授業科目名:【H21カリキュラム】統計解析演習(1016)担当教員:◎中村洋一 海山宏之 

開講学期および日時:
  後期  水曜日   2時限
1年次[必修]  1単位  30時間

(授業概要)
 科学的根拠に基づいた意思決定を行うために,客観的な立場から情報<データ>を分析する統計的方法を習得する。また,コンピュータ(表計算ソフトや統計解析プログラムパッケージ)を利用したデータ分析の方法について演習を通して学ぶ。

(教育目標)
 統計的方法を理解し,保健医療福祉の分野において,情報<データ>の収集・分析・意思決定を科学的に行える。

(行動目標)
1 統計の概念を理解する。
2 情報を適切な方法で要約し,表現する。
3 要約した情報から未知の事柄について推測する。

(授業計画)
時間授業内容行動目標担当教員教授・
学習法
12統計の基礎概念:統計の基礎概念である確率を理解し,母集団からの無作為抽出による標本とその分布を学ぶ。 【確率,母集団と標本,無作為抽出,度数分布】 1中村 海山講義・演習
22標本の図による要約:標本の各種図表による資格化を理解する。 【棒図表,帯図表,線図表,円図表,地図図表,順位図表】 2中村 海山講義・演習
32正規分布:確率分布の代表である正規分布を理解する。 【正規分布,標準正規分布,標本平均の分布】 1,3中村 海山講義・演習
42散らばりの尺度:標本分散,標本分散の分布,変動係数 【標本分散,変動係数】2中村 海山講義・演習
52平均の区間推定:標本平均から母平均を推定する方法を理解する。 【区間推定,二標本の平均の区間推定】3中村,海山講義・演習
62仮説検定の概念:統計的な仮説の検証の方法を理解する。 【帰無仮説と対立仮説,有意水準,検出力,検定統計量,棄却域】3中村 海山講義・演習
72平均の仮説検定:標本の平均から母集団の平均についての仮説を立証する方法を理解する。 【一標本,対になった標本,二標本】 3中村 海山講義・演習
82分布型に寄らない検定:母集団分布を仮定しないノンパラメトリック検定について理解する。 【ノンパラメトリック,中央値の差の検定,分布の差の検定】 3中村,海山講義・演習
92二項分布に関連した検定:比率の推定と検定と符号検定について理解する。 【二項分布,カイ二乗検定】 3中村 海山講義・演習
102分割表の検定:対になった質的なデータにおける分割表の検定を理解する。 【関連性の検定,独立性の検定】 2,3中村 海山講義・演習
112相関係数:対になった量的なデータの関連性の扱いを理解する。 【積率相関係数,決定係数,順位相関係数】 2中村 海山講義・演習
122回帰分析:対になった量的データの片方からもう一方を推定する方法を理解する。 【目的変数,説明変数,回帰係数】3中村 海山講義・演習
132多変量解析:多くの変数を同時に扱う統計解析手法を理解する。 【重回帰分析,判別分析,主成分分析】3中村 海山演習
142統計解析ソフトの使い方を学習する。 【インポート,エクスポート】1~3中村 海山講義・演習
152試験1~3中村 海山演習

総括的評価
演習ごとの課題と筆記試験などにより総合的に評価する。  【再受験の取扱:無, 出席時間要件:4/5以上】

教科書:
1)杉山髙一,佐藤学,杉山早苗:保健・医療を学ぶ人のための統計学,絢文社,2003年,\1,995

参考書:


その他資料:


担当教員から
講義を含めた演習を行います。演習は表計算ソフトや統計ソフトを用い,1人1台づつのコンピュータを使用します(「情報処理演習」で行った表計算ソフトが使えることを前提とします)。演習を進めながら,情報の科学的分析能力と根拠に基づいた意思決定の方法を学んでください。(中村:研究室10,nakamura@ipu.ac.jp  海山:助教室2,umiyama@ipu.ac.jp)