授業科目名:【H21カリキュラム】生活援助論(1070)担当教員:◎高橋由紀 桜井直美 川野道宏 松田たみ子 

開講学期および日時:
  後期  水曜日   1、2時限
1年次[必修]  2単位  60時間

(授業概要)
看護基礎技術は、安全・安楽・自立を目的に、科学的思考及び深い人間理解に基づいて行われる看護の基本的方法である。ここでは、対象者の日常生活を援助するための、環境、安楽な体位、活動と休息、衣、食、清潔、排泄等の基礎的技術について、科学的根拠に基づき学習し、演習を通して理解を深める。

(教育目標)
対象の生活を援助するための基本的知識を理解し、基礎的な看護技術を習得する。さらに、看護者としてふさわしい態度を身につけ、看護の役割を果たす姿勢を養う。

(行動目標)
1 看護技術とは何かについて説明できる。
2 生活の概念や生活行動を学習する意義について説明できる。
3 生活や生活行動の身体的・心理社会的意義について説明できる。
4 病者の生活の場や生活状況について理解し、具体的に説明できる。
5 既習の学習内容と基本的看護技術の関連性について説明できる。
6 対象の生活をアセスメントするための視点と観察項目を説明できる。
7 生活行動を援助するために必要な看護技術を修得する。
8 対象の生活の安全・安楽・自立のための援助を志向する必要性を説明できる。

(授業計画)
時間授業内容行動目標担当教員教授・
学習法
1~241.看護技術とは  2.生活の概念と生活行動 【生活とは・生活の展開・成り立ち要因】 3.生活行動を支える援助  1)安全・安楽・ボディメカニクス【ボディメカニクスと人間工学】 1,2,3,4,5,6,7 髙橋、川野演習
3~44 2)生活環境への援助  ①病床作成 【環境調整・ベッドメーキング】 2,3,4,5,6,7 髙橋、川野 演習
5~64 3)活動と休息への援助  ①安楽な体位・体位変換 【体位と安楽】  ②移動・移送 【車椅子・ストレッチャー】 2,3,4,5,6,7 髙橋、川野演習
7~84 ベッドメーキングチェックテスト 2,3,4,5,6,7 髙橋、川野演習
9~104 2)生活環境への援助  ②リネン交換 【臥床患者のリネン交換】 2,3,4,5,6,7 髙橋、川野 演習
11~124 4)栄養と食事への援助  ①食と栄養の基礎 【乳幼児・学童・思春期編】 2.3.4 桜井演習
13~144 ②食と栄養の基礎 【成人・老年期編】 2.3.4 桜井演習
15~164 ③食事の援助 【栄養のアセスメント・経管栄養】 2,3,4,5,6,7 髙橋、川野 演習
17~184 5)排泄への援助  ①排便/排尿介助  【臥床患者の排泄援助・便器/尿器の適応と使用方法】 2,3,4,5,6,7 川野、髙橋演習
19~204 ②排泄のアセスメント  ③浣腸 【グリセリン浣腸】 2,3,4,5,6,7 川野、髙橋演習
21~224 6)清潔への援助  ①口腔ケア衣生活と身だしなみの援助 【臥床患者の口腔ケア】 2,3,4.5,6,7 髙橋、川野 演習
25~288 ③清拭 【全身清拭・寝衣交換・足浴】 2,3,4,5,6,7 髙橋、川野 演習
23~244 ②洗髪 【頭部の清潔】 2,3,4,5,6,7 髙橋、川野 演習
29~30 4筆記試験及び実技試験 1,2,3,4,5,6,7,8 髙橋、川野

総括的評価
筆記試験、実技試験、ミニテスト、課題レポート、出席状況により総合的に評価する 【再受験の取扱:無,  出席時間要件:4/5以上】

教科書:
1)坪井良子、松田たみ子 「考える基礎看護技術ⅠⅡ」 ヌーヴェルヒロカワ 第3版 2006
2)茨城県立医療大学・生活援助論演習書

参考書:


その他資料:


担当教員から
看護実践はサイエンスアートであり、生活している人間への援助を重視している。年齢や性別、健康レベルの異なる人々に必要な援助を実践するために、手順でなはく、技術の原理原則を理解し、自ら思考しながら頭脳と身体の動きが一体となって行動できるようなプログラムで学習を行なう。主に実習室で援助するもの、援助を受ける者の役割を取りながら、主体的に体験的に学んでほしい。