授業科目名:【H14カリキュラム】診療過程援助論(6800)担当教員:◎高橋由紀 川野道宏 未定 

開講学期および日時:
  前期  金曜日   3、4時限
2年次[必修]  2単位  60時間

(授業概要)
診療過程における看護援助は、健康障害を持ち、医療を受ける対象への援助である。ここでは様々な援助場面に共通する感染予防の技術について学習する。さらに、診断・治療過程を受ける対象への基礎的な援助技術を科学的根拠に基づきながら演習を通して修得する。

(教育目標)
診療を受ける対象者の診断および治療に伴う基本的援助技術を学ぶ。

(行動目標)
1 感染予防の概念と基本知識について説明する
2 感染予防のための技術を修得する
3 診療を受ける対象の心理的・身体的特徴について説明する。
4 診療過程における安全・安楽な援助技術の必要性を説明する。
5 診療過程における看護師の役割について説明する。
6 診療過程における安全で安楽な援助技術を修得する。

(授業計画)
時間授業内容行動目標担当教員教授・
学習法
1~241.看護実践に共通する技術:感染予防  1)スタンダードプリコーション 2)感染予防、清潔の概念  【手洗い】3,4,5,6高橋、川野臨地実習
3~44 3)滅菌と消毒  【滅菌操作】3,4,5,6高橋、川野演習
5~64 4)医療廃棄物処理  【ガウンテクニック】  3,4,5,6高橋、川野演習
7~842.診断・治療過程に必要な援助技術  1)導尿  【男性・女性の導尿操作】3,4,5,6高橋、川野演習
9~104 2)留置カテーテルの固定と管理  【留置カテーテルの挿入・固定と管理】3,4,5高橋、川野演習
11~124 3) 罨法  【温罨法・冷罨法】  4) 包帯法  【包帯の種類と適応、絆創膏の種類と用い方】  3,4高橋、川野演習
13~144 5)採血  【静脈血採血の方法・血液検査】 3,4,5高橋、川野演習
15~164 5)採血  【静脈血採血】  6)与薬法    ①内服法   【経口薬物療法・薬物療法時の援助・法的根拠】3,4,5高橋、川野演習
17~184  ①内服法   ②注射法   【注射器の取り扱い】3,4,5高橋、川野演習
19~204  ②注射法   【筋肉内注射、点滴静脈内注射、皮下注射(デモ)】      3,4,5高橋、川野演習
21~224  ②注射法   【皮下注射】   ③輸血法3,4,5高橋、川野演習
27~284 7)吸入   【酸素吸入・ネブライザー】3,4,5高橋、川野演習
23~244 8)吸引   【上気道吸引】   3,4,5高橋、川野演習
25~264実技試験およびまとめ3,4,5高橋、川野
29~304筆記試験1,2,3,4,5,6高橋、川野

総括的評価
筆記試験、実技試験、ミニテスト、課題レポート、出席状況により総合的に評価する  【再受験の取扱:無, 出席時間要件:4/5以上】

教科書:
1)氏家幸子、阿曽洋子、井上智子  「看護基礎技術Ⅰ,Ⅱ」第6版  医学書院
2)茨城県立医療大学・診療過程援助論演習書

参考書:
1)坪井良子、松田たみ子 「考える基礎看護技術Ⅱ」 ヌーヴェルヒロカワ
2)岡崎寿美子、野々村典子  「基礎看護技術 臨地実習での学習展開」  医歯薬出版
3)小板橋喜久子著 「病者の生活行動と看護」 メジカルフレンド社
4)中島記恵子著 「生活の場から看護を考える」 医学書院
5)江川隆子他著「看護における生活概念」
6)川島みどり他著「看護技術の科学と検証―日常ケアの見直し」 日本看護協会出版会
7)川島みどり著「看護技術の現代」 日本看護協会出版会
8)小松浩子他 著「看護実践の根拠を問う」 南江堂
9)矢野邦夫他著 「院内感染対策ガイドー米国疾病管理センタ(CDC)によるか学的対策」 日本医学館
10)日本感染症学会編「院内感染対策テキスト」 ヘルス出版
視聴覚教材:VTR,OHP,CAI

その他資料:


担当教員から
看護は、医療を受ける対象者の反応に応じた個別な援助を行う。個人に応じた援助を実践するためには、手順でなく、技術の原理・原則をふまえた技術を身につけることが大切である。臨地において、対象に必要な援助をアセスメントしながら、頭脳と身体の動きが一体となって行動できるようなプログラムで学習を行なう。実習室で、シミュレーションの使用や援助する側、援助を受ける側の役割を取りながら、主体的に学んでほしい。