| 授業科目名:【H21カリキュラム】独語(2013) | 担当教員:鈴木満 |
| 開講学期および日時: 前期 火曜日 1時限 後期 火曜日 1時限 | 2年次[選択] 2単位 60時間 |
| 先人の遺したものを模倣し、さらに一歩進んで創造できる人材を育成する、という大きな目的の一環としてドイツ語を学ぶ。英語以外の外国語を初めて学習するとの前提で、ドイツ語を基礎から学習する。いくつかのポイントをおさえれば意外に簡単な言語であるが、基礎を身に付けるには授業の復習が必須である。受講生の負担が重くなり過ぎないように、丸暗記しなければならない事項と、理解すればよい事項を明確に分けて指導する。ある程度の基礎力が身に付けば後は楽なので、特に初期の学習に気を配ってもらいたい。 |
| 1 ドイツ語を聞き、話し、読み、書くための基礎力を身につける。 2 将来、自分でさらに学習を進められるように辞書・文法書の使い方を習得する。 3 マルバツ式、択一式に答えを選ぶのではなく、ドイツ語で表現できるようにする。 4 雑誌等からドイツ語圏の人々の考え方についての情報を得られるようにする。 |
| 1 ドイツ語の発音と表記を正しく関係づける。 2 辞書・文法書等を利用する。 3 名詞に関連する語形変化を理解する。 4 動詞の語形変化を理解する。 5 単純な文の構成を理解し、表現できるようにする。 6 複合的な文構成を理解し、表現できるようにする。 7 長文の構成を理解する。 8 ドイツの文化に触れる。 |
| 回 | 時間 | 授業内容 | 行動目標 | 担当教員 | 教授・ 学習法 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 授業の進め方の説明,ドイツ語の勉強方法のアドバイス,辞書・参考書の紹介,ドイツ文化について | 1, 2, 8 | 鈴木 | 演習 |
| 2 | 2 | 文字と発音の解説,ドイツ語の特徴について 【ローマ字・英語との違い】 | 1, 2, 8 | 鈴木 | 演習 |
| 3 | 2 | 基本的な動詞を中心としたドイツ文の作り方 【haben, sein, werden, 動詞の規則変化,不規則変化,数詞】 | 1, 2, 4 | 鈴木 | 演習 |
| 4~5 | 4 | 冠詞・名詞の変化の練習 【性・数・格,定冠詞,不定冠詞,複数形,格変化】 | 2, 3, 5 | 鈴木 | 演習 |
| 6 | 2 | 冠詞類の使い方と基礎ドイツ文の練習 【定冠詞類,不定冠詞類】 | 1, 3, 5 | 鈴木 | 演習 |
| 7 | 2 | 冠詞(類)に関する小テスト,前置詞を使った基礎ドイツ文の練習 【前置詞,前置詞の格支配,動詞の不規則変化,代名詞】 | 2, 3, 5 | 鈴木 | 演習 |
| 8~9 | 4 | さまざまな動詞,時刻,金額などについての練習 【分離動詞,非分離動詞,非人称動詞,前置詞の融合形,再帰動詞,動詞の格支配,時刻,年月日,金額】 | 2,3,4,5,8 | 鈴木 | 演習 |
| 10 | 2 | 命令・要求の表現を含んだ練習,語彙数の増やし方などについて 【命令形,接続法,複合名詞】 | 2, 3, 4, 5 | 鈴木 | 演習 |
| 11 | 2 | 長文理解の基礎力をつける 【主文,複文,従属接続詞,並列接続詞,定型二位,定型後置】 | 2, 4, 6 | 鈴木 | 演習 |
| 12 | 2 | 形容詞を含んだドイツ文の練習 【形容詞の格支配,形容詞の弱変化・強変化・混合変化,形容詞の名詞化】 | 2, 3, 7 | 鈴木 | 演習 |
| 13 | 2 | 助動詞を含む文を使った基礎練習,格の用法に慣れる 【助動詞の由来と用法,英語の目的格との違い】未来形の文についての解説,語彙を増やす総合練習 【未来・推量の助動詞】 | 4, 7, 8 | 鈴木 | 演習 |
| 14 | 2 | 比較級を使った文の解説と総合演習 【比較級,最上級】 | 2, 3, 7 | 鈴木 | 演習 |
| 15 | 2 | 試験 | 鈴木 | ||
| 16 | 2 | 前期の復習 | 1~8 | 鈴木 | 演習 |
| 17~24 | 16 | 既習事項の総合的な復習と発展・応用練習 【発音,動詞の現在人称変化,名詞の性・数・格,冠詞と冠詞類,前置詞,分離動詞,再帰動詞,非人称動詞,各種の代名詞,形容詞の格語尾・比較変化,形容詞の名詞化,話法・推量の助動詞,基数と序数】 | 1~8 | 鈴木 | 演習 |
| 25~26 | 4 | 過去についての表現方法の解説,総合練習 【3基本形,過去基本形,過去人称変化,過去分詞,完了形,完了の助動詞,zu不定詞】 | 2, 6, 7 | 鈴木 | 演習 |
| 27~28 | 4 | 基本文型・基礎単語についての小テスト,受動を中心とした総合練習 【状態受動,動作受動,自動詞の受動,主語のない文】 | 2, 6, 7 | 鈴木 | 演習 |
| 29 | 2 | 関係文の解説と練習,事実ではないことの表現法についての解説 【関係代名詞,関係副詞,接続法,I式,II式,間接話法】 | 2,3,4,6,8 | 鈴木 | 演習 |
| 30 | 2 | 試験 | 鈴木 |
| 小テスト2回、学期末試験2回の成績の合計点による。ただし、演習の結果やその他特別の事情は考慮する。 【再受験の取扱:有, 出席時間数要件:4/5以上】 |
| 今やほとんどの国内問題が同時に他国でも起きています。そこで他国ではどのように対処しているかを調べることになります。その際、どのような事情からどのような意見が出て決定されたのか、そのプロセスが参考になるのではないでしょうか。重要な結論は英語で情報を得られることも多くあります。しかし結論に至るまでドイツ人はよく議論をします。ドイツ語を学び、ドイツの文化に触れることでドイツ人の「結論の出し方・考え方」を知ることができれば将来の財産になるはずです。 基礎文法を年間30回弱の授業に分けて学習すると、文法事項が目立って「生きたドイツ語・身近なドイツ語」を習得したという実感があまり得られないかもしれません。基礎単語と文法の知識なしに成果は望めないので、それは仕方がないのですが、達成感が得られなくても困ります。そこで、各回の文法説明にはなるべく深入りしないようにし、似たような事項を何度にも分けて総合的に学習することにします。さらにドイツのドラマや映画鑑賞も多くして日本人の常識との違いなども感じることができるとよいと思っています。昨年度の受講生を見ているとドイツ語検定試験を受験すれば受かりそうな人が何人もいました。ドイツ語能力検定試験の資格を手にして社会に出ることができれば一層成果を実感できるでしょう。 連絡先:suzukimt@ipu.ac.jp |