の分類、細胞構造、細胞内小器官、生体をつくる分子、細胞を構成する物質、遺伝子(DNA)、染色体】

1,2

未定

講義

2-4

6

分子遺伝学:DNA【遺伝子の構造、遺伝情報、遺伝子の働き、DNA複製、変異、修復、組換え、細胞分裂、DNA複製、岡崎フラグメント、DNAの変異、DNAの修復、染色体の組換え】

4,7

未定

講義

5-7

6

分子遺伝学:RNA【転写調節機構、原核生物と真核生物の遺伝子構造、転写、イントロン、エキソン、転写後修飾、スプライシング、翻訳とゲノムRNAの多様な機能、RNAワールド】

4-6

未定

講義

8-9

4

先端バイオ技術【遺伝子組換え、組換え生物、分化全能性、キメラ動物、遺伝子ノックアウト、遺伝子ノックダウン、ES細胞、iPS細胞、再生医療】,バイオインフォマテックス

7-9

未定

講義

10-11

4

多細胞生物【動物の発生、分化、細胞間情報伝達機構、情報伝達物質、受容体、恒常性、免疫】

9,10

未定

講義

12-13

4

感染生物学【寄生虫、細菌、ウイルス、プリオン、病原性、エンデミック、パンデミック】

11,12

未定

講義

14

2

生態学【生態系、食物連鎖、性淘汰、生物の生存戦略、適応放散、生物進化、中立説】

13,14

未定

講義

15

2

試験

1-14

未定

講義


総括的評価

小テスト、レポート提出および試験等で評価する。 (ただし欠席により、その回に小テストがあれば、得点が得られません。その結果として出席率が悪ければ成績に悪い影響が出ます。場合によっては規定時間内の欠席日数でも単位の取得に関係してきます。)  【再受験の取扱:有, 出席時間数要件:2/3以上】


教科書:
田村隆明 「コア講義 分子生物学」 裳華房
吉田勝利 「スクエア最新図解生物」 第一学習社

参考書:


その他資料:


担当教員から

生命の特徴と細胞の機能について考え、最終的に生物界におけるヒトについて学ぶ。遺伝子診断、遺伝子治療および再生医療についてその最先端の学問分野について理解する。寄生虫、細菌、ウイルスおよびプリオンなどの感染生物と感染防御機構について学ぶ。医療従事者として必要な多くの基礎知識を高校生物の知識をもとに深めましょう。(担当教員とかメールか27研究室(内)6427)