授業科目名:【H21カリキュラム】経済学(1037)担当教員:平沢照雄 

開講学期および日時:
  前期  木曜日   2時限
1年次[選択]  2単位  30時間

(授業概要)
 日本経済の基本的な仕組みがどのように形成され、それが現在どのような問題に直面しているかについて学習する。それによって、日本経済の現状を理解するために必要な基礎知識を修得する。

(教育目標)
1 日本経済への入門を目標とする。 2 特に、①1930年代、②戦後の経済発展、③21世紀初頭の構造改革期の3つの時期の日本経済に光を当て、(1)日本経済の規制および規制緩和、(2)国民生活安定のために必要な経済制度についての理解を深めることを目標とする。

(行動目標)
1 現代経済におけるセイフティーネット(経済社会安定のための制度)の重要性を説明できる。
2 福祉国家を安定させる経済の仕組み(経済成長・企業経営・社会保障制度など)を説明できる。
3 日本経済における構造改革・規制緩和とセイフティーネットの関連を説明できる。

(授業計画)
時間授業内容行動目標担当教員教授・
学習法
12イントロダクション - 講義の課題と視点-   【日本経済、構造改革、社会安定】 1~3 平沢 講義
22現代の市場経済と経済規制・規制緩和(1) -市場の失敗と経済規制-  【市場競争、市場の失敗、経済規制】 1~3 平沢講義
32現代の市場経済と経済規制・規制緩和(2) -セイフティーネットの重要性-  【経済規制、規制緩和、セイフティーネット】 1~3 平沢 講義
421930年代の経済規制とセイフティーネット(1) -日本における経済統制の特徴-   【経済統制法、カルテル助成、公益規定】 1 平沢 講義
521930年代の経済規制とセイフティーネット(2) -経済規制の日米比較-   【NIRA、資本条項、労働条項】 1 平沢講義
621930年代の経済規制とセイフティーネット(3) -経済規制の共通点と相違点-   【協力の仕組み、経済規制、セイフティーネット】1平沢講義
72労働条件の規制と産業協力活動(1) -労働条件適正化への取り組み-   【労働条件、労働時間規制、最低賃金制度】1平沢講義
82労働条件の規制と産業協力活動(2) -産業協力活動の展開-   【事業者団体、労働組合、産業協力】1平沢講義
92戦後日本の経済成長と社会安定 (1) -戦後日本経済と福祉国家の形成-   【戦後改革、福祉国家、社会安定】 1平沢講義
102戦後日本の経済成長と社会安定 (2) -「会社主義」の普及・定着と高度成長-   【会社主義、高度成長、社会安定】1平沢講義
11221世紀の日本経済と社会安定(1) -「会社主義」の行詰りと福祉国家の動揺-   【失われた10年、会社主義、社会安定】1平沢講義
12221世紀の日本経済と社会安定(2) -構造改革の展開と経済格差の拡大-   【構造改革、規制緩和、経済格差】 2~3平沢講義
13221世紀の日本経済と社会安定(3)  -知識資本主義の時代とセイフティーネット-   【大競争、知識資本主義、セイフティーネット】3平沢講義
142講義の総括   1) 経済成長と経済規制   2) 構造改革・規制緩和と社会安定   3) 日本経済の課題   【構造改革、セイフティーネット、社会安定】1~3平沢講義
152期末試験平沢

総括的評価
筆記試験(期末試験)の成績に数回のミニレポートの点を加え総合的に評価する。再受験の取扱あり。出席時間数は2/3以上必要。さらに再受験にあたっての留意事項については改めて告知する予定。

教科書:
レジュメおよび資料を配布するとともに下記の参考書を利用する予定。

参考書:


その他資料:


担当教員から
1 日本経済の現状や社会・経済制度に関心のある学生諸君の受講を希望します。 2 授業は抽象的な経済理論を扱うのではなく、授業に関連するDVD教材なども利用しながら、日本経済に対して具体的なイメージをもってもらうことに重きをおいています。 3 授業は原則としてシラバスに沿って進めるが、経済・社会情勢の変動などを考慮して多少変更することもあります。 4 連絡教員:才津芳昭